私はときどき、ある特定のことをしている人に
「貴方は本当に遊んでいますか?」と聞いてみたくなることがあります
別に相手を不快にさせたいと思っているわけでもなく、思い出したように聞きたくなるときがあるのです
その特定な事というのは、TVゲームをしている人です、特に一人で
まぁ、一人でゲームセンターで遊んでいる方にも同じようなことを聞いてみたくなるときもあります
なぜTVゲームに限定しているかというと、世界中に存在するいろいろなゲームの中で、ゆういつ何も得るもののないアソビだと思うのです
TVゲームというものを「遊び」の一つだと認められない私が存在しています
ゲームは、特に一人用のRPG系統のゲームはなにも生み出さないのです
週末の半分かそれ以上の時間をRPG系ゲームに費やす自分がいうのもおかしな話ですが
ゲームをしている時間ほど不毛な時間は存在しないと思ってます
何も失わない代わりに、なにか得るわけでもない、まぁ電気代がかかると言うところがあるので逆に−かもしれません
ゲームをしてて楽しいじゃないか、といわれるかもしれませんが
ゲームを長時間遊んだ事がある人は経験したことがあると思いますが
ゲームの電源を切った後の虚脱感を感じたことがあるのではないでしょうか?
私の場合は、RPG系のゲームを終わらせてエンディングを見た後がとくに症状がはげしいです
「私は長時間何してたんだろう?」と考え込んでしまうほど虚脱感を感じている私がそこにいます
例えば、友人とかけっこでもキャッチボールでもいい、なにか運動をしたとする
家の中でゲームしてるよりは面白くないかもしれない、でも最低限、得るものは存在します
もしくは家でゲームしてる時間を読書にあててみる、遊びとは思わないかもしれないけど、得るものは大きいです
「遊び」とは面白いだけでは成立するものではないと私は思っています
なぜなら遊びの中にもルールが存在している必要性があるからです
ルールを覚えながら楽しくすごす、それは「遊び」というものを通じてなにかを学ぶ必要性があるからだと思う
そしてそう考えるとテレビゲームには特定のルールが存在しないのだ
ゆういつ存在するのはストーリーであり、これは学ぶ物でもなく、ただ作った人のレールを走ってるに過ぎません
こう悪い点ばかりをあげているとテレビゲームは悪いものって言ってるように思われますが
けしてそうじゃありません、ゲームによっては豆知識が増えるようなゲームもあります
クリズゲームなんかしたら余裕でいろんな知識が増えるでしょう、でもそれは知識だけであってルールではないのです
とはいえ、私だって人間です、友達が常時そばにいるわけじゃないので、つい暇になるとゲームをしてしまいます
だから私はゲームを面白くない!とか、ゲームは不必要なものだ!といってるわけじゃありません
私自身、いまゲームがなくなってもらうとものすごく困ります、正直なところ
ただ、私がいってるのはテレビゲームは「遊び」に値するものではないということなのです
そして私は子供であれば子供であるほど本当の「遊び」をなるべくするべきだと思うのです
なぜなら本当の「遊び」というものは社会のルールなどを楽しく学べるものだと信じているからです
さて、こんなに偉そうなこといってますが・・・多分、週末にはテレビの前で必死にゲームをやってる自分がいることでしょう
お客様からの返答♪
Mr.Bigさん
思う本の 「遊ぶ」という事への考察 について
「ゲームが遊びかどうか」分かりませんのでノータッチ(爆)
で、「遊びを通じて何かを学ぶ必要がある」・・・これはどうなんでしょう。
私見ですが、これは大変危険な考えではないかと思います。
例え何の役にも立たなくても、のんびりと、やりたい事をやる。そんな遊びはダメでしょうか。
将来結婚して、自分の子供が遊ぶときを考えてみた時に
親「○○じゃだめだよ。さあ、これで遊びなさい(又はこう遊びなさい)。」
子「なんで?なんで○○で遊んじゃダメなの?」
親「それはね、○○からは何も学べないからさ」
実際にこういう事を言うかどうかは別ですが、思想は同じですよね。
こんな人は大嫌い。絶対になりたくないです・・・少々極端過ぎる例ではありますが(笑)
それに子供にとってもどうなんだろう。楽しいだけでそれが遊びとは思いませんが、
楽しくない遊びはありえないと思うし、あって欲しくないわけです。
私なら楽しくないので突っぱねますね、親を叱りつけてでも(滅)
遊びに意味を求めること、それは遊びの可能性を狭めると思います。
今私を楽しませてくれている「ゲーム」も「スポーツ」も、
大抵は他愛の無い遊びから始まりました。
その時の遊びに、果たして意味を感じていた、何かを学ぼうとした人が居たのでしょうか・・・
恐らく居ないでしょう。何かを学んだかどうか、それは後から気がつくのが本当だと思いますよ。
「学び」を考えるあまり、遊びの前提である「やりたいからやる」を
忘れないようにしたいものです。楽しさの為に。
・・・所詮は私の考えですけどネ。(’’(笑)