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2010年6月5日 | |
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5月23日に、大菩薩に登る予定で上日川峠まで来たのでしたが、雨だったので断念して、恵林寺見学になったのでした。今日は快晴・・・・早朝に我が家を車で出発、中央道勝沼インターで20号線に下りて、日川に沿って北上、午前8時前には上日川峠到着。駐車場はすでに何台も車が止まっていて、ロッジ長兵衛脇の登山道入り口から少し離れた場所しか空いてなかった。それでも、後から車がどんどん来るので、今日は良い天気なので登山者も多そうだ。久しぶりの登山、最早るんるん気分だ・・・・・ |
上日川峠 8:00 駐車場脇には立派なトイレが有る。 |
ロッジ長兵衛 甲斐大和駅からの定期バスがここまで来るので、 都心からも便利で、人気の山なのだろう。 |
これも立派な標識が迎えてくれました。 |
テンナンショウ |
登山道に入ったら直ぐに、 山道と車道に分かれていました。 せっかくだから山道を行きましょう。 |
8:24 福ちゃん荘到着 歩き始めて20分余りで到着。 |
福ちゃん荘 結構大きな小屋で、売店も充実してました。 外には、テーブルや椅子が置かれていて 広々として気持ちの良い場所でした。 |
分岐 福ちゃん荘の前から登山道が左右に別れています。 右に行けば大菩薩峠を越えて雷岩〜大菩薩嶺、 左の道は唐松尾根を急登し、雷岩〜大菩薩嶺。 |
富士見山荘 福ちゃん荘の分岐で連れと意見が分かれ、別々のコースで雷岩を目指す事になりました。 急登は辛そうなのでパス・・・・ | |
富士見平から見た今日の富士山 やっぱ、富士山は何処から見ても素晴らしいわ〜! | |
勝縁荘着、 車道もここが最後で、 これから狭い登山道になり、 車がUターンできるだけのスペースが有ります。 |
勝縁荘 昭和初期のお金持ちの山荘って感じですが、 今は廃屋の様子をかもし出しています。 以前は山小屋だったんですよね 勿体無いですね! |
新緑の中で濃いピンクのムラサキヤシオツツジが一際色鮮やかに今が盛りです。 | |
9:10 大菩薩峠着 おーーー!ここがかの有名な大菩薩峠? 両側に大きな土産物店が有って、ちょっとイメージが違う〜! | |
大菩薩峠 大菩薩峠の名前には、勝手にロマンを感じていて、 立派なみやげ物店の間を抜けてこの場所に至るのは許せない。 もっと、ひなびていて欲しかった・・・・ | |
大菩薩峠から南方を見たら・・・・オーー!南アルプスが一望だ〜! 実際はどう見える? | |
峠では介山荘の山小屋と売店が営業している。 小さな地蔵が沢山・・・・ | |
これから先まだ登り道が続きます。 |
登山道脇に有る立派な石碑 石碑に南アルプスが写って見えます。 石碑に彫ってある文字は意味が分かりませんでした。 |
一汗かいて峠を見下ろせば・・・ しかし、今日は良い天気だ・・・・最高・・・ 別の道を行った連れに電話してみた。 まだまだ登りの途中らしい。 声が息切れしていた・・・・・・ |
突然二匹の黒と茶色の虎模様の犬が山から下りて来た。 首輪もしてなくて一瞬ギョッとなったけど、 彼らは見向きもしないで下りていった・・・・ 場所が場所だけに不気味・・・ |
眼下に見えるのは上日川ダムかな? | |
親不知ノ頭 | |
親不知ノ頭 9:30 | |
親不知ノ頭からの南アルプス | |
避難小屋と賽の河原 | |
神部岩 9:50 ここは標高2000m地点 大きな石が散乱していて、どれが神部岩なのか分からなかった。 | |
南アルプス どの山からも中々見えない、 富士山の次に高い北岳があんなにくっきりと・・・・ | |
今まで雲の中に隠れていた富士山が少し顔を出しました。 | |
雷岩 10:00 これが雷岩か〜!確かに雷が好きそうな大きなゴツゴツした岩では有る。 登山者は全員この岩に腰掛けて銘々に時間を過ごしている。寝てる人、 何か食べてる人、写真を撮っている人、ボーーっとしている人・・・・ この岩の上に座ると、確かに時間の経つのを忘れる・・・・・ | |
雷岩からトンと下りると大菩薩嶺までの道が二本伸びている。 ここで連れと再会した。大菩薩嶺を往復してきたところらしい。 短い言葉を交わし又、ここで左右に別れた。 | |
唐松尾根を登って来た登山者 | |
大菩薩嶺 雷岩から5分も歩けば大菩薩嶺に着くが 木立に囲まれて眺望はきかず、 2〜3人の登山者が座っているだけだった。 写真を一枚写して直ぐに、もと来た道を引き返す。 | |
10:20 雷岩には、まだ登山者が座って動こうとしない。 ここから、唐松尾根を下って上日川峠まで約55分か・・・・ | |
急登だと覚悟してたけど、 下りもそれほどでもない。 歩きやすい道だ。 |
花の少ない登山道に可憐なスミレの花を見つけた。 |
ムラサキヤシオツツジ 思わず見とれる位綺麗だ〜! | |
11:25 朝出発した福ちゃん荘に到着 すると丁度連れがトイレから出てきたところだった。 なーーんだ、結局どっち回りでも同じ時間って事なんだ。 まだ昼前なので、ロッジ長兵衛まで行き、店前のテーブルを借りてラーメンを作って食べた。 | |
日本の山は大体「・・・山」「・・・岳」と呼ぶ事が多いと思いますが、この山は、「大菩薩嶺」と呼びますね。これがずっと不思議で喉に小さな魚の骨が引っかかって取れない感じでしたので、甲州市観光協会にメールで質問したのですが、未だに無しのつぶて・・・・何方か教えて下さ〜い。 何といっても中里介山の小説で有名な「大菩薩峠」ですが、その後、赤軍派の事件などで記憶に残っている人も少なくないと思います。私は以前大菩薩峠までは行ったのですが、その後は風が強くて進めず、引き返してきた思い出の場所です。今回は幸い天候に恵まれて快適は登山が出来ました。一番印象に残ったのは、大菩薩峠にある小屋です。 以前は大菩薩峠の雰囲気にピッタリな、僅かな土産物を置いて、ひっそりと商っていた小さな小屋だった記憶が有ります。 今回峠に着いた途端一種のショックを感じてしまいました。こんなんじゃなーーーい!と小さく心の中でつぶやいて、両脇の土産物店の間を通り抜けたのでした。こんな事を感じた事にお叱りを受けるのは重々承知なのですが・・・・ 時は流れたのですね! ・・・・・・・・・・・完・・・・・・・・・・・ |