「正しい休日の過ごし方」
「愛してるでぇ、ちゃん」
「んなコト、軽々しく言うなや。 反吐が出る。」
「つれへんなぁ、チャンは」
「“ちゃん”つけるなや。 キモい」
布団に寝っ転がって、うだうだ と たまの休日を過ごしている私の元に、
性格の悪い糸目がやってきた。
「アンタ、仕事は?」
「今日は非番や。 ちゃんに合わせたんやで?」
嬉しい?と聞く糸目にポツリと
「うれしゅうないわ」と言うと、また笑って「つれへんなぁ」と言った。
「死んでしまえ」
「そんな事言うたら、ボクほんまに死ぬで? チャンの愛の力が足りひんから。」
「おぅ、死んでまえ。 死んでウチに詫びろ。」
「ひっどいわぁ」
『市丸たいちょぉ〜〜〜 どこですかぁ〜〜〜!! 仕事してくださ〜〜〜〜い!!!』
「…………」
「アンタの小姓呼んでるで?」
「……ボク、絶対行かんから」
「何子供みたいなこと言ってんの はよ行きぃ。」
『市丸たいちょぉ〜〜〜(泣)』
「…………」
「ホラ」
「…………」
「隊長はん?」
「……また行くから」
ちゅ、と小さく頬にキスをして糸目のアホは出て行った。
「ウチの休日返せ、アホ」
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いえぇぇぇぇっす!!! 市丸ギン!!!!
んでもって、関西弁ヒロイン!
アカンわ…所々和歌山弁入ってる……。 死ぬ…。