『 Ψ(`▼´)Ψ 』 「ムーラ、姫はどうしているか」 「は、はい。侍医が鎮静のお薬を差し上げ、今はもう落ち着かれました。 ・・・・・あ、あの王子。どうか落ち着かれませ。婚儀を前にした女性というのはとかく不安定なもの。姫君も王子の許から逃げ出されようとしたこと、痛く後悔し、反省しておいででございます」 「・・・・そなたは黙っていてくれ。私から姫によっく言い聞かせる」 3日後に王子との婚儀を控えたキャロルが性懲りもなく脱出を目論んだことを聞き、王子は急ぎ表宮殿から戻ってきていた。 「姫・・・・」 王子は物憂く寝台に伏せるキャロルを無理矢理抱き起こした。恐怖に顔を強ばらせるキャロル。だが先ほど飲んだ薬が効いており、身体は思うように動かない。 「そなた、また性懲りもなく逃げようとしたのだな・・・・。そなたはもう我が妃にしかなれぬ身であるに。エジプトのことは忘れよ。 ・・・・メンフィス王もじき、そなたのことは忘れよう」 「嘘よっ!メンフィスは私を待っていてくれるわ。帰るのよ。王子なんて大嫌いっ!私、嫌よ。結婚なんてしな・・・・嫌っ、きゃあっ!!!」 神経を逆なでするキャロルの拒絶の言葉に、王子の堪忍袋の緒が切れた。 「なれば・・・そなたがもう、私の側以外のどこにへも行けぬ身体にしてくれる!私の心を知りながら、私を翻弄する憎きそなた・・・っ!」 王子はキャロルの衣装を乱暴に引き裂いた。 「いやーっ!いや、いや、いやっ!!誰か・・・っ!」 キャロルは必死に抗うが薬のせいか身体は痺れて重い。声もかすれたような小さなのしか出ない。 「おとなしくいたせ・・・・。そなたがいけないのだ。素直に私に答えてくれぬから」 王子はキャロルの身体を押さえつけ、小振りな乳房を舐めあげ、乳首をなぶった。膝で脚を割り開けば、年の割にはひどく未熟な秘所があらわになる。 「何と幼い身体よ・・・・」 王子はキャロルの脚を肩に担ぎ上げ、薔薇色をした肉厚の花を舐め回した。舌先で巧みに花芯を剥きあげ、花弁を割り開き、狭い泉を探る。 「ひいっっ・・・!」 キャロルの身体が痙攣する。今まで味わったことのないおぞましい感覚が、快感なのだということを知るには彼女はまだ幼い。 王子は花を弄び、賞味しながら胸の紅玉を捻りあげたり、ふくらみの中に押し込んだりして弄んだ。 「幼い味だ・・・・。だが丹精次第では素晴らしく美味な蜜を蓄えるようになろう・・・・」 にやりと笑う王子。 「嫌っ!!大嫌いっ!メンフィス、助けてぇ!」 あられもない格好をして泣きながら憎い恋敵の名を呼ぶ愛しい娘。 キャロルの身体を改め、半ば夢心地であった王子の心は冷たく凍った。 「二度とその名を呼ぶことは許さぬ!そなたは私のモノだ」 王子は言い、腰から短剣を鞘ごと引き抜き、キャロルの顔の前にかざした。柄頭に大きな荒削りの宝石を填め込み、手が滑らぬように柄全体に革ひもを巻いた柄。使う人の手に合わせ武骨に大きいそれ。 「そなたがもう、どこにも行けぬ身体にしてやる」 王子の唾液と自らの蜜に濡れる幼い場所を乱暴に拭くと・・・・いきなり、短剣の柄を突き立てた。 「きゃあぁぁぁぁっ!!」 激痛と恐怖に痙攣し弓なりになる白い身体。青い目はいっぱいに見開かれ、声にならぬ悲鳴をあげる口からは一筋の唾液。 「あ・・・・ああ・・・・あああああ・・・・・」 王子はねじ込むように柄を突き立てた。狭い場所は乱暴に引き裂かれ、軋む。 「そなたが悪いのだ・・・・・」 王子は激痛に痙攣し、血の匂いを漂わせる花芯に舌を這わせながら囁いた。 「それでも・・・・私はそなたを愛している」 王子が柄を抜き差しする。薄い小さな花弁がむごたらしく捻れる。 「どこにも行かぬと申せ・・・。そなたはもう私のものだ・・・」 王子の言葉にキャロルは人形のようにがくがくと頷いた。 「良い子だ・・・・・」 王子は優しく微笑むとキャロルの胎内から血塗れの柄を引き抜いた。寝台を汚す大量の血・・・・。キャロルの涙であるようにわき出る赤い液体・・・。 「そなたは私の花嫁だ・・・・・」 明るい昼の日差しが差し込む浴室で王子はキャロルに言った。痛めつけた身体を優しく馴れ馴れしく清めあげる王子。虚ろな顔をしたキャロルは抗いもせず無言だった。 (ワタシハ モウ メチャクチャニ サレテシマッタ・・・・) 深い絶望がキャロルを蝕む。無理矢理、の屈辱が彼女を叩きのめす・・・・。 だが。 彼女はすでに王子の子を身籠もっていた。長い長い月日の後、彼女はヒッタイトで自分の居場所を得るのだが今はそれを知らない・・・・。 end |