─ モロッコの旅 4日目─ (フェズ〜メクネス〜ヴォルビリス) モロッコの目次に戻る |
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赤丸が今回訪れた町です |
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モロッコ4日目の朝です。 フェズのホテルの部屋の窓から見た外の景色。 赤に緑の☆のモロッコの国旗が見えます。 早朝には、礼拝のお祈りの声が聞こえてきて、 何となく心が落ち着くのはムスリムだけじゃないのね・・・ |
朝食 控えめでしょ!! 手前のは、甘い揚げパンのようで美味しかった。 |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) ベッドルーム |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) バスルーム |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) ホテルのロビー |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) ロビーの裏側 |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) これからフェズの観光に出発します。 一番上の階の赤いモロッコの旗の右側が私の部屋。 |
MENZEN ZALAGH FES (ミンズ・ザラー・フェズ) 玄関前に有ったハッサン二世の騎馬像 |
Fes バスはオリーブの森が続く道を走り |
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Fes 「南の砦」 30分もすると、フェズの町を見渡せる 丘の上の絶景スポットにやって来ました。 |
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Fes 南の砦から見下ろしたフェズの街 北の砦が左奥に見えます。その下の茶色っぽい町が旧市街。 手前の方が新市街です。 モロッコに存在した過去のイスラム王朝の多くは、 首都をフェズに定めていました。首都が他の都市に移された時でも、 モロッコ人にとってフェズは特別な都市であり続けています。 複雑なメディナ(旧市街地)は迷路にも例えられ、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。 |
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Fes フェズの街は12世紀に出来た城壁に囲まれています。 |
Fes 陶器工房の見学です。 |
Fes 蹴ロクロを使って作業していました。 |
Fes 脚でテーブルの下の回転盤を回し ながら粘土を形成していきます。 手足同時に違う動きをするって難しそう・・・ |
鉢の水を付けながら 馴れた手つきで引いていきます。 |
見ている間に、タジン鍋が出来ました。 直ぐに蓋を被せてもグニャっとならないのが不思議! 少し乾燥させた後、底部分と蓋のつまみ部分を成形し、 良く乾燥させて焼きします。 |
素焼きされた器に、模様を下描きしていきます。 |
下描きされた器に、絵の具を塗っています。 |
こちらの男性も下書きをしています。 |
筆の先を少しだけ切り残して細い部分で描いています。 こうして、手に持ちながら描いた方が描き易いのかしら? |
下絵の完成した作品が本焼きを待っています。 日本の焼き物と違って、行程も扱いもおおらかだな〜! |
そうして完成したタジン鍋 図柄や色使いがモロッコらしくて素敵です。 |
大小の陶器 日本の陶器では見られないカラフルな色と柄です。素晴らしい〜! 後から思えば絵の具の事とか色々聞けばよかったと思います。 綺麗さに見とれて何も聞けなかった。 |
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こちらは、 四角のタイルから細かいピースを形造っていきます。 |
こんな大きなノミだけを使って 細かい星の形を削りだしていきます。 |
次に細かいピースを組み合わせて 図柄にしていきます。 |
まるでパズルをしてるみたいですよね。 タイルの色の付いた部分が下になっています。 |
中庭に完成品が展示されています。 |
噴水も素敵です。 これらが、こつこつと削りだされた 小さなパーツを並べて出来上がったなんて凄いです。 |
Fes そうして完成したテーブルや額縁、壁飾り、等々 素晴らしい〜! お高いんだろうな・・・・聞かなかったんだけど・・・・ フェズの観光は続きます・・・・ |
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Fes ブージュルード門 13世紀に建てられ1913年に修復されました。 フェズのメディナ(旧市街)に入る門です。 |
Fes ブージュルード門を潜って メディナ(旧市街)に入ってきました。 振り返ると馬蹄型の大きな門は 青と緑のタイルの幾何学模様が朝日を浴びて美しい。 |
Fes デイツ(ナツメヤシの実)を山盛りにして売っています。 乾燥したのと、容器に入ったのはしっとりタイプかな? |
Fes 旧市街の一般家庭を訪問。 |
家の中は暗そうと思っていましたが 天井に明り取りがあって思ったより明るいです。 |
一般家庭といっても、かなり裕福なんじゃないかしら? 奥の部屋で、この家の奥様が準備をしています。 これからミントティーをご馳走になります。 初体験なのでワクワクです! |
座った場所が悪くて ご主人のパフォーマンスが良く見えません。 |
私は砂糖無しのミントティーを頂きました。 爽やかな香りで心も体も癒されます。 |
大根のような塊から削りだされた砂糖です。 ミントティーに、ガンパウダーと言う 中国の緑茶を使うって知らなかった! |
お茶が終わるとご主人が タンバリンを打ちながらダンスを披露してくれました。 |
奥様の嫁入り道具だという銀のミントティーセット。 高価そう・・・・・ |
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チャーミングなご夫妻と記念写真 |
ジュラバを着たガイドさんと入り口で 一日の寒暖の差が激しいモロッコでは 体をスッポリ覆うジュラバが最適な衣服なんですって。 |
羊の頭? ミントティーの後は迷路のようなメディナを観光します・・・ 心優しい我々のツアー・コンダクターが、 エーーッ!そんな写真撮るの〜? 私:食料として売ってるんですよね?って、 言ったけど目の前に出されたら無理かも・・・・ |
Fes ブーイナニア神学校 14世紀のマリーン朝の頃の神学校。 イスラム教の研究や教育が熱心に行われました。 |
Fes 目にも眩いアラブの宝物?? |
Fes 全部模様が違って見ていても飽きません。 |
Fes こちらは銀食器です。 ミントティーセットが沢山有りました。 |
Fes カラフルなジェラバが並んでいます。 モロッコでは男性も女性もジェラバを着ます。 これをスッポリ着ると体も隠れるし便利そう。 |
Fes 馬の鞍を作るお店です。 |
Fes ガイドさんについて歩くのが精一杯。 ここで離れてしまったら、迷宮入り・・・・ |
Fes カラウィンモスク 9世紀、裕福な父親の遺産を受け継いだ、女性ファティマ=フェヘリーヤにより建造されました。 彼女はチュニジアのカイルアンから移住してきました。 大学としても利用されて、世界最古の大学のひとつに数えられます。 10世紀始め、ムラービト朝時代に改築され、現在は北アフリカ最大のモスクになっています。 カラウィンモスク |
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カラウィン・モスク |
カラウィン・モスク |
カラウィン大学 イスラム教徒以外の入場は禁じられているので、 見られるのは狭い空間のみです。 |
カラウィン大学 カラウィン大学はモスク内に有り、 世界最古の大学としてギネスに登録されています。 天井のモザイクが素晴らしいです。 |
Fes タンネリ 革なめし染色の事をフランス語でタンネリと言うようです。 各色の染料の入った入れ物が蜂の巣のように並んでいます。 |
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Fes タンネリ 職人が働いているのが見えます。 建物の入り口でミントの枝を渡されました。 革の匂いが強いのでミントを嗅ぐと良いそうです。 私は、それほど強烈とは感じませんでしたが・・・・ |
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革製品が沢山並んでいます。 ここは最上階の部屋、 窓から見える景色が上の写真です。 |
一階の部屋 革のクッション、バブーシュと言うスリッパ。 工場直売なので随分安くなるみたいです。 |
Fes タンネリ見学の後、食事になりました。 ここが、邸宅レストラン? |
Fes 邸宅レストランです! モザイクタイルが素晴らしい・・・・ |
スープ スープの入れ物が素敵! |
イカのタジン鍋 待ってました、モロッコと言えばタジン鍋ですよね! あ、でも、イカは私敵にわぁ〜・・・・ |
クレープ |
隣の部屋は思わずシャッターを 押すほど素晴らしかった。 これぞ邸宅の名に相応しい・・・ |
食後はメクネスに向かいます。 日差しが強いので木陰でお昼休みでしょうか |
こんな所を通りメクネスに向かいます・・・・ |
メクネス ムーレイ・イスマイル廟 1667年からモロッコ北部を統治したムーレイ・イスマイルの墓が有りますが、 残念ながら目下、工事中です。 |
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メクネス ムーレイ・イスマイル廟 廟内部の見学は出来ませんでした。 |
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メクネス マンスール門 ムーレイ・イスマイルガ手がけ、彼の死後 1732年に完成しました。 |
メクネス エディム広場 馬車に乗って、門をグルっと回るのも良さそう。 |
メクネス エディム広場 兎に角広過ぎて向こうに見えるお店の並んでいる方まで歩く時間が無かった! だから馬車が居たんだ〜!ここで納得・・・・ これでも人が少ない方らしい。 |
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マンスール門の日陰の二人 再びバスで古代ローマ遺跡ヴォルビルスに向かいます。 |
電波塔の各階にコウノトリの巣が・・・ 知らない土地をバスで回ると、 面白い発見が沢山あります。 |
ヴォルビリスの花 朝顔に似ていますが、 ヴォルビリスでは重要な花なんですよ! |
ウチワサボテン バスで走っていると沢山有るのですが 間近で見ると葉の周りのイボイボは花の蕾です。 ウチワサボテンの化粧品も人気が有ります。 |
ヴォルビリス遺跡 はるか向こうにムーレイイドリスの丘が見えます。 |
少しアップにしてみました。 動物が横になっているみたいな町ですよね! 左に目があるでしょ? 今回は行かないのですが・・・・ |
古代ローマ、ヴォルビリス遺跡 ヴォルビリスは、ローマ帝国の勢力範囲の西端に位置する重要な都市でした。 都市が建造されたのは西暦40年ごろですが、 ヴォリビリスの名はこの辺一帯に咲いていたベルベル語のキョウチクトウに因んでいます。 土地は肥沃で、小麦やオリーブを産出し、この地に富と繁栄をもたらしましたが、 ローマがモロッコから撤退した後は、水道などのインフラが適切に維持されなくなり 人々は高地での生活を捨て、水を求めて川沿いの低い土地に移って行き、 4世紀後半の地震によって壊滅的な被害を受けたと推測されています。 1915年、フランス人の調査団によって発掘が開始され、 40万uにも及ぶ広範囲な古代ローマ遺跡群が出土しました。 北アフリカにおける古代ローマ都市の、最良の保存状態を誇る遺跡として、 ユネスコの世界遺産に登録されています。 |
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ヴォルビリス遺跡 見渡す限り緑の草原 |
ヴォルビリス遺跡 遺跡の広さは東京ドーム4.7個分ですって! |
ヴォルビリス遺跡 モザイク 何世紀もの間、野ざらしのまま放置されているのに こんなにはっきりとした繊細な図柄を見ることが出来るなんて 信じられない位です。 |
ヴォルビリス遺跡 プール 修復したような形跡は見られません。 立ち入り禁止のエリアも無くて、 大丈夫かな? |
ヴォルビリス遺跡 1600年以上も昔、 ここに、高度な文化生活の都市が存在していたなんて 不思議な気持になります。 |
ヴォルビリス この花が一面に咲いていた事により この場所をヴォルビリスと名づけたそうです。 ベルベル語で、キョウチクトウの意味だそうです。 |
ヴォルビリス遺跡 パリシカ礼拝堂 |
ヴォルビリス遺跡 カピトリウム(ユピテル神殿) |
ヴォルビリス遺跡 パシリカ礼拝堂 遥かその当時を想像すると心が熱くなります。 |
ヴォルビリス遺跡 バシリカ礼拝堂 ほぼ完全な形で残っています。 |
ヴォルビリス遺跡 カラカラ帝の凱旋門 帝国内の全自由民にローマの市民権を与えると言う、 ローマ帝国第2代皇帝カラカラ帝の発した「アントニヌス勅令」への 感謝の意味で建造されました。 兎に角、1900年以上も昔の水洗トイレとか、風呂、プール等に、 誰でも触れる事が出来るってことが、考えてみると凄いと思いませんか? 感無量!! |
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ホテルのレストラン 今夜は団体さんが多いので 早めに席に着くようにとの指示有り・・・・ |
ホテルのレストラン 学生の団体が列を作り、早く食べ初めて正解でした。 慌てて食べたので写真がありません。 |
朝、ホテルを出て1日すごい歩きました。少し疲れたかも・・・・今日は早く寝ます。 ─ 5日目に続く ─ |