『 こう見えても私…byテティ 』


『ミノア王国のミノス王が初めてエジプトを訪問する』
私はこの話を聞いたときに、意を決してミノア滞在中に感じた、ミノス王の姫様への仄かな想いをメンフィス様に言上しようと心に決めた。
メンフィス様は炎のようにお怒りになり、ミノス王御滞在中は宮殿の警護を倍に増やし、それだけでは足らず、メンフィス様と御一緒でない姫様がミノス王の視界に入ることすらないよう、厳重に警戒態勢を敷いたので何事も起きず、何やら未練を残したように見えるミノス王はともかくミノアにお帰りになられたので、私も心から安堵して、こうやってペラペラしゃべってるんだけど。

姫様もねぇ、お優しいのは結構なことなんだけど、ミノアではそのお優しさが災いして姫様ご自身も、そして、こう申してはなんだけど私もエライ目に遭った。
いえ、姫様をお守りするのが私の役目だしそれは当然なんだけど、私がエライ目に遭ったのはどっちかと言うと姫様が助かってから後のこと…


『お前が付いていながら一体なんたること!』
『お若いメンフィス王をお諌めしつつ、王妃のお身の上を案じつつ、そして密かにお前の身を案じる私の身にもなってみよ!』
『今度このようなことがあれば、妻として公にし宮殿のお勤めをご遠慮させていただくことも考えねばならぬ!』
こんな感じで、ずっと怒られっぱなし。
でも、宮廷女官のお役目は栄えあるものだし、公に妻となってお姑仕えするのも肩が懲りそうなのよね…今の関係のほうが気が楽そう。。。
それにこのまま姫様の御信頼を得て、将来は世継ぎの君の乳母役になるのが彼と私の夢なの。
なーんて思っているけど、ホントは昼も宮殿で愛する人を見ていたい、ってのが本心かしら。

え?私の恋人が誰か気になるって?そりゃもう決まってるじゃない。
母と息子が共にファラオ御夫妻のお側近くにお仕えしてる方と言えばわかるでしょ?
ん?なんですって?あの方がなぜ私を恋人にしているかですって?
失礼ねっ!こう見てても私…
「脱ぐとすごいんです。」

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