ゲームの進化についての考察
 

 ゲームは進化しているとよくいう
たしかに年々ゲーム画面は綺麗になっていく、CG技術などを駆使された画面は本物さながらのものさえある
今度発売されるFF]はそんななかでも声まで出してくれるということらしい
進化といわずしてなんという!

 が、しかし・・・・へそまがりな私にとって、これはある意味、進化というよりも後退に等しいのだ
リアルになっていく画面、たしかに綺麗です、すごいです、見事です、でもどこまでいっても本物にはなりません
リアルになっていく人物描写、動きが本物に近い、表情まで見える、でもやっぱり本物にはなりえません
ストーリー性が完成されていて声まででる、技術にはすごく感心しています、でもそれならゲームである必要性すらありません

 ファミコンの時代、子供たちはゲームに熱中していました、今から見るとなんてことはないドラクエT
あんな稚拙な画面でしたが、熱狂的なファンがいました、いまでも多数存在しています
FFシリーズ、私も好きです、とくにたまねぎ剣士は好きでした、個人的にはFFXが一番好きです
私がこんなにも好きだった理由の一つには、満ち溢れる創造性、空想性があったからです
キャラクターの表情だって出ない、声だって出ない、戦闘画面だって今から見ると大分いいかげんにみえてしまいます
それでも好きだった理由は、私の場合は空想性がかりたてられたからです
「こんな風に戦ってるんだろうな」「こんな風な声なのかな」「こんな表情してるのかもしれないな」
といういろんな事を考えながらプレイしてました
 二度プレイしても平気でした、一回遊んだことによって前とは違ったキャラクターを知ってるせいで
「本当はこんな表情だったのかもしれないな」「実はこんな声なのかも」と、前とは違う想像ができたからです

 では今の「進化」したゲームにそれがあるでしょうか?
私からみると、少しづつ少しづつ、年々その創造性や空想性は失われていってます
綺麗になっていくCGの影で、プレイヤーの空想性などはどんどん否定されていってます
「まるでドラマを見ているようなゲームです」という誉め言葉(?)を使っていることもあります
私に言わせると「それならドラマ見てたらいいのではないでしょうか?」と言いたくなります
全てが完全に決まったゲームを遊んでて、楽しいですか?

 CGが綺麗になったことを批判しているわけではありません。CGが綺麗になってより楽しいゲームも多数存在します
「ヴァルキリープロファイル」などはお気に入りの一つです、すごく綺麗なCGです・・・ただしリアルとはほど遠いですが
リアルを否定しているわけでもありません、「決戦U」なども好きです
ただ、私が否定しているのは全てを作る側が決めてしまったあとの「ドラマを見ているみたいな」ゲームです
戦闘してレベルあげるだけがプレイヤーの仕事なら、それこそ見ていたくもありません
ゲームの進化とは、本来は「プレイヤーがより楽しめるもの」を作り出すことだと私は思っています
ゲームの最初のうちの面白さはプレイヤーの創造性、空想性、想像性を引き出してたことだと思います
CG技術などを高めるのも進化だとは思いますが、プレイヤーを忘れたゲームは進化の以前にゲームですらないと私は思います
 

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