「盗作」について
こんなことは書くまでもないことだと思っておりましたが、立て続けに盗作騒動が発生いたしましたので、やむをえず文章を起こすこととしました。
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二次創作と盗作は全くの別物です
二次創作とは、一次創作物を明記した上で、それを変形、脚色、翻案、パロディすることにより創作した著作物です。
一次著作物とは別個の著作物として、著作権保護の対象となるものです。
その上で、二次著作物については一次著作物の著作権者も権利をもつということになります(一次著作者は、二次著作物について、公表を差し止めする権利などをもっています)。
ただし、日本においては二次著作=ファン活動としてとらえることが多いため、著作権の侵害は親告罪であることを「利用」して、ファン活動なら黙認、目に余る活動があれば権利を行使するという運用が一般的です(一次著作物出版社、作品などにより対応は異なりますが)。
いわば、一次著作権者と二次(同人)著作権者の間にある“暗黙の了解”によって二次創作(同人)活動というものが成立しています。
これに対して、盗作とは他人の著作物を盗用し、それを自作として公表する反倫理的な行為のことです(オマージュ、パロディとは区別されるものです)。
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盗作 [名詞]
他人の作品の全部または一部を自分のものとして無断で使うこと。剽窃(剽窃)。
(広辞苑第五版)
盗作とは、「他人の作品(の一部)を自分の作品(の位置)として発表する」ということです。
より詳細に定義するならば、「他作者の思想または感情を創作的に表現している部分と(形式的な共通点あるかどうかではなく)実質的に同一のものを自分の作品として発表する」ということになります。
具体的になにが盗作か、というのはデジタル的に線引きできる問題ではありません。
過去の判例をみても社会通念であるとか、個々の作品がおかれている状況などにより個別に判断するものとされています。
ただし、他人の文章をコピー(多少の単語の置き換えなどをしてもコピーと同じことです)して自分の文章であるかのように使うというのは、明らかな盗作です。
→パロディ(ネタ)としてであれば、明記していない一次創作からコピーを行なうことは盗作にはあたらないと考えられます。例えばガンダムの有名な台詞から「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを……」を使ったとしても自分が考えた台詞であると虚偽をのべるのでなければ、パロディ(ネタ)であり、盗作ではないといえるでしょう。
線引きは難しいですが、商業作品を参考にして下さい。。
一方で、作品中のアイデアというのは、著作権法的には保護の対象にはなりません。
特に二次創作の場合、同じ一次創作を元にしますから、特にストーリーの導入(一次創作からの分岐点)において似通ったストーリー展開、アイデアになるのは、ある程度は避けがたいところでしょう。
しかし、他作品とほぼ同じプロットのまま終始する作品は、やはり、盗作ということになるでしょう。
また、明らかに他者の二次創作物が考案元となる独特の固有名詞、設定などを拝借するのであれば、その作者に許可をもらい、元となる作品を明示した上で、自作を発表するのがマナーといえるでしょう。
盗作は他人から盗んだもので、利益、評判、名誉、名声を得る行動です。
それは、プライドを捨てる行為であり、自分に創作能力がないと公言する行為でしょう。
仮に盗作作品で賞賛を得たとしても、それは盗作した作者に向けられたものではありません。盗んできた元の文章を書いた作者に向けられたものなのです。
そして、世界中の人間が閲覧しているWebという環境では、遅かれ早かれ盗作したという事実は必ず発覚することになることをお忘れなく。
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盗作を指摘される方へ
盗作かどうかというのは、非常に繊細な問題ですので、指摘はメールにてお願い致します。
また、投稿作品が多岐に及び、元ネタが多岐に及んでいる現在、全ての作品を把握するのは困難です。
従って、指摘する際には
・盗作の疑いのある作品
・盗作元とされる作品とURL
・盗作と思われる具体的な部分
を明記下さい。
なお、以下の点にご注意ください。
- 同じ一次創作に由来する部分での類似、ありふれた表現での類似は盗作にあたりません。
- 一次創作から読み取れる一定の規則(一次創作のさらに元ネタと言い換えてもいいです)に由来する部分での類似は一般には盗作にあたりません
→絶対可憐チルドレンの二次創作のオリジナルキャラクターで源氏物語由来の名前をつける、和風・中華風ファンタジーで四神を登場させる、など。
最終的に盗作として対応するかどうかを判断するかは、判断する人間(当サイトの場合は管理人)の主観によることになりますので、あしからずご了承下さい。
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