めてのクロス・カントリー

2004 . 01 . 01
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チャレンジャーNonkyのクロス・カントリーの始まりです。ブーツは、見たところアルペンスキーと余り変わらないですね。大きく違うのはアルペンのブーツは足にピッタリした物を選びますが、クロカンの場合は大き目の物を履きます。ベルトもきつく締めないので楽です。普段のサイズよりも1.5cmも大きいのですが、典型的な日本人のNonkyの足には幅がきつめ、長さにゆとり有り・・・・・トホッ! ストックもアルペンと比べるとかなり長いです。それは使ってみて初めて納得する長さでした。板は細くて薄く、板の裏にシール(すべり止め)が貼ってあります。因みにシールとはアザラシの皮のことなんですってね!知らなかった。昔はアザラシの皮を貼ったそうです。かかとが浮くので、アルペンスキーで、カチッと固定されていた事を考えれば、初めてでも自由に歩けるし、ラクチン!!
ゲレンデを外れて、森の中の細い道に入りました。いろんな動物の足跡が雪の上に付いていて、これは、ウサギの足跡だ!とか、大きいからシカの足跡かな?とか、唯真っ直ぐに一本線で付いている足跡に出合った時は、何の足跡だろうどんな歩き方だと一本線に跡が付くのだろう・・・などと新しい発見に驚きながら、鳥のさえずりに木の上を見上げれば、この時期には珍しく沢山の野鳥が迎えてくれました。拡大画像 クロカンの先生「ミュラー・イゴール」は、ニックネームが「アミーゴ」。日本に来て20年になるので日本語も上手だし、助かった!
クロカンは全身運動、どのスポーツより身体の為になるそうです。沢山汗を掻くからセーターもゴーグルも上着も取りなさいと言われて、軽装で水と軽食をリュックに入れて歩きます。イゴール先生は、薄い発汗性のTシャツの上にフリースの上着でした。TOPICSのアイコンは、イゴール先生の華麗なテレマーク・スキーの写真です。拡大画像
ストックを親指と人差し指の間に軽く挟んで決して強く握らない、スキー板を持ち上げず、滑らす様にリズミカルにゆっくり進む・・・・簡単そうで、やって見ると結構しんどい!ゆるい上り坂が終わってピークに着いたら、平地と下り坂は板に貼ってあるシールを剥がします。 2枚のシールを腹合わせにくっつけて・・・・・
クルクルと巻いて、ベルト部分で固定します。すべり止めを外して、今度はテレマーク姿勢の練習。絶対に前かがみになら無い様、小さな椅子に腰掛ける感じ。イゴール先生は「ミニスカートで大きく胸の開いたブラウスの女性が落ちた物を拾う時の姿勢」と形容しました。想像してみて下さい。良く分かりますよね!滑りながらこの姿勢は難しい。手と足が同じ動きになってしまう。先生曰く、大体皆さんロボットみたいな歩き方になってしまうそうです。ツイツイそのまま滑って行ってしまうので、先生も諦めて、練習止めて歩きにしましょう・・・と言うことになりました。 下りが終わったら又、シールを貼ります。今日は先生が全部やってくれましたが、これを自分でやるのは、馴れないと大変だな〜と思いました。約2時間半のコースが、あっという間に終わってしまった。歩きだけでも楽しいツアーが出来るので、天候と雪の状態で1日コースの遠出も出来るそうです。天気の良い日に、隣のスキー場まで尾根を歩き、ゲレンデを滑り下りてレストランで食事をして・・・・と、構想を聞いていると、それだけで楽しいなァ!雪は少ない方が良いので今の時期以外だったら、次は3月がチャンスだそうです。行きたいな〜
午後は、アルペン・スキーをして、帰途に着いた時、2004年元旦の太陽が、甲斐の山並みを赤く染めながら西に沈んでいきます。最後にイゴール先生に別れを告げた時「仕事の無い時はいつも山を歩いている。雪の山が大好き。今日は1月1日だから、僕も山を歩いてみたかった、お陰様で楽しい時間を過ごせた、こちらこそ有難う」って言ってくれた白髪混じりの髭の笑顔が、夕焼けの空に浮かんできます・・・・・

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