入笠山
にゅうがさやま
(1995m)

2006.10.09
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紅葉には未だ早いと思ったのですが、秋晴れの1日、入笠山に行ってきました。中央高速を小淵沢で降り、スキー場の「富士見パノラマ」方面に進む。スキー場のゴンドラで山頂駅で降りて入笠湿原経由で入笠山頂まで登るコースも有るが、今回は時間的に余裕が無かったので最短歩程距離で、山頂を目指すことにしました。

スキー場が近くなると、入笠山方面の道標が行き先を教えてくれるようになり、入笠会館前を右に折れ、道なりに進むと、阿原湿原がある。

この場所からは、どのくらいの広さか見当も付かないが、かなり陸地化しているように見える。



阿原湿原脇の、まゆみの実が青空に綺麗だった。
道路を先に進むと、道端に「首切り清水」という怖い地名の場所が有った。

伝説が看板に記されている。

この場所に沢山車が止まっていて登山スタイルの人がいる。聞くと、このすぐ先から登ると15分で入笠山頂に行けるという。ホントッ?







良い事を聞いた!これぞ最短距離だ!
15分なら山頂でゆっくり出来る。

車でほんの2〜3分先に登山口が有った。




ホントに10分か15分で山頂に着きました。
思ったより山頂は広々としてグルッと360度の展望。中央に丸い方位盤が有り、皆熱心に見て山の名前を確認しています。



 

 








真っ白く雪を被った北アルプス






 







諏訪湖も見えます





北側には八ヶ岳連峰と、
その裾野に広がる富士見の町




ススキの向こうに
遠く富士山も見えますが・・・・・



広々とした頂上で、爽やかな秋風に頬を撫でられながら、
暫くボーーーッとして

下りは、ものの10分も掛からず、登山と言うには申し訳ないくらいなのですが、
贅沢極まりないひと時を味わえました。
(御所平峠に有った絵地図)




「入笠湿原」

この時期、湿原には花は少なく、
キキョウの紫が、唯一色鮮やかでした。すずらんの群生を見れるのは7月頃でしょうか・・・・



湿原は木道が付けられているのですが、靴が滑って歩きにくい所を見ると本物の木では無いような気がしました。

昨夜、家族でキャンプをしたという女の子は、「凄く寒かった」と言っていました。夜は、4〜5℃になった筈だから・・・・
入笠山は、ほんのハイキング程度の山、いつでも行ける山、と思って今まで登山候補には入って無かったのですが、今回、少ない時間だけど初秋の山に行きたいと、急遽決まりました。天気も良かったので、山頂の展望の素晴らしさは意外でした。こんなに素晴らしい眺めならもっと早くに来ればよかった・・・・
もっと歩きたい人は、2時間以上も掛けて山頂を目指すコースも有り、それぞれの都合に合わせて気楽に登れる山だと思いました。遠望の山々の雪がもっと多くなった頃、又、登ってみたいと思います。やっぱり15分コースにするかな?それともゴンドラコースにするかな・・・・
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