『 寸止めな王子 』

「私の側から離れてはならぬぞ」
もろ肌脱いだ王子はからかうような笑みを浮かべてキャロルに言った。上半身をすっかり露わにされたキャロルは息を弾ませながら、衣装で胸を隠した。
白い胸に転々と散る紅い斑点。王子の接吻の跡。
「いよいよ明日はハットウシャに入る。そなたが私の妃になることを嫌がらなければもっと華やかに入城できたものを」
「妃になるのは嫌じゃない。でも婚儀より前に・・・王子のものになってしまうのは嫌・・・。恥ずかしいもの」
「ここまで許しておいて何を申す。私がそなたの首筋を、胸乳を・・・こんなに愛したのに。切なげに腰を揺すっていたくせに、腰帯を解くことは許してくれぬつれない乙女」
王子はニヤニヤを意地悪く笑ってキャロルを抱きしめた。王子自身がキャロルに触れた。
「嫌っ・・・」
キャロルは必死に抗うが・・・。
「そなたの嫌は、あてにならぬ。胸の柔肌を許すときも散々嫌がっていたくせに・・・あんなに声をあげて涙ぐんだりして。嫌と言うことは、もっとということだな」
王子は好色で強引だ。女に慣れた彼は潔癖なキャロルが強引さを好む性癖があることを見抜いていた。
「ま・・・。じき出発だ。そなたを初めて女にしてやるときはやはり絹の帳が相応しかろう。今は許そう。今は、な」
王子は優しくキャロルの衣装を整えてやりながら囁くのだった。

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