霧 訪 山 (きりとうやま)1305.4m |
2006.06.10 |
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梅雨入り宣言を聞いた翌日、思いがけず天気予報が晴れなので、急遽、山支度をして中央道を走り、諏訪湖を過ぎて塩尻で高速道路を下りる。 目指すは「小野神社」、そこが霧訪山の登山口になっているらしい。久しぶりの登山で、この所の運動不足が気になるが、新緑の低山は、きっと楽しい山行になるでしょう |
小野神社はすぐに分かった。神社の中に入ってみて以外や以外、こんな場所に由緒正しい立派な神社があった。同じ境内に「小野神社」と矢彦神社が並んでいる。これは珍しい。 左「矢彦神社」 右「小野神社」 | |
由緒正しい神社の説明がありました。興味のある方はどうぞ・・・・・ 「小野、矢彦神社の社叢 」 「小野神社」 「小野神社梵鐘」 「有形文化財」 この神社にも御柱がありました。 | |
矢彦神社に向かって左手に有る御神水の脇から道順の矢印に添って山に向かって進む・・・ | |
矢印に連れられて来たら、畑の一角に、簡易トイレと駐車場が整備されていた。のどかな良い場所だ。すぐ後から一組のご夫婦が到着した。 | |
身支度を整えて登山口に急ぐ。ワーーーッ! こんな登山口なら間違えようも無いわ〜・・・・ | |
登山口の垂れ幕をくぐるなり、いきなり疑木で出来た階段が頭上に伸びている。途中で気が遠くなりながら歩数を数えていたら、300段位有ったような・・・・(途中で分からなくなった) やっと階段が終ると、「頂上まで1時間」の標識が・・・・・ | |
登山道は良く整備されて歩きやすい。所々の木々には名前が付いていて、今まで名前だけは聞いた事が有ったけど、始めてみる木が有ったりして嬉しかった。 しばらく行くと「御嶽山大権現」の石碑が有った。こんな石碑があるところを見ると、この山も信仰の山なんだ! | |
「かっとり城跡」の柱があった。戦国時代小笠原氏重臣の居城と伝えられているそうだが、こんな高い場所で暮らして居たとは、かなり足腰丈夫な人達だったのだろうと思ったりしながら、背中をジワッと汗が流れるのを感じる。 | |
綺麗に整備された赤松林を、突っ切るように登山道は続く | |
幽霊にも例えられる銀竜草(ギンリョウソウ)があちらにもこちらにも群生している。こんなに沢山の銀竜草が有る山は初めてです。 | |
のんびり登っていると、後から登ってきたご夫婦に追い越されてしまった。後40分の標識が・・・・もう少しだ・・・・イヤイヤまだ半分も登ってはいなかった! | |
避難小屋がありました。急な雨に降られた時なんか助かります。お天気の時は入る気がしないけど・・・ | |
周りは赤松林で、登山道以外には足を踏み入れないように かなり厳重なロープが張ってあり、「茸山につき入山禁止」の札が掲げてある。松茸山だ〜!止め山だ〜! 登山道にはみ出ているのは採っても良いよね? | |
赤松以外の雑木は綺麗に刈られて、松茸が生えやすいような環境を作っている。松茸山の中央を登山道が貫いているとは、秋になれば、山の持ち主はさぞ、気が気ではないだろうな〜! | |
オレンジの山つつじは、下のほうでは、 もう花が終ってしまっていたのに標高が高くなるに従って 今が盛りと咲き誇っていた。 | |
やっと頂上だ !噂に聞く360度の展望は薄曇りの中に隠れている。 方囲盤で確認しながら、北アルプスや南アルプス方向をむなしく眺めるだけ・・・・ 沢山のハエが弁当に群がって歓迎してくれました。 | |
頂上から見える町は小野の町でしょうか!山に囲ま れてひっそりと佇んでいるような感じでした。 晴れていれば町の向こうに 南アルプス連邦が見えるはず・・・・・グスンッ! | |
頂上で昼食をゆっくり食べ、下りは他の道を通って駐車場に下りるコースを選びました。途中で分岐地点があり、右か左か迷った末に、駐車場への方角的には左に行った方が良さそうだったので、又、少し登るのですが左に行きました。 これがなんとまあ、最初から最後まで急なダラダラの道で、余り整備されてなく、途中で不安になるほどでした。来た道を帰ろうとしていたご夫婦に、駐車場に下りる、この道を教えた事を後悔した。分岐点で間違えずに帰れたか心配しながら、尻餅をつきながら、転がるように一気に下りて来て、駐車場に戻ると、先に降りたご夫婦の車はもう無かったので無事に下山出来たらしくて、一安心・・・・フゥ〜!・・・・ 案の定、翌日から太股がパンパンに張ってシップ薬のお世話になりました。早春か秋の紅葉の時に又来たいけど、下りは絶対登って来た道を帰ろう・・・・霧訪山は、高山から見ると花も少ないのですが、それでも小さな白い花達が一生懸命咲いていました。下の写真をどうぞ・・・・・花の名前が分からないのがあります。ご存知の方は教えてください! |
霧訪山の花達 | 画像をクリックすれば大きくなります |
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銀竜草(ギンリョウソウ) |
マイヅルソウ |
オダマキ |
コバノガマズミ |
コバノガマズミ |
葉の縁が白くて綺麗だった |
オキナグサ |
アマドコロ |
スミレ |
? |
オオヤマフスマ |
何ツツジ? |
花はもっと紫色でした |
樹木の花でした |
? |
捩木(ねじき)幹がねじれています |
これはなんだろう?結構沢山見ました。 |