湯の丸高原 池の平湿原 |
2009年7月4日 |
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梅雨の合間を見て、上信越東御市(とみし)の湯の丸高原に行ってきました。・・・・・湯の丸高原は浅間連邦の西側に位置し、その名の通り丸く穏やかな表情の峰々と、爽やかな亜高原帯の気候がおりなす一帯は花高原として親しまれてしるそうです。 その中でも、池の平湿原は、標高2000m、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原です。浅間山系は温暖な里山から、一気に標高2000mを超える山頂部へと急峻な地形になっています。そして、内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差が大きく、特色有る気候条件にあります。そのため、里山に生息する動植物から、本来ならば3000m級山岳地帯に見られるような高山性の動植物までが、この一帯に混在し生息しているのです。そのような特有な環境が、池の平湿原を多様な自然がおりなす、”高山植物の宝庫”としてくれたのです。(パンフレットより抜粋しました) |
現在地を出発し、雷の丘(H)→雲上の丘(E)→三方ヶ峰(D)→湿原に下りて鏡池(F) (C)→(A)→(B)→(G)と一周して現在地の出発地点に戻ってきました。 外輪山稜線は多少のアップダウンはあった物の、歩きやすく整備されていて、 湿原に降り立ってからは木道が巡らされていて気持ちの良いコースです。 | |
地蔵峠 7月、8月の土、日、祝日はこの地蔵峠より先には マイカー乗り入れ禁止になって30分置きに シャトルバス(¥500)が出ています。 15分足らずで池の平に着きます |
紅葉の木だと思ったのですが、違う? 紅葉の花?違う? |
出発して間もなくアヤメの群生地、丁度見ごろでした。 | |
雷の丘 雷の落ちやすい場所なんでしょうか? 長居は無用・・・・ | |
テガタチドリ |
アヤメ |
雲上の丘 広々として晴れていれば遠くアルプスも見えるらしいけど・・・・・・ | |
ハクサンシャクナゲ |
ギンリョウソウ 生まれたばっかりの赤ちゃんです。 可愛いでしょ! |
見晴らし岳 眼下に広がる池の平を見下ろす絶景ポイント | |
ミヤマハンショウヅル |
更紗ドウダン |
三方ヶ峰(ミカタガミネ) これから池の平まで下ります。 | |
ヤマオダマキ |
テガタチドリ |
池の平湿原に降り立ちました。 緑の中にレンゲツツジの赤が鮮やかです。 | |
コマクサ |
レンゲツツジ |
鏡池 | |
白花のコマクサ 三方ヶ峰にはコマクサ園が二箇所あり、保護のために金網の塀で立ち入り禁止となっていますが、 所どころに撮影用に大きく窓が開いている場所があります。 その窓にカメラを入れてズームで撮影しました。 どの株も小さくて植えたばっかりなのかと思ったら、これらの株は全て実生だそうです。 ガイドの男性が20年前に来た時も同じ大きさだったそうですよ。 成長が遅いんですね!大切に見守って行きたいです。 白花のコマクサ初めて見ました。地味です。 | |
ハクサンチドリ |
ハクサンチドリ 株ごとに色や花の感じが微妙に違うようです。 |
レンゲツツジの真っ盛りです。 | |
イワカガミ |
アヤメ |
葉は蕗にそっくりでしたが・・・・ 何でしょう、結構沢山見ました。 |
ハクサンシャクナゲ |
短時間の間にこんなに沢山の花々を見ることが出来ました。撮影できなかった花も沢山有って、まさに”高山植物の宝庫”の名に相応しい場所です。5月の雪解けから10月の霜の下りるまで様々な高山植物が訪れる人を迎えてくれるのでしょう。 二時間余りの散策コースでしたが、少し登山気分を味わった一日でした。 |