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〜娘には負けませんっ!〜
絵:柊トモカ 文:予想屋さん

(…暇だ)
 突然の得意先のキャンセルで出来た休み。気が抜けたわけではないだろうけれど
いつもより起床が遅くなった。渚はバイトで既に出ている。
(これといってすることも無いしな…)

「お、やっと起きたか小僧」

 ぶうーーーっ!!
 オッサンのアップで目覚めるとは…幸先が悪い。

「お、オッサン…なんでうちに居るんだよ」
「ふふふ…俺のパン屋もなめられたもんだな」
 普通のパン屋は、よその家に居座らない。

「大体、店はどうしたんだよ。まだ午前中だぞ」
「なあに、自動販売機に全部のパンを放り込んである。
まあ、どのボタンを押しても早苗のパンが出てくるんだがな」
 …この町を廃墟にする気か。

「それより小僧、出かけるぞ」
「どこへだよ」
「決まってるだろ、あのちょいとエロカワイイ制服のファミレスだよ!」
 それだけの為にどれだけ町の人を犠牲にする気だろうか。

「俺、パスするな」
「なんでだよ」
「渚の制服姿ならもう何度も見たからな」
 まあ…服すら着ていない姿も何度も見ているのだが。

「ふん、これだから素人は困るな。今日の目的はな……早苗の制服姿だ!」

 ぶうーーーっ!
「うおっ、つばを飛ばすな、それがお前の挨拶かっ」
「何で…早苗さんが?」
「それがな…渚の姿に触発されたらしく、冗談半分で応募したら採用されちまったんだ…今日からな」
 あの早苗さんが…あの制服を…。

「それに、早苗のパンの製造数も抑えられるし一石二鳥だ」
 あんた絶対そっちの理由でOK出しただろ。
「どうだ、見に行きたいだろ?」

■見に行く←Click!
■断る

「…見に行きたいです」
「よし、そう来なくちゃな。ちょっと待ってろ、今から俺は変装するからな」
「というか早苗さん相手に変装する必要ないんじゃないのか?」
 渚があの調子だ、早苗さんなら強引に押し切れそうな気がする。

「馬鹿、俺は早苗の匂いだって記憶しているんだ。早苗も俺の匂いを察知するかもわからねぇ…」
 あんたらは変態か。


 山を切り開いて出来たファミレス。俺を先頭に自動ドアをくぐる。
 渚や早苗さんだと気まずかったが、案内に来たのは仁科だった。

 テーブルに向かい合ったところでオッサンが話を切り出す。
「よし、じゃあ作戦を練るぞ。一人がメニューをわざと落とす。
早苗が拾おうと屈んだ所がシャッターチャンスだ。小僧、お前もカメラ持ってきているな?」
「持ってきているわけ無いだろ」
「けっ、お前も父親ならカメラの10台や20台持っておけよ。
しゃあねぇ、俺の秘蔵のカメラを貸してやる。絶対いいアングルで撮れよ」
「…ああ」
 本当にこの人は早苗さんの旦那なんだろうか。

「おっと、そうだ。小僧は早苗の胸とケツ、どっちを撮る?」
 全然旦那らしく無かった!

「ちなみに早苗の胸はでかいぞ。ビックリドンキーのEだ」
 ビックリドンキーならBじゃないんだろうか。というか早苗さん、あれでEなのか…。すげぇ見てみたい…。
「……その…胸を」
「おう、その勢いだ!」
 もしかして俺は、オッサンの術中にはまったのだろうか。
 これ以上オッサンの話を聞いていると俺がどうにかなりそうなので、さっさと呼び出しボタンを押す。

「いらっしゃいませ、ご注文を…あ、朋也くんです。それと、お友達の方ですね」
 渚だった。相変わらずオッサンの事に気付かない。ある意味、感動すら覚える。
「ああ。暇だからまた来たんだ」
「そうですか…。まだちょっと恥ずかしいです。あ、そういえば、今日から新人さんが来たんです」
「そ、そうなのか」
「わたし以外で初めての既婚の方だったので、すぐに仲良くなれたんです。とってもいい方です」
 渚は早苗さんにも気付いていなかった!

(おいっ、あんたの娘はどこまでアホな子なんだっ。というか渚に話してないのか?)
 思わずオッサンに小声で話し掛ける。
(うるせぇ、早苗の奴が驚かそうとしていたんだよっ…だが、ここまで上手くいくとはな…)

「あの、朋也くん、ご注文を…」
「ああ…悪い悪い。俺はホットコーヒー、この人はビックリドンキーパフェで」
「はい、かしこまりました」
 あるのかよ…。

「では、失礼しますっ」
 一礼して渚は厨房に戻っていった。

「小僧、また俺がパフェ食わなきゃいけないのかよ!」
「ツッコむべき所はそこじゃないと思うんだが」
「ちっ…おっと、早苗がこっち来るぞ。小僧、上手く呼び止めろよ」
「なんだか気が引けるな…」
「おっと、そういえばさっき下からのアングルで渚を隠し撮りしたんだよな〜」
「了解」
 俺たちもアホの集まりだよな…。やっぱり渚の影響を俺も受けているんだろうか。

「よし、さりげなくだぞ。あくまで偶然を装うんだ、いいな」
「ハイハイ…あ、すいませ…んっ!?」


 思わず声がうわずる。普段と違って髪を後ろでだんごにまとめていたのだが、それだけではない。
 ただでさえ胸を強調する制服だ、早苗さんが着ると立っているだけでも豊かな谷間が視界に飛び込んでくる。

「はい…ただいま…あら、朋也さん。渚に会いに来たんですか?」
「あ、まあ、そんなところです…。でも、早苗さんにも会えて、俺嬉しいっすよ」
「ありがとうございますっ」
 ぴょこん、と小さく飛び跳ねる無邪気な早苗さん。

(ゆ、揺れてるーッ!?)

 子供っぽい仕草とのギャップに、理性が崩れそうになる。
「それで、なにかご用ですか」
「ええと…」

 パーン!
 俺が躊躇しているうちに、オッサンがメニューを早苗さんの足元へふっ飛ばす。
「……」
 どうだすげぇだろ、と言いたげなオッサンの顔。いくらなんでもストレートすぎると思うが。

「あの…そちらのお客様?」
「あ、いや、早苗さん。こいつ、ちょっと手がいかれてるんですよ。
だからですね、その、時々物をふっ飛ばしてしまうと言いますか」
 自分でも思う。無茶苦茶な言い訳だ。こんなので早苗さんが信じるわけが…。
「そうなんですか、お大事になさってくださいね。よいしょっと…」
 あ…早苗さんがメニューを…屈んで…取った。
 その瞬間、片手ではおさまりそうにも無い早苗さんの胸が、俺に挨拶をする。

(こ、これが…渚では辿り着けなかった、エルドラド…)

 あまりの衝撃に、俺はただただ見とれるばかりだった。
「それでは、渚がこちらに来るみたいなので失礼しますねっ」
 一礼する早苗さん。俺は運ばれてきた注文のコーヒーにも目をくれずに早苗さんを追い続けた。
(まさに…ビックリドンキー)


「おいっ、結局まともに撮ってたのは俺のだけじゃねぇか…」
 ファミレスの帰り道。俺はぼんやりしながらオッサンの愚痴を聞いていた。

「ふん、小僧もまだまだ甘ちゃんだな…」
「ん?オッサン、何か言った?」
「お前が俺の早苗に色目使ってたからな、渚の隠し撮り写真はやらねぇって言ったんだよ」
「別にいいよ…」
 あの早苗さんの姿は、俺の記憶の中に永久保存されたからな…。



おまけ

 その日、バイトから帰ってきた渚は少し機嫌が悪そうだった。何を聞いてもつっけんどんな返事ばかり。
「なあ、渚」
「なんですかっ、朋也くんっ」
「何か嫌な事でもあったのか?」
 そう言うと、渚はぷいと俺から視線をそらす。

「朋也くん、今日もお店に来てましたっ」
「ああ」
「でも、朋也くんは新人さんの方にずっと夢中でしたっ。ぷんぷんですっ」
 そういえばこいつ、意外と嫉妬するタイプなんだよな…そんなに俺、早苗さんに気を取られていたのか。

「とっても目つきが変でした」
「ああ、悪…」
 ここは分が悪いので、俺は素直に謝ろうとしたが渚がそれを遮る。
「わたしが居るのに、朋也くんはいやらしい人ですっ」
 流石にここまで言われるとちょっと仕返ししたくなる。

「ああ、俺はいやらしい人だな」
「え?」
 そう言いながら渚ににじり寄る。

「でも…俺はな…」
 そして渚の肩に両手をかけて…。

「渚に対してはもっともっといやらしいんだぞっ」
 渚を押し倒す。

「あ、ちょっ…わ、わたしが言い過ぎましたっ、朋也くんはいやらしくなんかないですっ」
「ほーぅ。でも渚はいやらしい子だな、だってこんなに濡らしているんだもんな」
「はふっ…と、朋也くん、そんなにいきなりそんなところ触らないで、下さいっ」
 俺たちの就寝はまだまだ遠かった。



おまけのおまけ

「うーん…やっぱり早苗のケツの形は最高だ…これも自販機を導入したお陰だぜ。
早苗のパンもラベルを色々変えりゃ売れるし」
「秋生さん…そうだったんですか?」
「うおっ!?早苗、違う、これはだな…(ヤバイ…写真見られたか…?)」
「わたしのパンは…偽装しないと売れないものだったんですねーーーっ!」
「(そっちかよ!!)お前への愛に嘘偽りなんて無いぞーっ、早苗ぇーーー!!」
 その時に落とした『俺様専用・早苗秘蔵フォトブック』を発見されてまた一悶着ありましたとさ。

●はい、というわけで今回はわたしと投票所でプチ有名な予想屋さんとの合作エロスでした〜♪
まあ、絵のほうはあんまりエロくないですが、とっても楽しい文章をご賞味ください(笑)
あと日記ではお昼ごろにアップするとか抜かしてたのに夕方にまで食い込んで
マジすみませんでした…・゚・(ノД`)・゚・。

●さて、最近日曜日のエロスの絵の部分が全然エロくないとお嘆きの方も多数いらっしゃるようですが、
ご安心下さい( ̄ー+ ̄) 次回からはまるで水を得た魚のようにエロくなると思いますので、ご期待下さい。
そして何と! 次回は「脱・クラナド宣言!!」クラナドキャラ以外の鍵キャラが日曜日のエロス初登場ッ!
これは女房を質に入れてでも観なければなるまいッ!!ΣG(+□+)

●下の絵はおまけですw 汐たん文章に出てないし(吐血)

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戻ります〜♪