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〜お約束ハプニング〜

作:ま〜くん  絵:柊トモカ
 まだ暑い日の昼下がり。窓の外では容赦ない日光がアスファルトを焼き、地面には我が物顔で蜃気楼が練り歩く。

 しかしここ、神尾家の居間は平和なものだ。さすがは屋根の下。拷問のような日光は届かず、
そろそろ引退を考える時期に入りそうな扇風機が必死に首を振っている。

「にははっ。虹〜♪」

 庭先から観鈴がはしゃぐ声が聞こえる。先ほど済ませた昼食の後片付けを済まし、庭木に水を撒いている。

「う〜い。満腹だ〜」

 俺の方はというと、久しぶりに肉体的にも精神的にも充実した気分で寝転がっていた。というのも、



『久しぶりにいいもん見せてもらったの〜』

『ホントかっ!』

 ブンッと音がするほどの勢いで顔を上げる。聖の病院の前。
もはや定位置となったそこで、つい今しがた病院から出てきたらしい人の良さそうな老人が見下ろしていた。

『いやあ、いい冥土の土産になったわい』

『なら、払うものを払え』

『ん? おお。そうじゃったな。ほれ』

 我ながら不躾な要求だと思ったが、それにも笑って懐をまさぐる。

 今まで見た事もないほどの上客だ。

『せ、千円!? こんなにいいのか!?』

 しかもこの額。俺にとって天文学的――
とまではいかないものの、ヘタをすれば年収に近い額である。……な、情けない…。

『ばあさん、いい奴だなっ!』

 笑顔で皺だらけの手を取り、大きく上下させた。

 せっかくの稼ぎ、ヤブ医者にカツアゲされてはかなわない。
早々に店を畳み(人形を仕舞い)、神尾家へと急いだ。



 こうして俺は久しぶりに……というか、初めて神尾家に金を入れる事ができたのだ。
上機嫌の俺以上に機嫌よく笑う観鈴に、うやうやしくそれを手渡した。

 「何が食べたい?」という観鈴の問いの答えはもちろん、ラーメンセットだった。




「〜♪ 〜〜♪ ほらほら、往人さん、虹〜♪」

 庭先で水撒きをする観鈴の背中も嬉しそうである。なんだかわけの分からない鼻歌が、
ここまで聞こえてくる。メシも食ったし、程よい風も吹いている。
その優しい旋律が、ゆっくりと眠りへといざなう。

「きゃっ――きゃーーーー!!」

  しかし、そんな穏やかな昼下がりは、やはり唐突に破られた。

「なんだ!?」

 突然聞こえた悲鳴に、俺は慌てて庭先へと走った。

 するとそこには、なぜかびしょ濡れになった観鈴が縁側の前で座りこんでいる。

「どうした、観鈴!」

「セミが…! セミが背中にっ!!」

 ぱたぱたと両手を振り回すその観鈴の声を遮って、バタバタと窮屈そうな羽音が観鈴の背中から聞こえる。

 どうやら飛んできたセミが服の中に入ってしまったらしい。

 ……どうなったらそんな特殊な状況に陥るんだろう。

「……それはそうと、なんでびしょ濡れなんだよ」

「え、と。ビックリして腕を上げたら、水を撒いてたホースを手放しちゃって…。
けっこう勢いよく出てたから、こう、びしゃーって…」

 身ぶり手ぶりで説明する観鈴を見て、ようやく事情が分かった。そしてもう一つ分かった事がある。



「観鈴…その…下着…」

 こいつが着ているのは白いTシャツ。いつか俺に貸そうとしていたステゴザウルスがプリントされたやつだ。

 そんなのを着て水をかぶったもんだから、体にぴったり張り付いてしまって――

「透けてる……」

「え…? わっ! わわっ!!」

 慌てて両手を胸元にやる観鈴。

 だが、俺の頭からはその映像が離れようとしない。ほっそりとした身体のラインと、
薄く浮かび上がる赤のチェックの下着。

 普段あまり意識しないだけに、その、目のやり場に困る。

 ――じ〜、じ〜、じ〜

「わわっ! ゆ、往人さん、取ってぇ!」

「な、なにぃ!?」

 いきなり鳴き出したセミに慌てたのか、観鈴は信じられない事を言い出した。

 取るという事は背中に手を入れるという事で背中に手を入れると言う事は
俺の手が観鈴の服の中にあーでもないこーでもない…。

「往人さん!」

「行くぞ、観鈴!!」

 ええい、こうなりゃ勢いだ。はっしゃオーライ。俺は行くぜ、母さん。天国から見ててくれよな。

「いいか…?」

「うん…」

 ゆっくりとシャツの中に手を入れた。せめてもの気休めとして、視線だけはそらした。
しっとりとした感触の上を手が滑り、くすぐったいのか時折観鈴はくぐもった声を漏らす。

(やーらけーなー)

 もはや目的など吹っ飛んでしまい、その感触を楽しみたいところなのだが…

「ん…くふっ…。ゆ、往人さ…ん…はぁ……」

「あ、わりぃ」

 肩越しにうるんだ瞳で見つめられれば、男としての使命感にも目覚めるというものだ。

「どの辺りだ?」

「えと、ね。ホックの所」

「ほぉ!?」

 …っく。つまりブラのホックの所に止まっているらしい。なんというか…先の見える展開はどうかと思う…。

「早くぅ!」

「くっ! 仕方ない…!」

 がばちょと襟首を引っ張って、中を覗きこんだ。白い肌を包むチェックの下着の真ん中に、アブラゼミ。
柔らかそうな背中はあえて意識から追い出し、セミに狙いを定めて――

「とりゃっ」

 手を伸ばすが、もう少しのところで逃げられてしまう。
が、一度出した手は止まらない。そのままホックへと指が引っかかり、

「はわっ! ブラが取れちゃったっ! 往人さ〜ん!」

 俺のせいじゃない! 俺のせいじゃないぞ、観鈴!

「う〜…う〜〜…」

 セミなっかそっちのけで落ちてしまった下着を押さえて観鈴が唸る。が、

「今度はセミがおなかの方に〜〜〜!!」

 状況はどんどん嬉しい――もとい、まずい方向へと一直線。

 セミを押さえていいのか下着を押さえていいのか、混乱した観鈴はそのどっちもできず、
ブラはすでに落ちる所まで落ちてしまっていた。

「往人さ〜ん、はやく取ってよぉ〜」

 涙目になってこっちを見上げる観鈴はなかなかにいじらしく…
…下着がなくなって今度はダイレクトに透けているバストに気付いていないようだ。

 なかなかナイスな感じだぞ、観鈴。

 白いTシャツに形のいいバストが張り付き、もちろんその中心の突起もばっちり透けている。
形どころか色まで分かるその艶かしい姿に、そろそろ俺もビーストモードにチェンジしそうだ。

「お願い、往人さん」

 自ら襟を前に引っ張り、少し震えながら待つ観鈴。照れているのだろうか。
その頬は真っ赤に染まり、まっすぐこちらを見れない瞳は恥ずかしそうに横にずれている。

 これで萌えなきゃ男じゃないぜ!

 国崎往人、いっきま〜す!








「はぁ…。疲れた…」

 けっこう手間取ったが、なんとかセミを逃がす事ができた。

 なんか途中で「あんっ! それは違う〜!」とか「ちょ、あんまり強くしないでぇ〜!」とか声が上がったが、
お隣に届いていないだろうか。

 いや、俺に非はないぞ。…きっと。……たぶん。

「あ、ありがとう、往人さん」

 観鈴も疲れたようだ。しゃがんで両腕を地面につき、肩で息をしている。

 と、そこに乱入してくる女が一人。

「たっだいま〜。いやぁ、今日は暑いなぁ…って…なんやねん、これは!?」

 びしょびしょになった縁側で疲れ果てた2人。まああまり見ない光景ではあるよな。

「荒い息…乱れた服に、潤んだ瞳…。いそうろう〜…。あんたも大それた事やってくれたやないの…」

 ん? ちょっとマテ。なんか話がおかしな方向に…。

「よくも観鈴の貞操をぉ〜! そこに直らんかい!」

「やめ、誤解だ〜!!」

 包丁を振り回す晴子から逃げまわる。騒がしい台所で、

「いっぺん死ぬか、コラーー!!」

「誤解だっつの!」

「……?」

 観鈴は一人、疲れ果ててぼうっとした表情で首を傾げていた。
●はい、今回は日エロ投稿作品、ま〜くんさんから頂いた観鈴ちんエロスをお送りしました〜。
実は今回の作品、中心となる舞台は神尾家の台所だったんですが、
文章を良く確認しないまま絵を描いてしまったので急遽庭先に変更されました(笑)
台所プレイ<庭先プレイ…(*´д`*)

AIR PRELUDEも発売されて観鈴ちんの魅力をここでもう一度再確認して頂けたら幸いです。
●魂の叫び
今、貴方がとてつもなく叫びたいセリフを下記のものから選んでください。
(スパロボちっく)

ビーストモードだと? ちちち、甘いっ! ならば俺は超獣機神モードさ! 
 「エロの心にて半端な萌えを断つ…名づけて『日曜日のエロス』
 犯(や)ぁぁぁぁってやるぜっ!ΣG(+□+)(CV矢尾一樹)

「柊トモカ! お前のCGは萌えの意思を生む源だ! エロくてはいけないっ!」
 「俗物がわたしにっ!!(`□´)」

世のため、エロのため、萌え野郎の野望を叶える『君と僕の歌う詩』!
 鍵っ子の力を借りて、今、必殺の!サンデー・エロスアターック!!(+□+)

教えてくれ、君詩。俺はあと何回エロスに悶えればいい? 
 俺はあと何回上司や家族の目を盗んで日エロを見ればいいんだ…教えてくれ、君詩!!・゚・(ノД`)・゚・。



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●つか、上のスパロボパロディネタを考えるのに小一時間費やしてしまったという罠w
相変わらず仕事が遅くてスミマセン…・゚・(ノД`)・゚・。
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戻ります〜♪