というわけで、やっぱり一番ネタにしやすいというか、普段考えさせられるのは漫画やらゲームやら
自分が大好きなせいもあって、試験期間とか以外のときは一日のうち4〜6時間はそれらに費やしてるせいでしょう
今回もゲームと漫画という世界と現実という世界がどれだけ違うかということの考察です
われながら、しつこいな〜、とか思うのですが、やっぱり一番気になることは詳しく書かないといけないと思うので、もう一回いってみましょう
とりあえず、タイトルにある仮想現実というのは、別にバーチャルリアリティーとかそういう格好良い感じのものをさしてるわけじゃなくて
漫画やゲームなど、空想世界のことをさしてるわけです。それで毎度おなじみですが、漫画やゲームの批判ではありません
別に漫画やゲームの批判と思ってくださってもかまいませんが、私は漫画やゲームは好きです
それで本題は、漫画やゲームというのは基本的に白黒がはっきりしてます、別に色が白と黒しかないというわけではもちろんなく
「悪いものは悪い、善いものは善い」というのがはっきりしている、ということです
一番わかりやすいのが、敵と味方、敵=悪い、味方=善い、便利です!というかこんな世界があったらまっさきにその世界に行きます
正直、漫画やゲームのキャラクターさんたち、誰が悪くて、誰が善いのか、ひどいときには顔見ただけでわかってしまいます
いや、笑い事じゃないですけど、なぜか悪い人は悪い顔してて善い人は善い顔してるんですよね
これはある意味漫画家やイラストレーターの方の努力の結晶で、私みたいに絵が下手なやつが描いても悪者と善者描き分けられません
ただ、現実の世界で、悪いやつって悪い顔してますか?
まぁ前総理大臣みたいに顔みた瞬間に「腹黒そ〜〜〜」とか思ってしまう人は時々はいますが
善人の顔をした犯罪者なんてのはざらにいるわけで、どっかの調べだと美人ほど犯罪をしているとかいうわけわからん調査結果があったりして
信じられるような調査ではないのでそれを鬼の首とったみたいに証拠にするわけじゃないですが
悪者=悪い顔したやつらはあまりいないわけで、けっこう判別難しい、というかよほど人間を見続けた人生の達人でもないかぎり判別不能です
つまり、現実世界では白は白、黒は黒ではなく灰色の容量が全体の9割以上を占めてます
で、問題なのが、それでもやっぱり人間という生き物は白は白、黒は黒というのが好きなのです
別に私がそう決めたわけじゃないですが、たとえば「顔に大きな傷がある人」に出会ったときの反応は
ほとんどの人が「うわ、やばい職業の人かな?」とか「目をそらさなきゃ!」とかです、私だって多分実際にみたらそういう行動するでしょう
でももしかするとその人は親切にも子供を交通事故から助けて身代わりに顔に傷を受けたのかもしれないわけで
顔に怪我してるからって別にヤクザの「出入り」で負ったものとは断定できないです
が、そこはそれ、人間は自分の感情に正直なので、なるべくその人をさけてしまいます
こんなことってゲームでよくありませんか?たとえば、キャラクターの体力が残り少ないときとか
私なら、そんなときに「こいつ敵だな〜」とか思う人にAボタン(もしくは○ボタン等)を押したいとは思いません
でも知ってましたか、これってなんてことない風にみえて、立派な差別だったりします
ゲームや漫画ならいいんですよ、なぜならそれは作られた世界で、白黒のはっきりとした世界ですから
差別なんて言葉は通用しません、というか通用させようとする人もいないでしょう
よくゲームで主人公がいなくなった後で本性をあらわした悪い奴とかのシーンがあります、だから差別とか以前に
相手が悪いやつとわかってるので、それは差別ではなくて確信だからです
でもね、現実で同じことをしたら、それは差別というよりもあるいみ人権損害になっちゃいますよ
そしてもう一つですが、ゲームや漫画では主人公は、まぁよっぽど作者やクリエイターがへそ曲がりじゃなかぎりは白です、善人です
では聞きます、あなたは白ですか?あなたは自分の行動が完全に善いものだといえますか?
私なんかは元暴走族とかだったりするわけで、学校サボるのも朝飯前だったわけで、未成年の主張とかいってたわけで
どんな方面からみても私は自分を白だなんて恥ずかしくていえないわけですが、まぁそのかわり黒だとも言いませんが
皆さんはどうでしょうか?あなたは白ですか?黒ですか?それともやっぱり灰色なのでしょうか?
教えてください、もし真っ白な人がいたら、是非、精神科へいってください、多分、人間の精神をしてませんから