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原題 | Die Verlorene Zeit | ||
監督 | アンナ・ジャスティス | ||
製作 | スヴェン・ヴォルト | ||
脚本 | パメラ・カッツ | ||
撮影 | ゼバスティアン・エドシュミット | ||
音楽 | ジュリアン・マース/クリストフ・カイザー | ||
出演 | アリス・ドワイヤー(1944年のハンナ)/マテウス・ダミエッキ(1944年のトマシュ)/ダグマー・マンツェル(1976年のハンナ)/レヒ・マツキヴィッチュ(1976年のトマシュ)/スザンヌ・ロタール(トマシュの母) | ||
あらすじ | 優しい夫と娘、何不自由なく暮らしているハンナだったが、ある日クリーニング屋でテレビの対談番組に出ている男の話に耳が釘付けになった。其れは忘れもしないアウすビッツ収容所で知り合い恋に落ち、命からがら二人で脱出して、その後生きわかれになりお互いに死んだものと思っていたトマシュだった。 | ||
感想 | あのアウシュビッツの収容所を良く脱出来たこと。それにあんなところで良く肉体関係が出来たこと自体信じられない。 ラストで二人の目が合ったところでThe end.印象的な終わり方だった。 | ||
日本初公開 | 2012.8.4 | ||
観賞日 | 2013.7.29 |
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原題 | Argo | ||
監督 | ベン・アフレック | ||
製作 | ベン・アフレック/ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ | ||
脚本 | クリス・テリオ | ||
撮影 | ロドリゴ・プリエト | ||
音楽 | アレクサンドル・デスプラ | ||
出演 | ベン・アフレック(トニー・メンデス)/ブライアン・クランストン(ジャック・オドネル)/アラン・アーキン(レスター・シーゲル)/ジョン・グッドマン(ジョン・チェンバース)/ヴィクター・ガーバー(ケン・テイラー)/ロリー・コクレイン(リー・シャッツ) | ||
あらすじ | 1979年。革命が進むイランで民衆が米大使館を占拠し、職員たちを人質に取る事件が発生。6人の職員は裏口からひそかに脱出し、カナダ大使の私邸に逃げ込む。国務省から協力を求められたCIAの人質奪還専門家トニー・メンデスは、架空の映画の企画をでっち上げ、6人をロケハンに来たスタッフに偽装させて出国させるという大胆な作戦に打って出る。彼は映画「アルゴ」の製作発表記者会見を開いた後、イランに乗り込むが……。 カナダ大使館に逃げ込んだ6人の職員たちはトニーの計画にとても賛同できない。トニーを信じてない。トニーは本名と家族のことなどを打ち明けて信用させる。映画のポスター、配役、絵コンテ、など全て本物の映画と同じ行程を踏み、6人の架空の身元とパスポートを作り6人は自分の出生、家族、仕事、全て暗記する。ロケ現場の下見と言って 6人をイラン側に紹介して ロケ予定地のバザールを歩いた。撮影班になっている女性がバザールの写真を撮っていると現地の男が自分の店の写真を撮ったといって怒り出した。そこで下見は中止になったが、イラン側はひそかに物陰から6人の写真を写して身元確認を始めた。大使館から持ち出したシュレッダーに掛けられたゴミの中から職員の顔写真をつなぎ合わせる作業を女子供達がやっている。 | ||
感想 | 凄いスリル。仕事とはいえ命をかけた救出劇に手に汗握る。カナダ大使館のメイドをしていたイラン人の女性の心根にも感動した。アルゴとは架空のSF映画の題名だ。 | ||
日本初公開 | 2012.10.26 | ||
観賞日 | 2013.9.25 |
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原題 | Tinker Tailor Soldier Spy | ||
監督 | トーマス・アルフレッドソン | ||
製作総指揮 | ジョン・ル・カレ | ||
脚本 | ブリジット・オコナー/ピーター・ストローハン | ||
撮影 | ホイテ・ヴァン・ホイテマ | ||
音楽 | アルベルト・イグレシアス | ||
出演 | ゲーリー・オールドマン(ジョージ・スマイリー)/コリン・ファース(ビル・ヘイドン)/ベネディクト・カンバーバッチ(ピーター・ギラム)/トム・ハーディ(リッキー・ター)/トビー・ジョーンズ(パーシー・アレリン)/ジョン・ハート(コントロール) | ||
あらすじ | 東西冷戦下、英国諜報部“サーカス”のリーダー・コントロールは、5人のサーカス幹部の中にソ連の二重スパイ“もぐら”がいるという情報をつかむ。ハンガリーの将軍が“もぐら”の名前と引きかえに亡命を要求し、コントロールは工作員ジム・プリドーをブダペストに送りこむが失敗。コントロールと右腕スマイリーは責任を取ってサーカスを去る。コントロールは間もなく自分のベッドで死んでいるのが発見される。続いてスマイリーが次官に呼び出され、残った幹部4人の中に潜む“もぐら”を探す極秘命令を受ける。スマイリーはピーター・ギラムを仲間に指定して捜査を開始する。 | ||
感想 | 分かりにくいストーリーだったから何度も撒きもどして見た。それでもストーリー全体を把握するのは至難の業だ。この映画には女性が少ない。男ばっかり。スマイリーの妻は一度も姿を見せなかったし、男同士で恋人同士なんだから女性は要らないのだろうけど。プリドーとヘイドンは学生時代からの恋人、ピーター・ギラムも教師の男と同棲中、スマイリーもカーラに同類の感情を抱いたに違いなく、カーラもスマイリーにある種の感情を抱いた物の、妻アンとの関係に嫉妬に似た感情を持ったのかどうか、執拗にライターを持ち歩きスマイリーに挑戦して来るかのようだし、俳優達の息詰まる演技合戦というかどんな細かい動作にも深い意味があり一時も見逃せない。スマイリー役のゲーリー・オールドマンは台詞は少ないが、短い言葉が意味深い内容なので渋い魅力だ。 | ||
日本初公開 | 2012.4.21 | ||
観賞日 | 2013.5.24 |
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原題 | Eva | ||
監督 | キケ・マイロ | ||
脚本 | セルジ・ベルベル/クリスティナ・クレメンテ/マルティ・ロカ/アインツァ・セラ | ||
撮影 | アルナウ・バイス・コロメル | ||
音楽 | サーシャ・ガルペリン/エフゲニー・ガルペリン | ||
出演 | ダニエル・ブリュール(アレックス)/マルタ・エトゥラ(ラナ)/アルベルト・アンマン(ダヴィッド)/クラウディア・ベガ(エヴァ)/ルイス・オマール(マックス) | ||
あらすじ | 2041年。ロボット科学者のアレックスは、10年ぶりにかつてのロボット研究所に舞い戻り、子ども型のアンドロイドの開発に取り組みだす。 以前手がけていた子供型ロボットを完成させるために新しく子供のモデルを探していたがイマイチ魅力的な素材にめぐり逢わない。そんな時街で見かけた女の子が逆立ちをして町を歩いているので声を掛けてみる。女の子は生意気で妙に大人びた部分もあった。兄の家に食事に招かれてかつての恋人ラナと再会し娘をエヴァ紹介されたが、なんとそれは街で見かけた女の子だった。 | ||
感想 | ロマンチックでファンタジーだったけど、ラストで胸が痛んだ。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.9.21 |
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原題 | Everything or Nothing: The Untold Story of 007 | ||
監督 | スティーヴァン・ライリー | ||
製作 | サイモン・チン/ジョン・バトセック | ||
脚本 | スティーヴァン・ライリー | ||
出演 | イアン・フレミング/ピアーズ・ブロスナン/ロジャー・ムーア/ジョージ・レーゼンビー/ジュディ・デンチ/サム・メンデス | ||
あらすじ | 原作者のイアン・フレミンゴは元英国の諜報部にいたが、デスクワークで、現場に出るスパイ達の裏方だった。自身では現場で活躍したかった。その思いがジェームス・ボンドを生んだ。ショーンコネリーがボンドに決まった時はイギリス人らしくないと反対が多かった。彫りの深い顔、筋肉粒々でパワフル。しかし、映画は大成功でショーン・コネリーも有名になった。シリーズを重ねるに付け、出演料でかみ合わなくなり、ショーン・コネリーと製作者側と対立するようになり現場での雰囲気も最悪な物になっていく。などなど制作の裏側のシビアな部分にもスポットを当てている。 | ||
感想 | 原作者、I・フレミングのことも初めて知ったし、公開されて50年になる007シリーズ。ショーンコネリーの後のボンド役に5人の俳優が引き継いでいる。彼らの話が聞けて面白かった。現在のボンド役のダニエル・クレイグに関しては最初不評だった。第一にボンドは黒い髪なのにダニエルは金髪なので染める事も考えたが染めなかったらしい。原作のボンドに最も近い雰囲気だという意見もある。原作のボンドは鋭く暗い雰囲気を持っているそうだから。 制作の舞台裏をのぞき見ることが出来て益々、「へーー!そんな事があったんだ」と興味津々だった。007シリーズ、ジェームス・ボンドのファンになった。007ファンにとっては見逃せないドキュメンタリーだ。面白かった。 | ||
日本初公開 | |||
観賞日 | 2013.7.25 |
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原題 | Otesanek | ||
監督 | ヤン・シュヴァンクマイエル | ||
原案 | ヤン・シュヴァンクマイエル | ||
脚本 | ヤン・シュヴァンクマイエル | ||
撮影 | ユライ・ガルヴァーネク | ||
出演 | ヴェロニカ・ジルコヴァ(ホラーク夫人)/ヤン・ハルトゥル(ホラーク)/ヤロスラヴァ・クレチュメロヴァ(シュタードレル夫人)/パヴェル・ノーヴィ(シュタードレル)/クリスティーナ・アダムコヴァ(アルジュビェトカ) | ||
あらすじ | 子供に恵まれずノイローゼ気味になった妻を心配して、ある日ホラークが、偶然地面から掘り出した、どこか人間の形によく似た木の切り株を夫人にプレゼントすると、夫人は早速それをわが子に見たててオティークと名付け、周囲の人々の奇異なまなざしをよそに、溺愛して養育するようになる。みるみるうちに成長したオティークは、食欲を異常に発達させて、飼い猫から人間まであらゆるものをむさぼり食うようになるが、アパートの隣の部屋の小学生の女の子アルジュビェトカはチェコの古くからの民話オセターネクの物語を重ね合わせて夫婦の行動を疑いの目で探っている・・・・ | ||
感想 | 女の子が生意気で憎たらしい、可愛くなかった。こんな子供ってなんだか怖い。ホラーク婦人はああなったら完全に精神異常だ。面白かった。アルジュビェトカの家の食事がチェコで食べたと同じクネードリキを食べていたので懐かしかった。 | ||
日本初公開 | 2001.11.3 | ||
観賞日 | 2013.10.23 |
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原題 | The Shore | ||
監督 | テリー・ジョージ | ||
製作 | テリー・ジョージ | ||
脚本 | テリー・ジョージ | ||
出演 | キアラン・ハインズ(ジョー)/コンリース・ヒル(パディ)/ケリー・コンドン(パトリシア)/マギー・クローニン(メアリー) | ||
あらすじ | その村は海岸の側にあり、仕事が無く失業保険で暮らしている男たちは海岸でムール貝を採ってはアルバイトをしている。25年ぶりに娘を連れ故郷に帰ってきたジョー、兄弟同様に育った親友パディとジョーの元婚約者のメアリー、三人の過去に何があったのか、娘のパトリシアは今は疎遠になっている三人を合わせようとするが・・・・・ | ||
感想 | 人々の優しさと素朴さ人生の素晴らしさに心打たれた作品だった。短いストーリーの中に多くの人生の機微と、北アイルランドの現状を物語っている。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.3.27 |
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原題 | Man on a Ledge | ||
監督 | アスガー・レス | ||
製作 | ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ/マーク・ヴァーラディアン | ||
脚本 | パブロ・F・フェニベス | ||
撮影 | ポール・キャメロン | ||
音楽 | ヘンリー・ジャックマン | ||
出演 | サム・ワーシントン(ニック・キャシディ)/エリザベス・バンクス(リディア・マーサー)/ジェイミー・ベル(ジョーイ・キャシディ)/アンソニー・マッキー(マイク・アッカーマン)/エドワード・バーンズ(ジャック・ドハーティ)/キーラ・セジウィック(TVレポーターのスージー)/エド・ハリス(イングランダー) | ||
あらすじ | 刑務所でウォーカーは父親の死の知らせを受ける。葬儀だけは警備付きで参列できた。葬儀の時弟と言い争いに成り止めに入った警官を殴って脱走した。その後、ニューヨーク、ルーズベルト・ホテルにチェックインし、21階の一室に入り、ルームサービスで注文した朝食を食べ終えると、部屋中の指紋をすべて拭き取り、書き置きを残して地上60m、幅わずか35cmの壁面の縁に立つ。やがて、警官隊やTVレポーター、やじ馬が駆けつける中、彼は警察の交渉人リディアを呼べと要求する。リディア・マーサーは自殺をしようとしているひとを助ける交渉人だ。リディアはウォーカーには自殺する気はなくて他の目的を持っていると感じる。果たしてその目的とは・・・・ | ||
感想 | ウォーカーの父親と弟が主役と言った感じだった。ボーイがウォーカーに食事を持って来たとき宝石商の回してきた男で毒でも入っているのではないかと思った・・・ | ||
日本初公開 | 2012.7.7 | ||
観賞日 | 2013.10.27 |
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原題 | CASABLANCA | ||
監督 | マイケル・カーティス | ||
製作 | ハル・B・ウォリス | ||
原作 | マーレイ・バーネット/ジョアン・アリソン | ||
脚本 | ジュリアス・J・エプスタイン/フィリップ・G・エプスタイン/ハワード・コッチ | ||
撮影 | アーサー・エディソン | ||
音楽 | マックス・スタイナー | ||
出演 | ハンフリー・ボガート(リック)/イングリッド・バーグマン(イルザ)/ポール・ヘンリード(ビクター)/クロード・レインズ/コンラート・ファイト | ||
あらすじ | 戦火近づく'40年の仏領モロッコ、カサブランカで、ナイトクラブを経営するリック。ある日、ナチの手を逃れてここまでやって来た抵抗運動の指導者夫婦が現れる。その妻はかつてリックと愛し合ったイルザだった・・・・ | ||
感想 | 時代に翻弄された恋。リックの男気が泣ける。 | ||
日本初公開 | 1946.6.16 | ||
観賞日 | 2013.4.23 |
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原題 | The Glenn Miller Story | ||
監督 | アンソニー・マン | ||
製作 | アーロン・ローゼンバーグ | ||
脚本 | バレンタイン・デイビス/オスカー・ブロドニー | ||
撮影 | ウィリアム・ダニエルズ | ||
音楽 | ヘンリー・マンシーニ/ジョセフ・ガーシェンソン | ||
出演 | ジェームズ・スチュワート(グレン・ミラー)/ジューン・アリスン(ヘレン・バーガー・ミラー)/ルイ・アームストロング(本人) | ||
あらすじ | トロンボーンの奏者グレン・ミラーは楽器を質に入れ金が入ると質から出す生活を送りながら、自分の目指す音楽のスタイルを模索する。ヘレンとの結婚によって自分の楽団を持ち、巡業で各地を回りスイング・ジャズのスタイルを確立し、大成功を収めるが、戦場に音楽を届けたいと自ら志願して陸軍に入り不慮の事故で亡くなる。 | ||
感想 | まず、ジェームス・スチュワートがグレン・ミラー本人にそっくりだ。懐かしい曲に、つい口ずさむ。ヘレンとの結婚の経緯が面白く、ほほえましかった。 | ||
日本初公開 | 1954.1.4 | ||
観賞日 | 2013.3.25 |
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原題 | My Darling Clementine | ||
監督 | ジョン・フォード | ||
製作 | サミュエル・G・エンゲル | ||
脚本 | サミュエル・G・エンゲル/ウィンストン・ミラー | ||
撮影 | ジョゼフ・マクドナルド | ||
音楽 | シリル・J・モックリッジ | ||
出演 | ヘンリー・フォンダ(ワイアット・アープ)/リンダ・ダーネル(チワワ)/ヴィクター・マチュア(ドク・ホリデイ)/キャシー・ダウンズ(クレメンタイン)/ウォルター・ブレナン(クラントン)/ティム・ホルト(モーガン・アープ)/ウォード・ボンド(ヴァージル・アープ) | ||
あらすじ | アメリカ西部開拓史上に名高い実在の英雄ワイアット・アープは牛の群れを連れ、3人の兄弟と西部を旅する途中、アリゾナで何者かに牛を盗まれた上に末弟を殺される。これを機会に保安官となって町に留まる。彼は、かつて名医だったが今は酒で身を持ち崩した肺病患者の賭博師ドク・ホリデイと知り合う。、ドクを追って東部から来た美しい女性クレメンタインに淡い恋心を寄せる。やがて末弟殺しの犯人がクラントン一家であると知った兄弟は、自身の死に場所を求めるドクと、町の有志数名でOK牧場に向かう。 | ||
感想 | ヘンリー・フォンダが静かで優しい西部の男を演じた。ヘンリー・フォンダの映画も何本か見たけど、この映画が一番好きだな。クレメンタインに対する恋心が少年のようでなんともほほえましかった。 | ||
日本初公開 | 1947.8.12 | ||
観賞日 | 2013.3.25 |
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原題 | Der ganz grosse Traum | ||
監督 | セバスチャン・グロブラー | ||
製作 | アナトール・ニチュケ/ラウル・ライネルト | ||
原案 | セバスチャン・グロブラー/ラウル・ライネルト | ||
脚本 | フィリップ・ロト/ヨハンナ・ストゥットゥマン | ||
撮影 | マルティン・ランガー | ||
出演 | ダニエル・ブリュール(コンラート・コッホ)/ブルクハルト・クラウスナー(グスタフ・メアフェルト)/ユストゥス・フォン・ドナーニー(リヒャルト・ハートゥング)/カトリン・フォン・シュタインブルク(クララ・ボーンシュテット)/トマス・ティーメ(ロマン・ボッシュ) | ||
あらすじ | 1874年、帝政ドイツのとある名門校に、イギリスへの留学経験を持つコッホが若き英語教師として赴任してくる。 生徒たちは出身階級がそのまま学校生活の中で幅を利かせている。コッホはサッカーのチームプレイを通じて自由と平等の理念を教育の場に持ち込み、生徒たちは友情の絆を深めていく。 | ||
感想 | ドイツの頑固な封建的な学校。ドイツの学校では運動を重視して教科は全て運動。運動機材も充実していたがボールを使う競技は無く、鉄棒とかあん馬の道具が充実しているのがその当時としては凄いと思う。 勉強の成績だけで判断するのではなく、子供達一人一人は、それぞれ得意分野を持っているのでそれを妨げないようにしてやりたい。 | ||
日本初公開 | 2012.9.15 | ||
観賞日 | 2013.11.24 |
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原題 | Kongen av Bastoy | ||
監督 | マリウス・ホルスト | ||
製作 | カーリン・ユルスルード | ||
脚本 | デニス・マグヌッソン | ||
撮影 | ヨン・アンドレアス・アナスン | ||
音楽 | ヨハン・セーデルクヴィスト | ||
出演 | ステラン・スカルスゲールド(院長)/クリストッフェル・ヨーネル(ブローテン寮長)/ベンヤミン・ヘールスター(エーリング/C−19)/トロン・ニルセン(オーラヴ/C−1)/マグヌス・ラングレーテ(イーヴァル/C−5) | ||
あらすじ | 北欧ノルウェーの孤島で1915年で実際に起きた少年矯正施設での反乱事件の様子と矯正の名の下に日常化していた少年虐待の実態を描いたドラマ。 1900年から1970年までノルウェーのバストイ島に実在した少年矯正施設。 そこに新しくエーリングとイーヴァルの二人の少年が来た。冷徹な院長と少年を好む寮長、もうする卒業を迎えるオーラヴが彼らを迎える。何かにつけて反攻するエーリングと室長のオーラヴは次第に心が通じ合うようになっていく・・・・ | ||
感想 | 悪いことをしてやってきた少年達とは言っても余りにも過酷だ。院長はここで上手くやっていけなければ刑務所に送ると言って少年達を脅す。1970年まで施設が運営されていたのだからこの事件の後もずっと同じことが繰り返されていたんだろうか。なんとも悲惨だ。 | ||
日本初公開 | 2012.4.28 | ||
観賞日 | 2013.4.20 |
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原題 | Colombiana | ||
監督 | オリヴィエ・メガトン | ||
製作 | リュック・ペッソン/アリエル・ゼトゥン | ||
脚本 | リュック・ペッソン/ロバート・マーク・ケイメン | ||
撮影 | ロマン・ラクールバ | ||
音楽 | ナサニエル・メカリー | ||
出演 | ゾーイ・サルダナ(カトレア)/ジョルディ・モリャ(マルコ)/レニー・ジェームズ(ロス)/アマンドラ・ステンバーグ(9歳のカトレア)/マイケル・ヴァルタン(ダニー) | ||
あらすじ | 1992年、コロンビア。ギャングの父親を持つ9歳の少女カトレアは、大物ギャングが送り込んだ刺客たちに両親を惨殺され、決死の逃走を経て、米国のシカゴに住む叔父エミリオのもとを訪ねる。そして15年後 酔っ払い運転で警察の車に激突してきた女を一晩留置場に泊めたがその夜、大物ギャングが留置場で殺され、腹にカトレアの花のダイイング・メッセージが残っていた。他殺死体の体にカトレアの花を描いて残すダイイングメッセージは22人にも及ぶ。FBIも捜査に乗り出す一方ギャングは幼かったカトレアの存在を思い出し、シカゴに乗り込んでくる。 | ||
感想 | ゾーイ・サルダナしなやかな肢体が美しい。これはスタント使っているよね。子供のときも可愛かったし。面白かった。殺しにロマンがある。 | ||
日本初公開 | 2012.9.1 | ||
観賞日 | 2013.10.23 |
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原題 | Intouchables | ||
監督 | エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ | ||
製作 | ニコラ・デュヴァル=アダソフスキ/ヤン・ゼヌー/ローラン・ゼトゥンヌ | ||
脚本 | エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ | ||
撮影 | マチュー・ヴァドピエ | ||
音楽 | ルドヴィコ・エイナウディ | ||
出演 | フランソワ・クリュゼ(フィリップ)/オマール・シー(Driss)/クロティルド・モレ(マルセル)/アンヌ・ル・ニ(イヴォンヌ)/オドレイ・フルロー(マガリー) | ||
あらすじ | スラム生活者の若者ドリスは生活保護費申請の書類の為に、面接に行った障碍者の介護の仕事で、フィリップと出会った。フィリップは大勢の使用人を抱えた裕福な男だったがパラグライダーの事故で首から下が麻痺して動かない。歯に絹着せないドリスをを面白いと思ったフィリップは彼を雇う事にした。まったく相容れない境遇でありながら二人は心を通わせ、お互いに影響しあって変わっていく。 | ||
感想 | まず、フィリップの普通でない裕福さにびっくり。経済的後ろ盾がしっかりしてると、あんなに心を広く持って常に微笑んでいられるのかもね。それに、ドリスの底抜けに明るく怖い物なしの性格がうらやましい。金持ちを相手にすると、ついへりくだってしまうのが普通の人だもの。障碍者のフィリップに対しても同情心とか一切感じさせないで普通に振舞うドリスをフィリップは気に入り次第に友情が芽生えていく二人・・・ | ||
日本初公開 | 2012.9.1 | ||
観賞日 | 2013.6.29 |
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原題 | The Girl | ||
監督 | ジュリアン・ジャロルド | ||
製作 | アマンダ・ジェンクス | ||
脚本 | グウィネス・ヒューズ | ||
撮影 | ジョン・パーデュー | ||
音楽 | フィリップ・ミラー | ||
出演 | シエナ・ミラー(ティッピ・ヘドレン)/トビー・ジョーンズ(アルフレッド・ヒッチコック)/イメルダ・スタウントン(アルマ・レヴィール・ヒッチコック)/コンラッド・ケンプ(エヴァン・ハンター)/ペネロープ・ウィルトン(ペギー・ロバートソン) | ||
あらすじ | 1961年、ヒッチ・コックは次回作「鳥」の主演女優を探していた時、当時モデルをしていた ティッピ・ヘドレンに一目ぼれし、主役に抜擢する。ヒッチ・コックはヘドレンに執着するあまり、演出にも異常さが目立つようになりヘドレンは肉体的、精神的に追い詰められる。結局「鳥」「マーニー」の二作でヘドレンの方から契約破棄を申し入れる。 | ||
感想 | ヒッチ・コックは自分の醜さに劣等感をもってひたすら金髪の美女に執着する。その気持ちも分からなくないが余りにも変質的だ。ヘドレンはしっかりしている女性だ。あの名作の裏話が分かって面白かった。「マーニー」も、もう一度見てみたい。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.3.27 |
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原題 | The Maiden Heist | ||
監督 | ピーター・ヒューイット | ||
製作総指揮 | モーガン・フリーマン | ||
製作 | ロブ・パリス/ロリー・マックレアリー/ボブ・ヤーリ | ||
脚本 | マイケル・ルシュール | ||
撮影 | ウエリ・スタイガー | ||
音楽 | ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ | ||
出演 | モーガン・フリーマン(チャーリー)/クリストファー・ウォーケン(ロジャー)/ウィリアム・H・メイシー(ジョージ)/マーシャ・ゲイ・ハーデン(ローズ)/ウィン・エヴェレット/ジョゼフ・マッケンナ | ||
あらすじ | とある美術館、それぞれ愛する絵画を見守るように何十年も働いてきたベテラン警備員のロジャーとチャーリー。ある日、新任の館長が展示物の入れ代えを決定し、2人が誰より愛する作品も海外へ移転されることになった。二人は絵画の移転先へ移住する事まで考えたが、それよりも目当ての絵画を盗み出す計画をたてる。同じようにある彫刻作品を偏愛する同僚のジョージを仲間に招き入れる。3人は贋作を用意して本物とすり替える作戦を立案、念入りに準備を進めるのだが……。 | ||
感想 | こんなに上手く行くとは到底思えないけど、面白かった。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.11.24 |
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原題 | Elle s'appelait Sarah | ||
監督 | ジル・パケ=ブランネール | ||
製作 | ステファーヌ・マルシル | ||
脚本 | ジル・パケ=ブランネール/セルジュ・ジョンクール | ||
撮影 | パスカル・リダオ | ||
音楽 | マックス・リヒター | ||
出演 | クリスティン・スコット・トーマス(ジュリア・ジャーモンド)/メリュジーヌ・マヤンス(サラ・スタルジンスキ)/ニエル・アレストリュプ(ジュール・デ・ユフォール)/エイダン・クイン(ウィリアム・レインズファード)/フレデリック・ピエロ(ベルトラン・テザック) | ||
あらすじ | 米国人ジャーナリストのジュリアは夫や娘とパリで暮らしているが、自分たちが住むことになるアパートの、かつての住人が1942年、フランス当局によって起きたユダヤ人迫害でアウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったと知り、どういういきさつでそのアパートを手に入れることになったのか調べ始め、ユダヤ人一家の当時10歳だったサラという少女について調べ始める。 サラはアパートを後にした日、幼い弟を助けようと納戸に隠し鍵をかけた。が、サラは収容所に送られる。納戸に入れたままの弟の事が心配でとうとう収容所を脱走したが・・・・ | ||
感想 | 結局サラは弟への罪悪感から逃れられなかったのだろう。ユダヤ人迫害の映画を見るたびに、えも言われない怒りがこみ上げてくる。同じような気持ちを持ったジュリアの編集者仲間に、ジュリアが言った言葉。「じゃあ、あなただったらどうしたと思う?何が出来た?」権力に対して個人の正義なんて何と弱い物か・・・・それでも、政府のやり方に異を唱え決然と行動していたフランス国民も大勢いたのだ。サラを育てた農民の夫婦のように・・・・心が痛くなる映画でした。 | ||
日本初公開 | 2011.12.17 | ||
観賞日 | 2013.5.21 |
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原題 | Comme un chef | ||
監督 | ダニエル・コーエン | ||
製作 | シドニー・デュマ | ||
脚本 | ダニエル・コーエン/オリヴィエ・ダザ | ||
撮影 | ロベール・フレース | ||
音楽 | ニコラ・ピオヴァーニ | ||
出演 | ジャン・レノ(アレクサンドル)/ミカエル・ユン(ジャッキー)/ラファエル・アゴゲ(ベアトリス[ジャッキーの恋人])/ジュリアン・ボワッスリエ(スタニスラス[社長])/サロメ・ステヴナン(アレクサンドルの娘)/ジュヌヴィエーヴ・カジル(ベアトリスの母) | ||
あらすじ | ジャッキーは兎に角、料理を作るのに妥協はしない。有名シェフのアレクサンドルに傾倒して彼のレシピは全て暗記している。そんなジャッキーはどのレストランでも客のワインと料理の組み合わせに口を出したりし直ぐに首になる。恋人が身重の体で働いているので、やっとの事で老人ホームの窓のペンキ塗りの仕事を見つけた。そんなジャッキーが尊敬するアレクサンドルの店で働くようになるが・・・・ | ||
感想 | サムライと芸者の姿になって敵のレストランの偵察に行った所が面白かった。 | ||
日本初公開 | 2012.12.22 | ||
観賞日 | 2013.10.29 |
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原題 | Le gamin au velo | ||
監督 | ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ | ||
製作 | ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ/ドゥニ・フロイド | ||
脚本 | ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ | ||
出演 | セシル・ドゥ・フランス(サマンサ)/トマ・ドレ(シリル)/ジェレミー・レニエ(シリルの父)/ファブリツィオ・ロンジョーネ(書店主)/エゴン・ディ・マテオ(ウェス) | ||
あらすじ | 11歳のシリルは自分を児童養護施設に預けたきり、連絡を絶った父親に何度電話しても繋がらないので施設を抜け出して父親の住む団地に行くが父親はすでに引っ越して留守。シリルはたまたま出合った独身女性サマンサに週末だけの里親にナって欲しいと頼む。週末にはサマンサの美容院のある町で過ごし、父親を探し当てるが父親は自分では育てられないからサマンサにもう会いに来るなと告げる・・・・ | ||
感想 | 心に不安を抱えたシリルを一般公募から抜擢されたと言う少年が自然に演じていて時には憎たらしく、時には哀れを誘って、この年頃の少年の心の内を見事に表現していた。必ず迎えに来るはずだと思っていた父親に捨てられて自分の耳を疑い自暴自棄になっている所に年上の不良に優しくされてこの人の為なら強盗をやってもいいと思ったシリルの気持ちが分かるようだ。サマンサに出会えた事がシリルの人生に光が見えた。誰でもサマンサのような大きな心を持てるだろうか・・・ | ||
日本初公開 | 2012.3.31 | ||
観賞日 | 2013.4.23 |
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原題 | Witness For the Prosecution | ||
監督 | ビリー・ワイルダー | ||
製作 | アーサー・ホーンブロウ・ジュニア | ||
脚本 | ビリー・ワイルダー/ハリー・カーニッツ | ||
撮影 | ラッセル・ハーラン | ||
音楽 | マティ・マルネック | ||
出演 | タイロン・パワー(レナード・ヴォール)/マレーネ・ディートリッヒ(クリスティーネ・ヴォール)/チャールズ・ロートン(ウィルフリッド・ロバーツ卿)/エルザ・ランチェスター(ミス・プリムソル)/ヘンリー・ダニエル(メイヒュー) | ||
あらすじ | 病み上がりのロンドンの著名な弁護士ウィルフリッド卿は、金持ちの老婦人を殺害した容疑で逮捕されることになったその男、ヴォールの弁護を引き受けることを決意。裁判が始まり、やがてヴォールの妻クリスティーネが、検察側の証人として法廷に立って夫ヴォールに不利な証言をして、苦境に立たされるが…… | ||
感想 | 最後のどんでん返しが面白い。マレーネ・デートリッヒが非情な妻と酔いどれの女を演じて凄かった。悪女の役は彼女の右に出るものは居ない気がする。弁護士ウィルフリッドの看護婦も、結局全ておみ通しだった訳で、面白かった。 | ||
日本初公開 | 1958.3.1 | ||
観賞日 | 2013.10.27 |
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原題 | Trouble with the Curve | ||
監督 | ロバート・ロレンツ | ||
製作 | クリント・イーストウッド/ロバート・ロレンツ/ミシェル・ワイズラー | ||
脚本 | ランディ・ブラウン | ||
撮影 | トム・スターン | ||
音楽 | マルコ・ベルトラミ | ||
出演 | クリント・イーストウッド(ガス)/エイミー・アダムス(ミッキー)/ジャスティン・ティンバーレイク(ジョニー)/ジョン・グッドマン(ピート・クライン)/ロバート・パトリック(ヴィンス) | ||
あらすじ | メジャーリーグの敏腕スカウトマンとして、これまで数々の名選手を発掘してきたガス。しかしデータ野球全盛の今日にあって、ハイテク機器には背を向け、自らの直感と嗅覚だけを頼りに新人を発掘する彼の昔気質のやり方を疑問視する者も増え、いまや彼は引退の瀬戸際まで追い込まれていた。そんなガスが最後のスカウトの旅に出るが、 ガスの娘ミッキーは弁護士事務所で昇級を狙っていたが、父親の友人ピートからガスの様子がおかしい。目が見えなくなっているみたいだと知らせがあり、父親の目となって新人発掘に努力する。 | ||
感想 | 正にいぶし銀のクリント・イーストウッドだ。頑固親父と、自立心の強い娘。ミッキー役のエイミー・アダムスが良かった。ジョン・グッドマンは相変わらず名脇役。彼が味方だと何故か、安心出来るは何故? | ||
日本初公開 | 2012.11.23 | ||
観賞日 | 2013.10.23 |
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原題 | Step Up Revolution | ||
監督 | スコット・スピアー | ||
製作 | アダム・シャンクマン | ||
脚本 | アマンダ・ブロディ | ||
音楽 | アーロン・ジグマン | ||
出演 | ライアン・ガスマン(ショーン)/キャスリン・マコーミック(エミリー)/ミシャ・ガブリエル(エディ)/クレオパトラ・コールマン(DJペネロペ)/ピーター・ギャラガー(アンダーソン(エミリーの父親))/アダム・G・セヴァーニ(ムース) | ||
あらすじ | マイアミ。ショーンらのダンス集団“ザ・モブ”は町中でダンスフラッシュモブをし、記録映像をネットで流すことで名声を目指している。 ショーンは浜辺でダンスの上手いエミリーと知り合うがエミリーはショーンの働くホテルのオーナーの娘で、父親の反対するダンスの専門学校を目指していた。“ザ・モブ”のパフォーマンスをみたエミリーは衝撃を覚え自分も仲間に入りたいと言い出したが・・・ | ||
感想 | “ザ・モブ”のパフォーマンスが素晴らしい。今までのストリートダンスには味わえない爽快感を感じる。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.12.13 |
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原題 | StreetDance | ||
監督 | マックス | ||
製作 | ジェームズ・リチャードソン/アラン・ニブロ | ||
脚本 | ジェーン・イングリッシュ | ||
撮影 | サム・マッカーディ | ||
音楽 | ジョーダン・クリスプ/ロイド・ペリン | ||
出演 | ニコラ・バーリー(カーリー)/シャーロット・ランプリング(ヘレナ)/リチャード・ウィンザー(トマス)/ジョージ・サンプソン(エディ)/ダイヴァーシティ(アーロンのチーム)/フローレス(ザ・サージ) | ||
あらすじ | ロンドン。勝つと世界大会が開かれるNYに行けるというストリートダンスの全国大会を目前にしてリーダーが辞めると言い出し、稽古場まで失ったメンバー次第に気持ちがバラバラになってくる。そんな時、アルバイトのランチを届けでバレースクールに行稽古場を貸してもらえないか交渉して、教師へレナとスクールの生徒達を一緒に全国大会に出させる条件で稽古場を使える事になったが、クラシックバレーとストリートダンスでは動きがまったく違い、最初からお互いに反発しあう・・・ | ||
感想 | クラシックバレーとストリートダンスのコラボレーションがどんな振り付けになるか楽しみだったが素晴らしかった。ダンサーたちがストり−とダンスもこなせていたし凄いと思った。カーリーの新しい振り付けで繰り広げられるクラシックバレーとストリートダンスのコラボレーションは鳥肌物・・・ | ||
日本初公開 | 2012.1.7 | ||
観賞日 | 2013.4.23 |
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原題 | It's a Wonderful Life | ||
監督 | フランク・キャプラ | ||
製作 | フランク・キャプラ | ||
原作 | フィリップ・ヴァン・ドレン・スターン | ||
脚本 | フランセス・グッドリッチ/アルバート・ハケット | ||
撮影 | ジョゼフ・ウォーカー/ジョセフ・バイロック | ||
音楽 | ディミトリ・ティオムキン | ||
出演 | ジェームズ・スチュワート(ジョージ)/ドナ・リード(メアリー)/ライオネル・バリモア(ヘンリー)/トーマス・ミッチェル(ジョージの叔父)/ヘンリー・トラヴァース(クラレンス)/ボーラ・ボンディ(ジョージの母) | ||
あらすじ | 天国、失敗ばかりなのでまだ正式に天使となっていないクラレンスの今度の使命は自殺しようとしている善人の男を助けル事。成功すれば正式に天使となり背中に羽根をもらえる事になった。ターゲットの男はジョージ。貸付信託会社の社長の長男、落ちこぼれ天使は幼い時からのジョージの生活を勉強する。弟がソリで滑って池に落ちたのを助けた。薬屋の喫茶店でアルバイトをしている時、薬屋の店主の息子が死んで店主が落ち込んで動転して薬の調合を間違えて毒薬を調合してそれを注文主に届けるように言われたがジョージはわざと届けなかった。ジョージは大学に行き世界を旅して回るのが夢だった。大学に出発する日、父の会社のオーナー、悪徳業者のヘンリーがジョージの父親のやり方は儲からないし貧乏人に金を貸して持ち家を造る斡旋をしている。だからヘンリーの借家に空きが出ている。借金を返さなければ会社を取り上げると言い出した。しかし条件としてジョージが会社を継げば借金の取り立ては見送りにすると言われてジョージは仕方なく大学を諦め父親の仕事のあとを継ぎ、弟を先に大学にやって、弟が卒業して戻ったら自分が大学に行くつもりだったが・・・・ | ||
感想 | ジョージのような善良な人間は、神が見捨てるわけはない。クリスマス向きのほのぼのと心温まる映画だった。 | ||
日本初公開 | 1954.2.6 | ||
観賞日 | 2013.12.24 |
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原題 | Speed | ||
監督 | ヤン・デ・ボン | ||
製作 | マーク・ゴードン | ||
脚本 | グレアム・ヨスト | ||
撮影 | アンジェイ・バートコウィアク | ||
音楽 | マーク・マンシーナ | ||
出演 | キアヌ・リーヴス(ジャック)/サンドラ・ブロック(アニー)/デニス・ホッパー(ハワード)/ジェフ・ダニエルズ(ハリー)/アラン・ラック(スティーヴンス)/グレン・プラマー(ジャガーのオーナー)/リチャード・ラインバック(ノーウッド) | ||
あらすじ | LA市警SWATの隊員ジャックは、高層ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられた事件を解決したと思っていたが、犯行現場から逃げた犯人ハワードは後日、市民の足であるバスに、スピードが時速80km以下になると爆発する爆弾をセット。電話でジャックにそれを解除できるかと挑戦してくる。 ジャックがバスに乗り込み、怪我をした運転手の代わりに乗客の一人アニーがバスを運転する。爆走するバスに乗った乗客とジャックはこの状態から脱出出来るか・・・・ | ||
感想 | ノンストップバスの暴走が手に汗握る場面の連続。目が離せなかった。 | ||
日本初公開 | 1994.12.3 | ||
観賞日 | 2013.3.25 |
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原題 | 360 | ||
監督 | フェルナンド・メイレレス | ||
製作 | アンドリュー・イートン/クリス・ハンリー/ダニー・クラウス | ||
脚本 | ピーター・モーガン | ||
撮影 | アドリアーノ・ゴールドマン | ||
出演 | レイチェル・ワイズ(ローズ)/ジュード・ロウ(マイケル・デイリー)/アンソニー・ホプキンス(ジョン)/マリア・フロール(ローラ)/ベン・フォスター(タイラー) | ||
あらすじ | ウィーンではリッチになるために娼婦としてデビューした女性がいて、その娼婦を指名したビジネスマン、その妻は若い男と不倫中、その男のガールフレンドと服役を終えた性犯罪者。歯医者の男は助手の人妻を好きな余り、カウンセラーに通ったりモスクでの祈りに明け暮れるが人妻の夫は犯罪者の手先になって使い走りの仕事をしていて、娼婦の妹はその男と意気投合する・・・・ | ||
感想 | それぞれ別の人生を歩いている人々が些細などこかで繋がっていたという話。複雑だが面白い。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.4.20 |
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原題 | Secretariat | ||
監督 | ランダル・ウォレス | ||
製作 | ゴードン・グレイ/マーク・シアーディ | ||
脚本 | マイク・リッチ | ||
撮影 | ディーン・セムラー | ||
音楽 | ニック・グレニー=スミス | ||
出演 | ダイアン・レイン(ペニー・チェネリー)/ジョン・マルコヴィッチ(ルシアン・ローリン)/ディラン・ウォルシュ(ジャック・トゥイーディ)/マーゴ・マーティンデイル(エリザベス・ハム)/ネルサン・エリス(エディ・スウェット)/オットー・ソーワース(ロン・ターコット) | ||
あらすじ | 1970年代に活躍し、今もって史上最強といわれる伝説の三冠馬《セクレタリアト》と、男性社会の競馬界に飛び込んだひとりの女性の奇跡の実話を映画化した感動作。 ケンタッキーダービーをはじめとする全米3大レースを制し、史上9頭目となる三冠馬に輝いた牡馬セクレタリアト。40年近くを経た現在も破られていないダート12ハロンの最速記録を誇り、20世紀のトップ10アスリートに人間以外で唯一選ばれた《奇跡のサラブレッド》と、セクレタリアトを育てた人々の真実の物語。 1969年、米バージニア州。4人の子供と税理士の夫のいるペニーは、父の牧場を守るために、新しく生まれた子馬セクレタリアトに全てを掛ける。 | ||
感想 | 馬が走る姿が美しい。感動した。劇場未公開なのが残念だ。エンド・ロールに登場人物たちの実物の姿が見れます。観客の中にペニー・チェネリーの姿も有りました。まだ健在のようです。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.3.30 |
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原題 | War Horse | ||
監督 | スティーヴン・スピルバーグ | ||
製作 | スティーヴン・スピルバーグ/キャスリーン・ケネディ | ||
脚本 | リー・ホール/リチャード・カーティス | ||
撮影 | ヤヌス・カミンスキー | ||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||
出演 | ジェレミー・アーヴァイン(アルバート・ナラコット)/エミリー・ワトソン(ローズ・ナラコット)/デヴィッド・シューリス(ライオンズ)/ピーター・ミュラン(テッド・ナラコット)/トム・ヒドルストン(ニコルズ大尉)/ベネディクト・カンバーバッチ(ジェイミー・スチュワート) | ||
あらすじ | 第1次世界大戦前のイギリス。馬市で一頭の美しい子馬を手に入れた農夫だが、農耕馬を買いに行った筈なのに力の無いサラブレッドを買ってしまい妻や村人達に呆れられる。アルバートは父親の買ってきた子馬をジョーイと名づけて大切に育てた。しかし、天候と不作のせいで地主に地代が払えず、ジョーイを手放す事になった。折りしも戦争が始まりジョーイは戦地に向かう兵士に買われていく。 | ||
感想 | 戦地のジョーイの活躍に拍手。主役はジョーイ。ジョーイに関わった人々が皆気持の優しい人で良かった。馬も演技するんだ。ジョーイを買った最初のニコルズ大尉 役のトム・ヒドルストンって良かった。悪役をすると気味悪いけどちょっと気の弱そうな良い人だとほんとに好感が持てる。戦場を逃げ惑うジョーイの姿はハラハラしてみていた。ラストの夕焼けの故郷のシーンは感動! | ||
日本初公開 | 2012.3.2 | ||
観賞日 | 2013.5.21 |
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原題 | Journey 2: The Mysterious Island | ||
監督 | ブラッド・ペイトン | ||
製作 | ボー・フリン/トリップ・ヴィンソン/シャーロット・ハギンズ | ||
脚本 | ブライアン・ガン/マーク・ガン | ||
撮影 | デヴィッド・タッターサル | ||
音楽 | アンドリュー・ロッキングトン | ||
出演 | ドウェイン・ジョンソン(ハンク・パーソンズ)/ジョシュ・ハッチャーソン(ショーン・アンダーソン)/ヴァネッサ・ハジェンズ(カイラニ)/マイケル・ケイン(アレキサンダー)/ルイス・ガスマン(ガバチョ)/クリスティン・デーヴィス(リズ・アンダーソン) | ||
あらすじ | 17歳になったショーンは新しい父親ハンクに反抗的だったが、ハンクが謎の信号を解読して三冊の冒険の本に載っている地図を重ねて透かして見ると一つの島の地図になった。二人はそのパラオ沖にある島に向かう。ボロヘリコプターをチャーターして島探しに向かうが嵐の中に突っ込み減りは大破して操縦士の島の親父ガバチョとその娘カイラニも一緒に島に打ち上げられる。その島で音信不通だったショーンの祖父と再会し巨大な怪獣から逃げ、この島が幻の都市「アトランティス」だった証拠を見つけたが島は沈む運命にあり、残された時間は少ない。この島からの脱出は出来るのか・・・ | ||
感想 | 3D映画らしいファンタジーでカラフル、夢のような景色。蜂に乗って空を飛び、蜂を食べるカラフルな鳥に追いかけられる場面は面白かった。 | ||
日本初公開 | 2012.3.31 | ||
観賞日 | 2013.2.3 |
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原題 | Wild Target | ||
監督 | ジョナサン・リン | ||
製作 | マーティン・ポープ/マイケル・ローズ | ||
脚本 | ルシンダ・コクソン | ||
撮影 | デヴィッド・ジョンソン | ||
音楽 | マイケル・プライス | ||
出演 | ビル・ナイ(ヴィクター)/エミリー・ブラント(ローズ)/ルパート・グリント(トニー)/ルパート・エヴェレット(ファーガソン)/アイリーン・アトキンス(ルイーザ) | ||
あらすじ | ヴィクターは代々続く殺し屋の家系に生まれて、誕生日には父親から銃をプレゼントされた生まれながらの殺し屋だったが、今回のローズを殺す仕事で調子が狂ってしまったヴィクターは追っ手から逃げる途中ターゲットである筈のローズと、行きずりの青年トニーの三人でギャングの差し向けた殺し屋から逃げる羽目になってしまった・・・・ | ||
感想 | エミリー・ブラントとビル・ナイ年の差も性格もまったく違うコンビが面白かった。ビル・ナイってダンスも上手いし、紳士の役が似合う。劇場未公開なのが勿体無い一本だ。R・グリントがハリー・ポッター依頼で、すっかり大人の男らしくなっていた。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.8.27 |
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原題 | On Golden Pond | ||
監督 | マーク・ライデル | ||
製作 | ブルース・ギルバート | ||
脚本 | アーネスト・トンプソン | ||
撮影 | ビリー・ウィリアムズ | ||
音楽 | デーヴ・グルーシン | ||
出演 | ヘンリー・フォンダ(ノーマン)/キャサリン・ヘプバーン(エセル)/ジェーン・フォンダ(チェルシー)/ダグ・マッケオン(ビリー)/ダブニー・コールマン(ビル)/ウィリアム・ラントー(チャーリー) | ||
あらすじ | 引退した大学教授であるノーマンは長年連れ添った妻エセルとともに、2人で過ごす48回目の夏期休暇のため、ニュー・イングランド地方の森の別荘へやって来る そこに、長年疎遠だった娘チェルシーが新しい恋人と、その息子13歳のビリーを連れてきて、チェルシーと恋人がヨーロッパに行っている間ビリーを預かって欲しいと頼む。かくして、エセルとノーマンは、見知らぬ13歳の男の子と暮らすことになるのだが・・・・・ | ||
感想 | 老夫婦二人の生活はきっと大変だろう。エセルの夫に対するいたわりや愛情が凄いと思った。きっと気難しい嫌な男だったかもしれないのに。二人の演技は素晴らしい。チェルシー役のジェーン・フォンダはドラマのチェルシーと同じ思いを父親ヘンリー・フォンダに持っていたようだがこの映画を撮ったことで今までの行き違いは解消した筈。良い映画だった。生意気な13歳のビリーも良かった。 | ||
日本初公開 | 1982.4. | ||
観賞日 | 2013.11.24 |
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原題 | Skyfall | ||
監督 | サム・メンデス | ||
製作 | マイケル・G・ウィルソン/バーバラ・ブロッコリ | ||
脚本 | ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ジョン・ローガン | ||
撮影 | ロジャー・ディーキンス | ||
音楽 | トーマス・ニューマン | ||
出演 | ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)/ジュディ・デンチ(M)/ハビエル・バルデム(シルヴァ)/レイフ・ファインズ(ギャレス・マロリー)/ナオミ・ハリス(イヴ)/ベレニス・マーロウ(セヴリン)/アルバート・フィニー(キンケイド)/ベン・ウィショー(Q) | ||
あらすじ | トルコで任務に失敗したボンドは海に落ちて死ぬ。ボンドの追悼儀礼も行われた。が、ボンドは南の島で地元の男達と楽しく日々を過ごしていた時、ニュースでM16の本部が爆破された事を知ってMの元に帰る。国会議員や政府からM16の組織は旧態前としてこの平和な時代に不必要だという意見が多く、Mも引退を迫られていた。そこにボンドが戻ってきて諜報部員のリストを盗み本部を爆破した犯人を追うことになるが、犯人は元Mの下で働いていた諜報部員だった。 | ||
感想 | “007”シリーズ誕生50周年を記念するシリーズ第23作ということで、かなりスピーディーでわくわくした。 初めて分かったボンドの生い立ちで、暗い過去を背負った寡黙な男のイメージがダニエル・クレイグにピッタリだ。 ボンド役も板についてきた感じだしチョーカッコいい。新しいMは男性になるんだ〜!次回作が楽しみ。 | ||
日本初公開 | 2012.12.1 | ||
観賞日 | 2013.7.25 |
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原題 | Dieta Mediterranea | ||
監督 | ホアキン・オリステル | ||
脚本 | ホアキン・オリステル/ヨランダ・ガルシア・セラーノ | ||
撮影 | アルベルト・パスクアル | ||
出演 | オリビア・モリーナ(ソフィア)/パコ・レオン(トニ)/アルフォンソ・バッサブ(フランク)/カルメン・バラーグ(ロレン)/ロベルト・アルバレズ(ラモン) | ||
あらすじ | 1968年、スペインの海岸の町。レストランを営む両親のもとに生まれた娘ソフィアは、幼い頃から料理の才能を見せるが、近所にはフランクとトニという兄弟が住んでいた。十代になって料理の道を究めたいと思っていたソフィアは、自分のレストランを持つ夢を持つフランクに誘われて家出するが、真面目なトニを忘れられず、トニと結婚する。3人の子どもを産んだソフィアだが、フランクの紹介でフランス料理の有名な先生のもとで修行することを決心する。料理の師から君は奇跡だと言われて故郷に戻ってきたソフィアとフランク、トニはレストランを開店するが・・・・ | ||
感想 | 三人の関係が良いね!異常と言えば異常だけど三人よれば文殊の知恵と言うだけあって何だか心強い。女性としては理想じゃない?・・・・・料理、美味しそうだった。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.3.27 |
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原題 | Conviction | ||
監督 | トニー・ゴールドウィン | ||
製作総指揮 | ヒラリー・スワンク | ||
製作 | トニー・ゴールドウィン/アンドリュー・シュガーマン/アンドリュー・カーシュ | ||
脚本 | パメラ・グレイ | ||
撮影 | アドリアーノ・ゴールドマン | ||
音楽 | ポール・カンテロン | ||
出演 | ヒラリー・スワンク(ベティ・アン)/サム・ロックウェル(ケニー)/メリッサ・レオ(ナンシー)/ミニー・ドライヴァー(ライス)/ジュリエット・ルイス(ロザンナ)/ピーター・ギャラガー(バリー) | ||
あらすじ | 1980年、マサチューセッツ州。ある女性が殺され、警察は素行不良の男性ケニーを逮捕する。証拠不十分でいったんは釈放された物の後日再逮捕される。証拠は全てケニーに不利に働き、裁判の結果終身刑を言い渡された。ケニーの無実を信じる妹ベティは中退していた高校に行きなおし、弁護士になって兄の無実を証明して見せると言い出した。そうして20年近い年月が経ちDNAが裁判の証拠に採用される事になりベティはそれに希望を見出す。 | ||
感想 | 当時の警察の捜査の何といい加減な事か。最初から犯人と決めて係りそのための証拠を捏造するやり方は日本でも当てはまる事だと思う。ベティの執念は凄い。大学の友人ライスがよかった。最後に実物のケニーとベティが出ていたがケニーはチョー肥満体の優しい顔をした男だった。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.4.20 |
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原題 | Una giornata particolare | ||
監督 | エットーレ・スコラ | ||
製作 | カルロ・ポンティ | ||
脚本 | エットーレ・スコラ/ルッジェロ・マッカリ/マウリツィオ・コンスタンツォ | ||
撮影 | パスクァリーノ・デ・サンティス | ||
音楽 | アルマンド・トロヴァヨーリ | ||
出演 | マルチェロ・マストロヤンニ(ガブリエレ)/ソフィア・ローレン(アントニエッタ)/ジョン・ヴァーノン(エマヌエレ)/フランソワーズ・ベール(アパートの女管理人)/パトリツィア・バッソ(ロマーナ) | ||
あらすじ | 1938年、ヒトラーがイタリアのローマを訪問。その祝賀行事を見物しに、夫と6人の子どもたちをはじめ、アパート中の住人が連れ立って外出した後、部屋に残って家事に追われていた主婦のアントニエッタは、カゴから逃げ出したペットの九官鳥を追って、向かいの棟の部屋を訪れた。そこには、同じようにひとり部屋にこもっていたガブリエレという独身の中年男がいた。何故か二人は惹かれあうが、男は自分はゲイだと打ち明けた。 | ||
感想 | 去っていく男を窓から見つめるアントニエッタの気持ちはかなり整理が付いて冷静に見えた。女は強い。 | ||
日本初公開 | 1984.10. | ||
観賞日 | 2013.4.20 |
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原題 | The Birds | ||
監督 | アルフレッド・ヒッチコック | ||
製作 | アルフレッド・ヒッチコック | ||
脚本 | エヴァン・ハンター | ||
撮影 | ロバート・バークス | ||
音楽 | バーナード・ハーマン | ||
出演 | ティッピ・ヘドレン(メラニー・ダニエルズ)/ロッド・テーラー(ミッチ・ブレナー)/ジェシカ・タンディ(リディア・ブレナー)/スザンヌ・プレシェット(アニー・ヘイワース)/ヴェロニカ・カートライト(キャシー・ブレナー)/エセル・グリフィス(バンディ夫人)/ドリーン・ラング(ダイナーの女性) | ||
あらすじ | 新聞社社長令嬢のメラニーは,小鳥屋でミッチと知り合い、彼の妹の誕生日に入り江の対岸の家に行くが、パーティーの途中にカモメが襲ってきた。更に学校から逃げる子供たちをカラスの群れが襲うが、警察や村の人々は鳥が人間を襲うなんて信じられないと相手にしない。が、それ以来、村の各地で鳥達の群れは次々と人間を襲いだし、村は恐怖に陥った。 | ||
感想 | 「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」を見た後だったので公衆電話の中で鳥に襲われる場面とか、二階の部屋で鳥に襲われる場面がこんな風に映画になるのかと思って面白かった。 | ||
日本初公開 | 1963.7.5 | ||
観賞日 | 2013.3.27 |
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原題 | Resident Evil: Retribution | ||
監督 | ポール・W・S・アンダーソン | ||
製作 | ポール・W・S・アンダーソン/ジェレミー・ボルト/ロバート・クルツァー | ||
脚本 | ポール・W・S・アンダーソン | ||
撮影 | グレン・マクファーソン | ||
音楽 | トムアンドアンディ | ||
出演 | ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス)/ミシェル・ロドリゲス(レイン・オカンポ)/シエンナ・ギロリー(ジル・バレンタイン)/ケヴィン・デュランド(バリー・バートン)/ショーン・ロバーツ(ウェスカー)/中島美嘉(東京の女性アンデッド) | ||
あらすじ | ウイルスに感染したゾンビ“アンデッド”が地上にあふれる世界。かつて悪の巨大企業アンブレラ社の特殊部隊員だったアリスは、巨大タンカーで同社の攻撃部隊と戦うが、船から落下して海に沈み、同社の施設にとらわれる。クローンを使った仮想現実の世界でアリスは、マインドコントロールされて敵方に回った元仲間ジルの尋問を受けるが囚われていた時、何分間かの間電源が落ちた間にアリスのコスチュームが用意されていて脱出する。アリスは襲い掛かるアンデッドを倒しながらアンブレラ社の中枢部に入り込んだ時エイダという女性と出会うが、彼女はアリスの宿敵、ウェスカーの部下だった。 今ではアンブレラ社はバーチャルの少女にのっとられて全て彼女の指示通りに動いている有様だった。アメリカでアンデッドが一般市民を襲い破壊している様子は全て仮想空間の出来事で、アリスも又アメリカの町でごく普通の家庭を持って暮らしていた。夫と手話で話す娘と平和な生活をしていた時アンデッドに襲われて夫もアンデッドになった。それも全て仮想空間の出来事で、次に、アリスは東京の街にいてそこでもアンデッドが襲ってくる。アメリカの町の様子はソ連に見せて日本の町の様子は中国に見せて兵器を売るための材料にするという。かつての仲間だったジルは胸に機械を埋め込まれてその機械の指示通りにアリスを襲ってくる。途中で自分が暮らしていたアメリカの町に入り込んだ自分の家に行くとクローゼットに隠した娘が出てきてママと呼ぶ。仕方ないから連れて逃げる。家にはアリスが死んでいたが50体有るクローンの中のひとつだと説明された。一人だけ感染しないで生き残り不思議なパワーをミにつけたアリスの身体は重要な物だからとウェスカーはアリスの救護のために5人の男を向かわせる。それを阻止するバーチャル少女の指示通りに動くジルの仲間。最後の戦いでジルの胸についている赤い機械を壊したらジルは元に戻った。 | ||
感想 | アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチ、回を重ねるごとにパワフルで美しくなって行く。まるでゲームの世界に入ったような錯覚に落ちた。 | ||
日本初公開 | 2012.9.14 | ||
観賞日 | 2013.7.29 |
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原題 | Father of the Bride | ||
監督 | チャールズ・シャイア | ||
製作 | ナンシー・マイヤーズ/キャロル・バウム/ハワード・ローゼンマン | ||
脚本 | チャールズ・シャイア/ナンシー・マイヤーズ/フランシス・グッドリッチ/アルバート・ハケット | ||
撮影 | ジョン・リンドレイ | ||
音楽 | アラン・シルヴェストリ | ||
出演 | スティーヴ・マーティン(ジョージ・バンクス)/ダイアン・キートン(ニーナ・バンクス)/キンバリー・ウィリアムズ(アニー)/キエラン・カルキン(マティ・バンクス)/マーティン・ショート(フランク)/ジョージ・ニューバーン(ブライアン) | ||
あらすじ | 父親ジョージはスニーカーを作る工場の社長。ヨーロッパ留学から帰国した娘のアニーが突然、結婚すると言いだしたことに大変なショックを受けるが、娘アニーの結婚相手の両親の家に挨拶に行く。高級住宅街の一番大きな屋敷に圧倒され、てとんでもない失敗をやったり落ち着かない日が経ち、プロのウェディングプランナーに式を任せたら、いったいいくらお金が掛かるか機が気ではないジョージを他所に、妻と娘と結婚プランナーはいろんなアイデアを出してはそのたびにジョージは胃が痛くなる。 | ||
感想 | 娘を嫁に出す父親の心理が面白く涙ぐましい。娘の結婚は大変な費用が掛かるらしいが、アメリカでは花嫁側が全部支払うって?ターーイヘン! | ||
日本初公開 | 1992.8.8 | ||
観賞日 | 2013.6.26 |
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原題 | Father of the Bride Part II | ||
監督 | チャールズ・シャイア | ||
製作 | ナンシー・マイヤーズ | ||
脚本 | チャールズ・シャイア | ||
撮影 | ウィリアム・A・フレーカー | ||
音楽 | アラン・シルヴェストリ | ||
出演 | スティーヴ・マーティン(ジョージ・バンクス)/ダイアン・キートン(ニーナ・バンクス)/マーティン・ショート(フランク・エッゲルホッファー)/キンバリー・ウィリアムズ(アニー・バンクス=マッケンジー)/ジョージ・ニューバーン(ブライアン・マッケンジー)/キエラン・カルキン(マティ・バンクス) | ||
あらすじ | 結婚した娘アニーから両方の両親に集まって欲しいと連絡が有り、娘アニーの妊娠を知ってショックを受けるジョージ。まだおじいちゃんになりたくないと、髪を染めて若作りして皆を驚かす。そうして勢い余って妻ニーナが任してしまい、晴天のへ綺麗のジョージはニーナの妊娠を受け入れられない。やっとこれからのんびり楽をし様と思っていたのに又人生のやり直しなんて出来ないと不機嫌になるが、娘と妻の二人の妊婦にてんわやんやのジョージ。 | ||
感想 | 一度に自分の子供と孫が出来てしまったジョージだが、一応会社社長だから経済的な心配は無いだろうし・・・・ なんてことを考えてしまった。面白い。 | ||
日本初公開 | 1996.3.16 | ||
観賞日 | 2013.6.26 |
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原題 | Dad | ||
監督 | ゲーリー・デヴィッド・ゴールドバーグ | ||
製作総指揮 | スティーヴン・スピルバーグ | ||
製作 | ゲーリー・デヴィッド・ゴールドバーグ/ジョゼフ・スターン | ||
脚本 | ゲーリー・デヴィッド・ゴールドバーグ | ||
撮影 | ジャン・キーサー | ||
音楽 | ジェームズ・ホーナー | ||
出演 | ジャック・レモン(ジェイク)/テッド・ダンソン(ジョン)/オリンピア・デュカキス(ベティ)/イーサン・ホーク(ビリー)/ケヴィン・スペイシー(マリオ)/キャシー・ベイカー(アニー)/クリス・レモン(若き日のジェイク) | ||
あらすじ | ウォール街のエリートビジネスマン・ジョンは、母親ベティが心筋梗塞で倒れたと聞き、急いでロサンゼルスに帰省する。 ジョンの 妹アニーは結婚して近くに暮らしている。母親は退院するが今度は父親が癌だと分かった。父親の面倒を見ようと決心したジョンだったが癌の先刻を受けて以来痴呆症状が顕著に成り父親本人に癌の告知をしないよう頼んでいたにもかかわらず告知してしまった医者を変えてもらった。治療法が変って以来父親はすっかり良くなって若返り、反面奇妙な行動をするようになるが・・・・ | ||
感想 | イ−サン・ホークがまだ少年だ。ジャック・レモンはやっぱり名優。年を取っていく親を見るのは切ないし何とか手を差し伸べようとするけど、そんな哀れみの眼差しで子供から見られる気持ってどうなんだろう。親子関係って複雑。 | ||
日本初公開 | 1990.4.20 | ||
観賞日 | 2013.10.23 |
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原題 | Falling Down | ||
監督 | ジョエル・シュマッカー | ||
製作 | アーノルド・コベルソン/ティモシー・ハリス/ハーシェル・ワイングロッド | ||
脚本 | エブ・ロー・スミス | ||
撮影 | アンジェイ・バートコウィアク | ||
音楽 | ジェームス・ニュートン・ハワード | ||
出演 | マイケル・ダグラス(Dフェンス)/ロバート・デュヴァル(マーティン刑事)/バーバラ・ハーシー(ベス)/フレデリック・フォレスト(ニック)/チューズデイ・ウェルド(アマンダ)/レイチェル・ティコティン(サンドラ刑事) | ||
あらすじ | 1991年6月12日、ロサンゼルス。朝のラッシュアワーの中、その男、“Dフェンス”は車を高速道路に置いたまま立ち去った。直ぐ後ろに居たマーティン刑事はやってきた警官と一緒に車を道の外に押し出した。その後“Dフェンス”は、行く先々で不運にも頭に来る事ばかりが重なり、次第に行動がエスカレートして行き取り返しのつかない事態となる。 | ||
感想 | 人 生何事も上手く行かなくなり、妬けになり落ち込みそんな中で高速道路の渋滞で、車の中にハエが入ってきてぶんぶん飛び、周りの人はそれぞれ身勝手、とうとう頭に来て車を置いたまま別れた妻子の下に行こうと歩き出す。ごく普通の男がドンドン深みに入って後戻りできなくなった様子に、この男の気持が理解できる部分もある。 | ||
日本初公開 | 1993.7.24 | ||
観賞日 | 2013.10.23 |
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原題 | The Debt | ||
監督 | ジョン・マッデン | ||
製作 | マシュー・ヴォーン/クリス・サイキエル/エドゥアルド・ロソフ | ||
脚本 | マシュー・ヴォーン/ジェーン・ゴールドマン/ピーター・ストローハン | ||
撮影 | ベン・デーヴィス | ||
音楽 | トーマス・ニューマン | ||
出演 | ヘレン・ミレン(レイチェル・シンガー)/サム・ワーシントン(若き日のデヴィッド)/ジェシカ・チャステイン(若き日のレイチェル)/キアラン・ハインズ(デヴィッド・ペレッツ)/マートン・ソーカス(若き日のステファン)/トム・ウィルキンソン(ステファン・ゴールド) | ||
あらすじ | 第2次世界大戦中、ユダヤ人収容所で恐怖の生体実験を行ない、戦後も正体を隠して生き延びていたナチスの戦犯ヴォーゲルを捕まえ、国外に連れ出し裁判にかけて罪をあばくべく、イスラエルの秘密諜報機関モサドは決死の隠密作戦を繰り広げる。1965年、当時の東ドイツに潜入したステファン、デヴィッド、レイチェルの3人のメンバーは、ヴォーゲルを捕まえたものの頼りにしていたアメリカが手を引きヴォーゲルの処置に困った三人は自分たちのアパートに監禁するが逃げられてしまったが、三人は逃げるヴォーゲルを銃で打ち殺したと報告し、長年祖国の英雄として讃えられてきたが、ヴォーゲルが生きていて、ある記者が接触しているという噂に再びヴォーゲルにたち向かう必要性が出てきたが・・・・ | ||
感想 | 諜報員の仕事は女性の方が遥かにリスクが大きいと思った。祖国の為と言っても誰にでも出来ることではない。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.4.20 |
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原題 | The Way | ||
監督 | エミリオ・エステヴェス | ||
製作 | エミリオ・エステヴェス/フリオ・フェルナンデス | ||
脚本 | エミリオ・エステヴェス | ||
撮影 | フアン・ミゲル・アスピロス | ||
音楽 | タイラー・ベイツ | ||
出演 | マーティン・シーン(トム)/エミリオ・エステヴェス(ダニエル)/デボラ・カーラ・アンガー(サラ)/ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(ヨスト)/ジェームズ・ネスビット(ジャック)/チェッキー・カリョ(ヘンリー) | ||
あらすじ | ゴルフのプレイ中に見知らぬフランスの警察から電話が掛かってきて息子ダニエルの訃報を知った。すぐさまフランス南国境の町サン=ジャンに飛んだトムはダニエルが聖地巡礼の途中で嵐に会って命を落としたことを知り、息子の残したリュック、そのほかを持って巡礼の道を歩きはじめる。痩せる為が目的のヨスト、タバコを放せない女サラ、書けなくなった作家 ジャックと道中知り合って一緒に歩き出しす。 | ||
感想 | 巡礼宿は大部屋にベッドがぎっしりと並んでいるだけの簡素な宿。しかし、巡礼の旅と分かると土地の人々はそれなりに扱ってくれる。行く先々で息子のダニエルが現れて自分を見ている。初めて息子と向き合った気分になる。巡礼の人々はそれぞれ何がしかの問題を抱えて歩いている。そんな身も知らぬもの同士が一緒に歩いているうちに心が通じて来る。感動した。監督のエミリオ・エステヴェスは父親に良く似ている。 | ||
日本初公開 | 2012.6.2 | ||
観賞日 | 2013.3.25 |
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原題 | MAYERLING | ||
監督 | アナトール・リトヴァク | ||
製作 | アナトール・リトヴァク | ||
製作総指揮 | モート・エイブラハムズ | ||
原作 | クロード・アネ(『うたかたの恋』) | ||
脚本 | イルムガード・フォン・クーベ/アンドリュー・マカラ | ||
出演 | オードリー・ヘプバーン(マリー)/メル・ファーラー(ルドルフ皇太子)/レイモンド・マッセイ/ダイアナ・ウィンヤード/ベイジル・シドニー/ジュディス・イヴリン/ イソベル・エルソム | ||
あらすじ | 自由主義が台頭してきた1880年代ハンガリー帝国。皇太子ルドルフは父王に反発し、自由主義者建ちとの交流が多く、親友の新聞社主を逮捕された時、父親に釈放を願ったが却下され、憤慨の日々を娼婦館で酒におぼれて過ごしていた。結婚相手も政略的に気に染まない相手とした。そんな時、プラーター公園で美しい娘が酔っ払いに絡めれていた所を助けて、その娘と話をして以来その娘の清純な姿を忘れられなくなっていた。その後、有る音楽会で娘を見かけた。彼女はマリー・ヴェッチェラ男爵令嬢だった。マリーの方も出会ったとき誰かに似ていると思いながら、彼が皇太子だと分かって驚く。皇太子がマリーに気があると察した母エリザベートの姪のラリッシュ伯爵夫人マリー・ルイーゼは二人の仲を取り持ち合わせる。何度も有っているうちに噂と成って、父は憤慨し、即刻別れろ、そうでなければマリーを修道院に入れると言われる。ルドルフは教皇に離婚の嘆願書を出すが却下される。別れるか修道院かしか道は無いと言われてルドルフは他の道を探す。ある決心をしたルドルフは最後にもう一度だけマリーと一緒に過ごそうとマイヤーリングの猟場に有る別荘に友人達も招いて一緒に過ごした夜、マリーを撃って自分も自殺した。マリーは死ぬなんて思っていなかったが、ルドルフはもし、自分が居なくなったらどうするかマリーに尋ねる。マリーは何処までも探すし、どんな所へでも一緒に行くと答えたのでそれを聞いたルドルフはマリーを道ずれにした。 | ||
感想 | 実際は色んな憶測がなされて、果たして自殺だったのか暗殺だったのか真実は分かっていない。マリーとの仲は既に冷えていたというし、ルドルフは誰に殺されてもおかしくない危険な状態にあったというし、真実は歴史の闇の中だ。テレビ映画なので第三幕に分かれていて、画面も小さく、フィルムも最初はカラー作品だったが、黒白で保存したので随分古い映画に見える。画面もキメが粗くてDVDを何度も再生して劣化したテープのようだった。それでも、ヘップバーンと当時夫だったメル・ファーラーはロマンティック! | ||
日本初公開 | 2014.1.4 | ||
観賞日 | 2014.1.9 |
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原題 | The Wrong Man | ||
監督 | アルフレッド・ヒッチコック | ||
製作 | アルフレッド・ヒッチコック | ||
原案 | マックスウェル・アンダーソン | ||
脚本 | マックスウェル・アンダーソン/アンガス・マックフェイル | ||
撮影 | ロバート・バークス | ||
音楽 | バーナード・ハーマン | ||
出演 | ヘンリー・フォンダ(マニー)/ヴェラ・マイルズ(マニーの妻)/アンソニー・クエイル(弁護士オコンナー)/ハロルド・J・ストーン(バワーズ主任刑事)/チャールズ・クーパー(マシューズ刑事)/リチャード・ロビンズ(犯人) | ||
あらすじ | ニューヨーク、バンドミュージシャンのマニーは妻の歯の治療費を保険を担保に借りようと保険会社に行くが、そこの事務員が以前に銃で脅されて金を奪った男だと警察に通報しマニーは逮捕される。マニーの無実の訴えは、目撃者の証言の元、無視され、その上唯一のアリバイ証言者達はすでに死んでしまっていた。そうしているうちに妻ローズは精神を病むようになる。 | ||
感想 | ヒッチ・コックには珍しく事実を元にした映画化。目撃者の証言だけで、無実に陥れられる恐ろしさと、目撃者の記憶のいかに不確かな物か。ヘンリー・フォンダの静かな演技が、権力に対する一般市民の弱さを強調していた。 | ||
日本初公開 | 1957.6.19 | ||
観賞日 | 2013.3.27 |
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原題 | My Week with Marilyn | ||
監督 | サイモン・カーティス | ||
製作 | ハーヴェイ・ワインスタイン/デヴィッド・パーフィット | ||
脚本 | エイドリアン・ホッジス | ||
撮影 | ベン・スミサード | ||
音楽 | コンラッド・ポープ | ||
出演 | ミシェル・ウィリアムズ(マリリン・モンロー)/ケネス・プラナー(ローレンス・オリヴィエ)/エディ・レッドメイン(コリン・クラーク)/ドミニク・クーパー(ミルトン・グリーン)/ジュリア・オーモンド(ヴィヴィアン・リー)/エマ・ワトソン(ルーシー)/ジュディ・デンチ(シビル・ソーンダイク)/ダグレイ・スコット(アーサー・ミラー) | ||
あらすじ | 英国の高名な家庭に育ったコリンだったが他の兄達と違い映画好きが講じて、映画に関係する仕事をしたいと応募する。ようやく第三助監督という下働きの仕事を得、オリヴィエ監督の下で働くことになり、丁度アメリカからマリリン・モンローを迎えての「王子と踊り子」の撮影が始まるがマリリンはオリヴィエの納得する演技が出来ない上に毎日遅れて撮影所にやってきてオリヴィエの堪忍袋も緒が切れそうな気配だ。その度にコリンはマリリンを呼びに行き、マリリンの悩む姿を目の当たりにして同情と憧れの入り交ざった感情がいつしか恋心に変り・・・・ | ||
感想 | エディ・レッドメインの憧憬と同情のこもった演技が良かった。マリリン役のミシェル・ウィリアムズやっぱり色気に欠けるなあと思った。モンローと比較するのは酷かもしれないけど・・・ あの例えようの無い魅力は誰にも出せないと思う。 | ||
日本初公開 | 2012.3.24 | ||
観賞日 | 2013.3.25 |
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原題 | Les amours imaginaires | ||
監督 | グザヴィエ・ドラン | ||
製作 | グザヴィエ・ドラン | ||
脚本 | グザヴィエ・ドラン | ||
撮影 | ステファニー・アン・ウェバー・ビロン | ||
音楽 | グザヴィエ・ドラン | ||
出演 | グザヴィエ・ドラン(フランシス)/モニカ・ショクリ(マリー)/ニールス・シュナイダー(ニコラ)/ルイ・ガレル(ある男性) | ||
あらすじ | 友人同士であるゲイの男性フランシスとストレートの女性マリー。2人はあるホームパーティーで、外見に加えて社交的なふるまいも魅力的な青年ニコラと出会い、たちまち心を奪われる。ニコラはフランシスとマリーを新しい友人と思って3人で出かけたりするが、フランシスとマリーはそれぞれニコラに対する片思いをますます募らせていく。ある日、3人でドライブ旅行に出かけるが、マリーはフランシスに対する嫉妬心を爆発させ……。 | ||
感想 | ニコラは二人に遊び友達以上の感情を持っていなかっただけで、ニコラが悪いわけでもないけど、マリーとフランシスは深く傷ついたわけで、男女の仲は難しい。♪バンバン・・・・バンバンって言う挿入歌が良かった。 | ||
日本初公開 | 劇場未公開 | ||
観賞日 | 2013.11.24 |
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原題 | Les femmes du 6eme etage | ||
監督 | フィリップ・ル・ゲ | ||
製作 | エチエンヌ・コマール/フィリップ・ルスレ | ||
脚本 | フィリップ・ル・ゲ/ジェローム・トネール | ||
撮影 | ジャン=クロード・ラリュー | ||
音楽 | ホルヘ・アリアガータ | ||
出演 | ファブリス・ルキーニ(ジャン=ルイ・ジュベール)/サンドリーヌ・キベルラン(シュザンヌ・ジュベール)/ナタリア・ベルベケ(マリア)/カルメン・マウラ(コンセプシオン)/ロラ・ドゥエニャス(カルメン)/ベルタ・オヘア(ドロレス) | ||
あらすじ | 1962年、パリ。資産家のジャン=ルイは、高級アパルトマンに妻のシュザンヌと暮らしていた。だが、母の代から働いていたメイドが妻シュザンヌと対立して突然辞職、シュザンヌは独裁政権から逃れて来たスペイン人がよく働くとの評判を耳にして、スペインから来たマリアを新たなメイドに雇う。ジャンは初日からマリアを気に入った。唯一自分がこだわりを持っている玉子の湯で加減がパーフェクトだった。そんなある日、ジャン=ルイは偶然からメイドたちの暮らす屋根裏部屋に足を踏み入れ、メイドたちの使っている壊れたトイレの修理工を呼んだ。それ以来メイド達とジャンの交流が始まりジャンは今までの人生には無かった感動、喜びを発見するようになり、マリアを愛するようになる。 | ||
感想 | ジャン=ルイがいい味出した中年を演じていた。資産家ってこんな風に鷹揚で欲が無い物なんだと思った。マリアも溌剌として綺麗だった。ラストシーンではマリアとジャンは再会するがその後二人はどうなる?一緒に暮らす?それとも?・・・・ここで終わらせてしまうのがフランス映画なのね。 | ||
日本初公開 | 2012.7.21 | ||
観賞日 | 2013.6.26 |
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原題 | Good | ||
監督 | ヴィセンテ・アモリン | ||
製作 | ミリアム・シーガル/セーラ・ブート/ケヴィン・ローダー | ||
脚本 | ジョン・ラサール | ||
撮影 | アンドリュー・ダン | ||
音楽 | サイモン・レイシー | ||
出演 | ヴィゴ・モーテンセン(ジョン・ハルダー)/ジェーソン・アイザックス(モーリス)/ジョディ・ウィッテカー(アン)/スティーヴン・マッキントッシュ(フレディ)/マーク・ストロング(ボウラー) | ||
あらすじ | ナチス政権が着々と体制を固めていた1930年代のドイツ。ベルリンの大学で教職に就いているジョン。 家には病弱なジョンの母親、三人の子供、ピアニストの妻は一日中ピアノを弾いて家事はしない。料理もジョンが作っている。そんな時ジョンの昔の小説が総統の目に留まり安楽死をテーマに論文を書く事になった。それがきっかけで今まで避けてきた党員に入ることになった。親衛隊となったジョンは、図らずもナチスに組みすることに二なり、取り返しの付かない結果に陥ったことに気が付いた時、愕然とするのだった。 | ||
感想 | 本来は善人なのに、安楽死は本人と周りの人間にとって悪いことではないといった小説を書き、それが映画にもなった。ナチスはそれを逆手にとって大量殺人を行っている。ジョンは一階の大学教授だったが、流れに流されて結局は加害者となっていた。 ヴィゴ・モーテンセンが、ごく普通の大学教授で有りながら、いつの間にか思わぬ方向に道を外して行きどうしようもなく戸惑う男を好演している。 | ||
日本初公開 | 2012.1.1 | ||
観賞日 | 2013.12.13 |
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原題 | Life Of Pi | ||
監督 | アン・リー | ||
製作 | ギル・ネッター/アン・リー/デヴィッド・ウォマーク | ||
脚本 | デヴィッド・マギー/ディーン・ジョーガリス | ||
撮影 | クラウディオ・ミランダ | ||
音楽 | マイケル・ダナ | ||
出演 | スラージ・シャルマ(パイ・パテル(16歳))/イルファン・カーン(パイ・パテル(成年期))/アディル・フセイン(サントッシュ・パテル)/タブー(ジータ・パテル)/ジェラール・ドバルデュー(コック) | ||
あらすじ | インドで動物園を経営するパテル一家がカナダに移住することになり、一家は動物たちとともに貨物船に乗り込み、太平洋横断の航海へと出発。ところがその途上、嵐に見舞われて船はあえなく沈没する。16歳の少年のパイただひとり、救命ボートに乗り込んで命拾いしたものの、なんとそこには1頭のベンガルトラが同乗していた。 両親と兄が一緒だったが船と一緒に沈んでしまった。ボートにはシマウマが乗っていた。そのうちにチンパンジーが海を漂っているのを見つけてボートに上げる。しかし、ボートの荷物置き場からハイエナが出てきてシマウマに襲い掛かりチンパンジーを殺した。今度はベンガルトラが荷物置き場から出てきてハイエナを殺してトラのパイの二人になった。トラは肉食で隙あらばパイに襲い掛かってくる。はたして少年は生き延びられるのか・・・ | ||
感想 | 映像が素晴らしい。海の恐ろしさと美しさがある。しかし、この映画どうやって撮影したのか・・・ | ||
日本初公開 | 2013.1.25 | ||
観賞日 | 2013.12.24 |
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原題 | The Lincoln Lawyer | ||
監督 | ブラッド・ファーマン | ||
製作 | トム・ローゼンバーグ/ゲーリー・ルチェシ/シドニー・キンメル/リチャード・S・ライト | ||
脚本 | ジョン・ロマーノ | ||
撮影 | ルーカス・エトリン | ||
音楽 | クリフ・マルティネス | ||
出演 | マシュー・マコノヒー(ミック・ハラー)/マリサ・トメイ(マギー・マクファーソン)/ライアン・フィリップ(ルイス・ルーレ)/ジョシュ・ルーカス(テッド・ミントン)/ジョン・レグイザモ(ヴァル・ヴァレンズエラ) | ||
あらすじ | LAの街を愛車のリンカーンを事務所代わりに、麻薬の売人や売春婦らの罪を軽減するために検察側と渡り合うミックのもとにうまいもうけ話が舞い込んでくる。ビバリーヒルズの資産家の御曹司ルイスが、ある女性を殴って重傷を負わせ、殺人未遂容疑で告発されたのだった。早速ミックはルイスの弁護を買って出て、彼お得意の司法取引で事件を丸く収めて利ざやを稼ごうとするのだが…。 ルイスが怪我をさせたのは売春婦だった。その写真をじっと見ていて過去に売春婦が暴行されて殺された事件を思い出した。そのときの被害者と今度の被害者の暴行の後が酷似して居る事に気がつき、とんでもない間違いをしているのではないかと思い出したミックは昔自分が罪を認めさせ、服役中の男に会いにいくが・・・・ | ||
感想 | マシュー・マコノヒーのはまり役だ。こんな弁護士スカッとする。 | ||
日本初公開 | 2012.7.14 | ||
観賞日 | 2013.9.21 |
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原題 | Le Havre | ||
監督 | アキ・カウリスマキ | ||
製作 | アキ・カウリスマキ | ||
脚本 | アキ・カウリスマキ | ||
撮影 | ティモ・サルミネン | ||
出演 | アンドレ・ウィルム(マルセル・マルクス)/カティ・オウティネン(アルレッティ)/ジャン=ピエール・ダルッサン(モネ警視)/ジャン=ピエール・レオ(密告者)/ブロンダン・ミゲル(イドリッサ) | ||
あらすじ | 北フランスの港町ル・アーヴル。マルセルは、靴みがきをしながら、愛妻のアルレッティ、愛犬のライカとともにつましくも幸福な毎日を送っていた。そんなある日、アフリカからの密航者たちを乗せたコンテナが港に漂着し、警察の検挙の網を免れた少年イドリッサを、マルセルはひそかにかくまうことに。一方体調を崩した妻アルレッティは、医者から余命宣告を受けてしまうが、マルセルには内緒にして欲しいと医者に願い出る。。 アルレッティはやつれた姿を夫マルセルに見せたくなくて、二週間後に黄色のワンピースを持って来て欲しい。それまでは見舞いに来ないように言う。その間マルセルはイドリッサを母親の居るロンドンに密航させるべく近所の人たちの力を借りて奔走する。 | ||
感想 | 密告屋を除いては皆がいい人で気持が優しくなれた映画だった。マルセルは靴磨きだが堂々として自信を持って生きている。 | ||
日本初公開 | 2012.4.28 | ||
観賞日 | 2013.9.25 |
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原題 | Ruby Sparks | ||
監督 | ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス | ||
製作総指揮 | ポール・ダノ | ||
製作 | アルバート・バーガー/ロン・イェルザ | ||
脚本 | ゾーイ・カザン | ||
撮影 | マシュー・リバティーク | ||
音楽 | ニック・ウラタ | ||
出演 | ポール・ダノ(カルヴィン)/ ゾーイ・カザン(ルビー)/アントニオ・バンデラス(モート)/アネット・ベニング(ガートルード)/スティーヴ・クーガン(ラングドン) | ||
あらすじ | 若くして天才作家として華々しくデビューしながら、その後、ヒット小説を書けずにいるカルヴィン。セラピーの一環として大好きな人のことをレポートに書けと言われたカルヴィンは、素敵な女の子の夢を見て、彼女に“ルビー・スパークス”と名前を付け、彼女を主人公にした小説を書き始める。ある朝、目を覚ましたカルヴィンが自宅のキッチンで目撃したのは、朝食を用意するルビーの姿で……。 最初は恐ろしかったが、理想の女性のルビーは自分だけにじゃなくて誰にでも見えると分かって、一緒に暮らし始める。そのうちに、ルビーはカルヴィンが書いた通りの女になる事が分かって、カルヴィンはその都度、自分の都合の良い女にルビーを書き換えて行くが・・・・ | ||
感想 | 楽しい映画だった。しかし、ルビーはその後どうしちゃったんだろう とか色々考えさせられる終わり方で面白い。 | ||
日本初公開 | 2012.12.15 | ||
観賞日 | 2013.12.13 |
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原題 | Working Girl | ||
監督 | マイク・ニコルズ | ||
製作総指揮 | ロバート・グリーンハット/ローレンス・マーク | ||
製作 | ダグラス・ウィック | ||
脚本 | ケヴィン・ウェイド | ||
撮影 | ミヒャエル・バルハウス | ||
音楽 | カーリー・サイモン | ||
出演 | メラニー・グリフィス(テス)/シガニー・ウィーヴァー(キャサリン)/ハリソン・フォード(ジャック)/ジョーン・キューザック(シンシア)/アレック・ボールドウィン(ミック)/ケヴィン・スペイシー(ボブ)/フィリップ・ボスコ(オーレン)/オリヴァー・プラット(デイヴ) | ||
あらすじ | NYの証券会社で秘書を務めるテス。仕事への意欲は十分だが大卒ではない為に出世できず、いつも挫折感を味わう。そんな時飛びきりエリートの女性上司キャサリンの秘書となった。何でも提案したほうが良いと言われて、今期強くリサーチした結果あるラジオ局を買収する提案をした。キャサリンはそれをテス抜きで自分の手柄にしようとしていた事を知ったテスはある反撃に乗り出す。 | ||
感想 | 当時のファッションが懐かしい。ソックスにスニーカーで出勤し会社に着くとハイヒールに履き替える。肩パットの大きなぶかぶかの服、ボリュームのヘヤースタイル。小さなパソコンのモニター、働く女性の応援歌の映画だ。 | ||
日本初公開 | 1989.5.20 | ||
観賞日 | 2013.4.22 |