泥びたしスミス、そして決着

 スミスはアンダーソン君の拳を左頬に受け、頭蓋を激しくゆがませながら倒れる…と思いきや、簡単に体勢を立て直す。
 これでは、アンダーソン君の拳をCGで目いっぱい強調した意味が無いではないか。

 そしてそのあと、全く腰の入っていない別の攻撃でダウンを奪われたスミスは、土にめり込んで姿が見えなくなる。
 吹っ飛ぶスミスの描く弧に、何処かとぼけた感じがある。

 (まだ奴は参っていないだろうなあ。だいたいもってコピーも大勢居るし。)いい加減嫌気が差してきた表情をするアンダーソン君。案の定、あたりの地面がグラグラグラ…。
 このグラグラ感は三流怪獣モノテレビ映画のそれである。

 「わたしの世界だ、わたしのものだ!!」一度土にめり込んで再び登場したスミスは、 泥びたしの姿になっている。そして、なおもアンダーソン君に襲い掛かる。
 このときの飛び掛り方、今までの中で一番ワイヤー丸見えである。

 「始まりがある物には全て終わりがあるのよ、ネオ。」オラクルの言葉を語るスミス。 
 これ以降、アンダーソン君とスミスの顔が交互に映し出され、何とも言えず単調な絵に。(参考リンクここ)

 さらに、感動的な決着のつけ方と名高い、アンダーソン君がスミスに上書きされるシーンも何か変だ。
 スミスの手がアンダーソン君にズッポリめり込みすぎであり、二人の映像を別々の日に撮って継ぎ合わせたようにすら見える。マトシリーズの今までと比べると画像合成の腕が悪いように感じられる。
 大体、アンダーソン君にスミスの手が刺さる瞬間を押さえた絵すら無い!!

 何故、3部作の最後を飾るシーンが安いのか?!

 こうは考えられないだろうか。やはり本来はアンダーソン君の拳で決着がついていたのだが、急に勝負の流れを変えて しまったのではないかと。

 泥びたしのスミスがいる事で、スミスが泥びたしではない 「コードの雨をも弾くアンダーソン君の拳がスミスに直撃するカット」はとどめの攻撃ではありえず、 そのあとに泥びたし後というシーンがちゃんとあるものだという事が強調されている。
 しかし泥びたしになる経緯は、殴り飛ばされたスミスがまさに土に埋まってしまうカットは… 3流のCGで描かれているのだ。

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