『指遊戯〜 ユビアソビ 〜 』byうたかたさん


暗指遊戯 〜 ユビアソビ 〜
 

コレを覚えたのは・・・いつの頃からだろう・・・
一時凌ぎの慰めに過ぎないけれど・・・もうコレを止める事は出来ないかもしれない。
また今日も・・・甘く切ない夜遊びが始まる。
「ったく・・・お子ちゃまは早く寝ろよ! 子供が夜更かししてもいいことなんか全然ないんだからな!!」
「ちょっと!子供扱いしないでよ!! もう・・・九鉄の馬鹿っ!!」
軽口を叩きながら無理矢理部屋に私を押し込めると、バタンとドアを閉め九鉄は出て行った。
きっといつまでも私が起きていると、自分が夜遊びにいけないからだろう。
和久寺家お守り役の自覚があるのかないのか・・・同じ双子でも鋼十郎様とは全然違う。
・・・鋼十郎様
誰よりも温かく優しい手をもつ人・・・
幼い頃眠れない時はそっと優しく抱きしめてくれた・・・
あの大きく優しい温もり・・・
そうやって鋼十郎を思い出していると、またアノ感覚が躯の内から湧き上がってくる。
知らず知らず鼓動が高まる・・・。
――― カ  ラ  ダ  ガ  ホ  テ  ル・・・―――
思わず堪えきれなくなりそっとベッドに潜り込むと、目を瞑り再び愛しい鋼十郎に
思いを馳せていった・・・。

――――― 一美様・・・
鋼十郎様が私を呼ぶ・・・
あの大きく温かい手が優しく私を撫でていく・・・。
・・・きゅんと甘く躯が鳴く。
――――――― あぁ・・・・また・・・・長い夜が始まる・・・・・。
そろそろと夜着の上からまだ僅かにしか膨らんでいない幼い双丘に手を伸ばしていく。
そっと手をあてると、服の上からでも鼓動が高まっているのがわかる。
これから起こる感覚に胸を高鳴らせながら、指で敏感な突起を服の上からなぞった。
「んっ・・・!」
甘い波が胸の頂から全身に伝播していく。
そのままかりかりと引っかくように触りながら、空いている方の手で小さな胸をそっと
揉みしだいていく・・・。
「んっ・・・くぅっ・・・・ぁ・・・」
胸の頂きにある小さな突起が徐々に固さを増し、夜着の上からでも自らの存在を主張し始める。
ついに堪えきれなくなって夜着の合わせ目から手を差し入れ、直に触れると痛々しい位に
芽が張り詰めていた。
その芽を指先で軽く摘むと、こりこりと擦りあげる。
「!・・・んぅっ!・・はぁっ・・・!」
ぞくぞくした甘い疼きが、頭の奥を痺れさせる。
必死で声を噛み殺しながら、下腹部がじんわりと熱くなっていくのを感じていた。
「こう・・・じゅう・・・ろう・・・・・さまぁ・・・」
知らず知らず愛しい人の名前を呼びながら徐々に高まりゆく幼い躯・・・。
10歳というまだ未熟な年齢ではあるが、今この時はもうすでに・・・一美は一人の女であった。
片方の手を胸へ残しながら、そろりと手を下へと伸ばしていく・・・。
十分に躯が高まったのを見届けると、私はそっと夜着の裾をはだけていった。
つぅっとショーツ越しにそこに触れると、もうすでに・・・そこは己の蜜で溢れかえっていた。
「・・・くふぅ・・・・ん」
甘い疼きを感じながらも、胸の内に微かな罪悪感がよぎっていく。
しかしもうこのままでは自分の躯が静まらない事を 一美が一番良くわかっていた・・・。
胸の奥に微かな罪悪感を仕舞い込み、また再び・・・指の戯れへと没頭していった。
ショーツ越しに指をあて、そっと自らのクレパスを撫で上げていく・・・。
指を動かすたび布地と秘所が擦れあい、くちゅりと控えな水音が聞こえる。
次第に撫で上げていく速度が速まり、布越しのじれったい感覚に我慢できなくなると
ショーツの中に手を差し入れる。
自らの小さな泉に指を滑り込ませ、解きほぐす様にゆっくりと動かす。
水音が部屋から漏れてしまうかもしれないと思いつつも、指の動きを止める事は出来なかった。
そしてさらに最も敏感な芽に手を伸ばすと、そっと指先で触れ、つぅっと撫で上げる・・・。
「ふぁあぁんっ! ・・・・・っ!!!」
思いのほか大きな声が出てしまったのに驚き、咄嗟に自らの手で口を塞ぐ。
はぁはぁと荒い息を吐きながら、また再び・・・自らの敏感な突起へと手を伸ばす。
「んくぅっ・・・ふっ・・・・はぁん・・・っ」
ぷっくりと膨らんだ芽がさらに固くなり、より感覚が研ぎ澄まされていく。
指の動きに合わせ、電流のように快楽の波が走る。
・・・その甘い誘惑に幼い一美の精神が抗う術などある筈がなかった。
自らの本能に任せ、指の動きを徐々に早めていく。
自らが生み出す背徳的な快楽に溺れそうになりながら、頭の中で鋼十郎の事を思い浮かべた。
鋼十郎様・・・・
鋼十郎様・・・・!
鋼十郎様ぁっ・・・・・!!
愛しい人を想いながら、自らを慰め 唯ひたすら昇り詰めていく。
そんな倒錯した感情も・・・いまや己を高めるものにしかならない。
「ふぁっ・・・! んっ・・・・っぁあぁあん!!」
指が自分の意識下から離れ、独立した生き物の様に自分を責め立てる。
さらにもっと快楽を貪る様に、もう片方の手を蜜壷に滑り込み、内側を擦るように掻き混ぜていく。
くちゅくちゅと淫らな水音が楽器のように部屋に響き渡る。
切なげに息を吐きながら、一美はもう・・・自分の限界が近い事を感じていた。
鋼十郎様! 鋼十郎様ぁっ!・・・・好きっ・・・・大好き・・・っ!!
躯が震え、何も考えられなくなる。
残っているのは鋼十郎への溢れる思慕とどうしようもない程に高まった快楽の波・・・!
『ふぁああぁあんっ! ふぅっ・・・! はぁぁぁあああああんっ!!』
枕に顔を押し付け、声を殺しながら私は一気に登りつめ、シーツの海へと沈んでいった・・・。
指遊戯 〜 ユビアソビ 〜
―――― それは夜密やかに紡がれる少女の内緒の秘め事・・・。
指遊戯 〜 ユビアソビ 〜
――――――― それは満たされぬ想いを埋める甘く切ない夢物語・・・。
 

――― fin ―――
 
 

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