今日は土曜日。乙女さんも帰省していて、なごみが家にやって来た。
俺達はリビングでお茶していた。
「公式HPの人気投票1位だったんだってな! おめでとう」
「そんなの嬉しくないですよ…」
「嬉しくないって…お前。他作品のキャラとか姫とかを抑えたんだぜ?
 彼氏として鼻が高いよ」
俺は褒めてるつもりなんだけど、なごみはプイっとそっぽを向いてしまった。
「"線の外側"の人間のなかで1位になんかなりたくありません。キモイです」
「人気があるのはいい事なんじゃないのか?」
「良い事なんかじゃありません!」
珍しく顔を真っ赤にしてちょっと怒っていた。まあ、周りに誰もいないからだろうけど。
「私は……"センパイだけの1位"でいればそれでいいんです…」
怒ったかと思ったら次は俺の胸に顔を埋めてきた。
俺はそっとなごみを抱きしめた。
「そんじゃあ俺の1位の可愛いにゃごみにはご褒美あげちゃおうっかなあ〜?」
「え? なんですか?(わくわく)」
「それはだな…」
「――んんっ!?」
俺は強引にキス攻撃。
強引に押し倒し、「俺のプレゼント」攻撃が始まろうとしていた。

……

「忘れ物を取りに来たらこれか。慣れってものは恐ろしいものだ…。
 平気でいる私自身が恐い…」

さっき乙女さんが帰ってきてた気がしたけど、気のせいか?


(作者・TAC氏[2006/10/23])

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