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〜水も滴るいいオンナ 2nd ignition〜
ある日の昼下がり。昼食のカツサンドもろもろを上手く買い終えた俺は、飲み物を買うべく渡り廊下の自販機の前に来ていた。 今日は何となく、カフェオレの気分。硬貨をすいっと投入し、カフェオレのボタンを押す。 ガチャッ、ガタン。 子供の頃からずっと変わらない自販機の音。俺は商品口からカフェオレを取り出した。 そしてふと売り切れのランプが点いていないか確認する。商品ボタンは真っ黒のまま、つまりまだ在庫があるという事だ。 …無意識に彼女の事を気遣っている自分に苦笑する。 十波由真。俺と同学年の彼女とは一年生のときはまったく面識が無かったが、とある因縁によって急接近、今では顔を合わさない日など無いように毎日会っている。それも、俺のほうからアプローチしているのではなく、大多数が彼女の方から。毎回毎回、くだらない勝負事に付き合わされては、いつの間にか勝利を収めているが、最近は彼女からのお誘い(由真は果たし状だと毎回息巻いているが)が楽しくなってきているのに気付く。 女の子は苦手、と自分に言い聞かせてはいるが、やっぱり可愛い子に積極的に付きまとわられると多少なりとも嬉しいと感じてしまうのは男の性(さが)なんだろうか。 「あ、たかあき発見ー♪」 噂をすれば影。声のした方向に振り返ると、渡り廊下の入口のところに体操服姿の由真が居た。何か、無性に機嫌がいいのが遠巻きからでも見て取れる。 それにしても…由真は制服からでは良く分からないが、体操服に着替えると体のラインがおぼろげながら浮き出るので目のやり場に困る…。タマ姉ほどでは無いにしろ、普通の男からの視点で見ても、由真はかなりスタイルの良いほうだと思う。脱がしてみたら…きっともっと凄いんだろうな…。 「何よ? ボーッとして?」 「うわっ!」 妄想に浸っていた俺は、突然至近距離で声を掛けられ一歩飛びのく。相手からしてみれば、ちょっと失礼なリアクションだったが、今日の由真はそんな事はお構い無しに機嫌が良いようだ。 …これはきっと何か裏がある…。 「ねえ、たかあき。ちょっと付き合って欲しいところがあるんだけど」 …ワナだ。 俺の第六感、というか、今までの由真の行動から微妙な危機を感じる。でも、今まで彼女の誘いに乗って自分がワナに掛かったというのほど痛い目に会ったということは無かった。それどころか、ゲームセンターでの対戦、理不尽な条件ながらのテニスなど、今にして思えば結構楽しかった事の方が多いと思う。もっとも由真のほうは俺をぎゃふんと凹ましたい、ただそれだけの事に執着しているように見えるが。 「いいぞ」 大した思考時間も無く、ほぼ即答で答える。ワナだと分かっていても、何故かワクワクしてしまうのは俺が変になってきているだからだろうか? 俺の即答に由真が満面の笑みを浮かべる。口端にそれとなく小悪魔的な笑みも混ざっていたけれど。 「こっちこっち」 由真に引かれて、俺達は校庭のあたりまでやってきた。 「はい、お先にどうぞ〜♪」 すると、今まで先導していた由真が突然俺に先を勧めて来た。ははぁ、この付近に罠か何かが仕掛けているという事だな。 こういうところにあるのは大抵落とし穴の類だと思うけれど…。と、辺りを見回すと、如何にも先ほど土を掘り返してすぐ埋めたような跡があった。 (バカかこいつ…) 由真を見ると、未だにニコニコと笑顔を浮かべている。きっとかなり努力したんだろうな、結構な深さを掘ったに違いない。ここで罠を即座に見抜き、由真を失意のどん底に叩き落とすのは簡単だが、もうちょっとからかってみるのも面白い。さて…どうしたものか…。 ざばあっ!! と、目の前の落とし穴(?)を観て思案にふけていると、後方で物凄い水音がした。 「うひゃあっ!」 それと同時に、絹を裂くような叫び声が上がる。恐る恐る後ろを振りかってみると…。 「冷たいっ! 冷たいっ! 冷たいっ! は…は…は…はくしょん!!」 ずぶ濡れになって地面に尻餅を付いている由真が居た。流石に先ほどの笑顔は無く、半泣き顔になっている。 「やべえっ! 下に人がいやがった!」 「バカッ! だから確かめて流せっていっただろッ! 逃げろッ!」 上を見上げると、顔を確かめる間もなく、厄災の元凶は部屋の中へと姿を消してしまった。 自分自身に被害が無かったからか、自業自得とも思える由真がちょっと気の毒になってしまった。 「こらぁーっ! 逃げるなーっ!」 いたずらをして逃げ出す子供を叱るように、由真が天に向けて怒号を発した。 でも、きっと証拠がないから、犯人は特定出来ないだろうな…。 なんて思っていると、天を睨み付けている由真の視線が俺に移り変わった。 「あんたが…あんたがさっさと落とし穴に落ちないから…!」 「待てっ! 今のは絶対に俺は悪くないぞ! そう、天地神明にかけて! あと、じっちゃんの名にもかけて!!」 いつもどおりの理不尽な八つ当たりを食らう。これが日常茶飯事となりつつあるから、もう彼女の一方的な言い分にも慣れてしまった。 「ふふふ…ここまであたしを窮地に追い込んだのはあんたが始めてよ…でも、「窮鼠猫を噛む」という言葉が…」 まるで悲劇のヒロインでも演じるかのように由真は自分の世界に入り込んでしまっている。いや、この場合は悲劇のヒロインというよりも、ドジばかり踏んでいる憎めない悪役と言ったところか。 と、冷静に状況を判断して、由真の体を良く観てみると、そこには…。 (ス…スケスケ…) 由真の体操服は水気をびっしり浴びて体にところどころ貼りついていた。白い布地のお陰で、その下の肌の色が顕著に浮き出ている。下着のブラジャーが浮き出ていない事から、ひょっとして由真はノーブラ…。 「何よ! さっきから黙りこくって! 言いたいことがあればはっきり言いなさいよっ!」 由真は自分の体がとんでもない事になっているのに気付いてないようで、俺を睨み付けたまま行き場の無い怒りを叩きつけてくる。恥ずかしいが、言いたいことがあれば、はっきり言ってあげるのが紳士だろう。 「いや、その…由真…お前、透けてるぞ…」 「透けてるって何がよ! 透明人間になってる訳でもあるまいし…」 そういうと由真は視線を俺から自分の体へと移動させた。瞬間、彼女の顔が見る見るうちに真っ赤になる。 「…っ! ばかぁっ! この変態! スケベ! 痴漢っ!…えーと、それから…えーと…強姦魔っ!」 由真は慌てて自分の身を腕で覆う。そして、いつもの、お決まりの、あのセリフ。 「これで勝ったと思うなよ〜っ!」 ビシッ、と俺に指を突きつけたが刹那、今までに無いスピードで俺の前から逃げ去っていった。 (いいもの見せて頂きました〜、ナマステ〜) 由真が去っていった方向に手をあわせ、お辞儀をする。こういうオイシイイベントがあっただけでも、その日は一日中上機嫌になってしまうのはやっぱり男の性(さが)というものなのか? やっぱり、由真と一緒に居るのは楽しい。女の子が苦手な俺だが、彼女と出会ってからは少しながら女の子に慣れてきていると思う。今日の事はクレーンゲームの人形でフォローしておくか。財布の中に五百円硬貨があることを確認した俺はちょっとした彼氏気分に浸るのであった。 おしまい ●というわけで、今回のエロスは東鳩キャラでタマ姉と並んで日エロ出演確実、 と言われるほどエロ可愛い由真たんでした。そろそろタマ姉も描かないといけないね。 ●ところで、玄関先に穴を掘って(コンクリートだけど)貴明を落とそうとするイベントって、由真たんでしたっけ、瑠璃ちゃんでしたっけ? いちいち確認するのめんどいから、どなたか心の優しい方、投票所コメントでこそっと教えて下さると嬉しいです(笑) ●昔、萌えの基礎を作った偉大なる先人はこうおっしゃいました。 エロスとは、身近に起こりうる出来事と、 ぶっちゃけありえない出来事のまったく正反対の 局面にあってこそ、真の価値を発揮するものだと!ΣG(+□+) つーわけで、今回は『身近に起こりうる出来事』という事で、スケスケ由真たんw 突然の夕立に見舞われた女子高生とかを見て、男性諸君は天の恵みキタ━━━(゚∀゚)━━━!! とか思ったことはないかい?(爆) まあ、わたしは真っ白い服はあんまり着ないので、こういったイベントに見舞われてもスケスケになりませんが、もしわたしが政治家になったら、雨に見舞われてあられもない姿になった女の子を補償する意味で、 『微エロ税』をその付近に居る野郎どもから徴収できる法律を打ち立てたいと思います(死) ただし、この法律は可愛い子にのみ適用w あと、何で女子の夏服ってのは透ける白色仕様で出来ているんでしょうか…。 女子の制服といえば、学校。学校といえば教育。教育といえば文部省。 そう、これは文部省の陰謀だ。ポルノ規制とか何とかいってながらも、ここは萌え大国ニッポン! 政府の深層はいつの間にか萌えと微エロに侵されていたんだよ!(°□°lll) |