泥びたしスミス、そして決着 スミスはアンダーソン君の拳を左頬に受け、頭蓋を激しくゆがませながら倒れる…と思いきや、簡単に体勢を立て直す。
そしてそのあと、全く腰の入っていない別の攻撃でダウンを奪われたスミスは、土にめり込んで姿が見えなくなる。
(まだ奴は参っていないだろうなあ。だいたいもってコピーも大勢居るし。)いい加減嫌気が差してきた表情をするアンダーソン君。案の定、あたりの地面がグラグラグラ…。
「わたしの世界だ、わたしのものだ!!」一度土にめり込んで再び登場したスミスは、
泥びたしの姿になっている。そして、なおもアンダーソン君に襲い掛かる。
「始まりがある物には全て終わりがあるのよ、ネオ。」オラクルの言葉を語るスミス。
さらに、感動的な決着のつけ方と名高い、アンダーソン君がスミスに上書きされるシーンも何か変だ。
何故、3部作の最後を飾るシーンが安いのか?! こうは考えられないだろうか。やはり本来はアンダーソン君の拳で決着がついていたのだが、急に勝負の流れを変えて しまったのではないかと。 泥びたしのスミスがいる事で、スミスが泥びたしではない
「コードの雨をも弾くアンダーソン君の拳がスミスに直撃するカット」はとどめの攻撃ではありえず、
そのあとに泥びたし後というシーンがちゃんとあるものだという事が強調されている。
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