『リバ神さん』




     



    信長は部屋に入ると荷物を放り投げて、バスルームに向かった。
    「チクショー、今日の朝は晴れだって言ってたじゃんかよー」
    キュッとシャワーの栓をひねる。
   

                    間。


    「・・・・・・・アレ?」
    首を傾げてもう1回同じ事をやる。しかし、お湯どころか、水の一滴も出る気配は
    しない。
    「まじかよ〜・・・・」
    少し考えた末、信長は神の所の風呂を貸してもらう事にした。
  

   


    神の部屋に行くと、彼もまた信長と同じようにびしょ濡れで立っていた。
    「あれ、神さんも・・・??」
    「うん。すぐ帰ってくるつもりで出たんだけど、こんなに降るとは思ってなかった
    から・・・・・・結局、濡れちゃった・・・・」
    「神さんあの、俺ん所のフロが・・・・・」
    信長は、風呂が壊れたことを神に話した。
    「すいません、神さんとこ借りてもいいっすか?」
    「うん、いいよ。入っといで」
    やった、と自分の部屋に着替えの服を取りに行こうとした信長だったが、ある事
    に気がついてはっとした。
    (オレが先に入ったら神さんが風邪引いちまう・・・・)
    かと言って神が先に入れば信長が風邪を引く。
    神もその事がわかったようで。
    「いいよ、ノブが先に入っ・・・・・」
    「一緒に入っちゃいましょうか??」
    言ってから、しまったと思った。神は硬直している。
    「あー・・・・・・・や、だっ、その・・・・今のは!」
    あたふたといい訳しようとする信長の言葉を神の声が遮る。
    「ノブ、お前言ってることの意味わかってるの?」
    カーッと顔が熱くなるのが自分でもわかった。神とは日頃から仲良しで、
    たまにちゅうとかされちゃう程度の間柄だったが、お年頃の信長は、神にあ〜んな
    事やこ〜んな事をされているところを想像したことがないわけではなかった。
    「神さ〜んっ」
    「じゃあオレは先に入って待ってるから。まァ、風邪引きたくなかったら入っておいで」
    神は取り合わずにバスルームに消えてしまった。
    「うぅー・・・・。神さんの意地悪っ」
    諦めて信長は自室へと向かった。
    ハナから神は信長が来ると信じて疑わない。
    「・・・・・・オレのノブなら・・・・ね・・・」
            

                    ちゃぷん

   
    程なく神は信長が入ってくる気配を感じとっていた。
    「ずいぶん早かったねぇ」
    「俺の部屋、すぐ近くだし・・・・・」
    もじもじと下を向いて言う信長が可愛くて。
    神はノブ・・・・と彼の手を引っ張った。
    神の胸の中に、信長が倒れこむ。
    「・・・じん、さ・・・?」
    見上げると、神は優しく笑って言った。
    「体。洗ってあげるよ」


   

    
    数分前から、信長は神のオモチャにされていた。
    「はーい、気持ち良いですかぁ?」
    すでに泡だれけの信長の体を撫で回して遊んでいる。
    「神さーん・・・・(涙)」
    逆ソープごっこ・・・なんちって・・・・(自爆)
    「ちゃんとキレイに洗わないとねー・・・・」
    神は後ろから信長を左手で抱きしめて、残った手で好き放題に体を
    まさぐっている。胸の突起に指が触れた瞬間、
    「うげっ?!」
    信長は初めて叫んだ。
    (本当はもっと色っぽい声だしてほしいんだけどな・・・・)
    と神は苦笑する。
    2、3度と同じ所を弄ぶと、信長の出す声はだんだんトーンが高くなっていった。
    「・・・・・・ノブ、」
    強引に顔を振り向かせて、信長にキスをした。
    いつもより深い、本当のキス。
    「・・・・・・・・・」
    「・・・・・・・・・」
    きつく抱きしめたまま、ようやく神は絡まる舌を解いてやった。
    「・・・・・・・・・・ふぁっ・・・」
    信長の少し潤んだ瞳には、優しい神の顔が映った。
    「ノブ。大好き」
    「・・・俺も・・・神さん」
    2人はお湯の中に入ると少し照れながらもういっこキスをした。

   
   


    風呂を出て、ベットの上に寝ていても、信長の体が冷えることはなかった。
    裸のままでも、決して冷える事はなかった。
    神に陰茎を咥えられているのだ。体はさっきよりも熱くなった。
    「・・・へえ・・・。体の割に似合わず立派なんだなぁ。ノブって」
    ワザとだ、と信長は思った。
    神はワザとそれを口に含んだまま喋っているんだ。
    時々、唾液が言葉に絡まって、くちゃっという音がする。
    「・・・・神さ・・・っ!もうやっ・・・っ」
    「え、いいの?」
    パッと口が離された。
    「あっ?!」
    「ちぇー、つまんないの。・・・・でもノブが嫌って言うんなら・・・」
    「・・・・!!」
    どこまで神は意地悪なのだろうか。信長は切なそうに神を見た。
    「俺がやめてほしくないの知ってるクセに・・・・。神さん、ひでー・・・・」
    「ごめんごめん。・・・だってノブがこんなに可愛いからつい・・・」
    自分は男だから、可愛いなどと言われたいとは1度だって思った事はなかった。
    それが、神に言われるというだけで、こんなにも嬉しくなってしまうものなのか。
    「じゃあ神さん☆」
    「ダメ」
      ・・・・・・・・・・・・?
    「えっ。神・・・・」
    「ノブ。お前・・・・、」
    神は信長の体を起こして、顔を覗きこんだ。
    「こんな前戯で満足してるんじゃないだろうね?」
    ゼンギ。
    「何、神さん・・・・」
    後ずさる信長を逃がす神ではなかった。
    「夜は長いのだよ、ノブナガ君」
    
    あおー・・・・・・・・・・・・ん。


   


    大会前だけど、翌日の部活はお休み。
    なわけない。
    海南大附属高バスケットボール部の朝練に遅れたのは、神と信長と、
    何故か牧さん。
    陵南高校ではいつも通り、仙道さんが遅刻でしたとさ。
    牧の遅刻の理由を知るもの、この世に2人。
    仙道さん・・・・・そして・・・・・。
    「・・・・ノブ・・・・可愛いなぁー・・・・」



                終わり

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