連休。乙女さんは拳法部の強化合宿で昨晩から留守なので、朝から惰眠を貪る…
はずが。
「…なさいっ!」
「ふぇ?」
「起きなさいっ!コラ!」
朝一近衛かよ。だが朝は貴重なまどろみの時間。絶対起きねえぞ。
「起〜き〜ろぉ〜!」
バサッ。 タオルケットを剥がされる。
くっ、ここで屈しては休日の朝がことごとく… 意地でも寝通してやる。

…結局、起こされる。
「なんで」
「え?」
「俺戸締りはちゃんとして寝たはずなんだけど」
「ああ。これこれ」
サッ と合鍵を見せる
「お前…これ…」
「乙女先輩から預かったのよ。任せられちゃった」
そう言って近衛は心から嬉しそうに微笑む。
「それに…」
照れているような仕草を見せる。
「?」
「アンタは、これからアタシが一生面倒見てあげるって、言ったでしょ」
!! (トクン)… 反則だ。そんな…顔真っ赤にして、上目遣いでそんなこと言われたら…


「近衛」
「なーに? つし…あっ! 」
半ば強引に唇を奪う。
「んむぅ…んんっ……ぷはっ。ど、どうしたの突然///」
「今のセリフ聞いてると、無性に近衛が愛おしくなって、辛抱たまらなくなった」
「そ、そう///。 じ、じゃああたし、ご飯作ってくるね///」
トタトタトタ…
こけそうになるくらい慌てて、逃げるように階段を下りていった。
照れた表情がたまらなく可愛かった。

しばらく余韻に浸った後、俺も階段を下りる。
近衛が台所でなにやら呟いている。
ブツブツ…「気持ちよかった…不覚にも興奮しちゃったじゃないのよぉ…」
「なにさっきからブツブツ言ってるんだ近衛」
「はわわ!な、何もないわよ! ホラ、できたわよ朝御飯」
食卓には、近衛手作りのサンドイッチが並んでいた。
「…予想はしてたが、やっぱこれじゃないとイカンのか?」
「朝はやっぱりこれじゃないとねー」
まあ、合うから別にいいんだけど。
「あ、うまい」
「でしょでしょう!?」
「やっぱ手作りってのはいいね」
「ふふ。何せアタシの愛がたっぷりこもってるからね!」
平然と言い出しましたよこの娘。
…つくづくバカップルの素養があるな、俺達。


結局ゴロゴロしてしまってる俺。
近衛は「もう、仕方ないなぁ」とか言いながら掃除とかをやってくれてる。
何か手伝わなきゃ。と思いながらも惰性でカラダが動かないダメな俺。
「対馬。生活必需品がいろいろ切れかかってるわよ。ちょうどいい時間帯だし、お昼ご飯のついでに買出し行きましょ」
「おう。外に出ないのも身体に悪いからな」

当然昼飯だけで飽き足らず、帰りついた頃にはもう夕方だった。
「結構遊んじまったな」
「そうね。ま、楽しかったからいいわ。」
近衛は結構上機嫌だ。
「さあ、買い物で結構食材買ってきたし…」

そして夜
「おお!何とゴージャスな!!」
「腕によりをかけて作ったわよ」
食卓には、近衛の手料理がズラリと並んでいた。
「さ、召し上がれ」
「いただきまーす!……うめぇ、うまいよ近衛」
思わず感涙。
「そ、そんな泣きながら食べなくても(汗) ま、喜んでくれたようで何よりだわ」
そう言って近衛は心底嬉しそうに笑みを浮かべた。俺は良い彼女に恵まれてるなあ。
「スバルの料理を食べながら、『お前が女だったらなぁ』なんてボヤいてた時が懐かしいぜ」
「…ホントにアンタと伊達君はどういう関係なのよ…」
近衛はなにやら複雑そうな表情を浮かべた。


…なんて他愛のない会話をしながら、楽しい食事の時間は過ぎていき…
「結構量あったのに、全部食べちゃったわねえ」
「近衛の手料理ならいくらでも食べられるよ」
「嬉しいこと言ってくれるじゃない。今度から食べたい時はいつでも言ってね」
「さて…と。片付けましょうか」
「あ、いいよ洗い物は俺がやるから」
近衛が下げようとした皿を掴む。
「え?いいって私がやるから」
「今日は朝から近衛に迷惑かけっぱなしだから、洗い物くらいは俺が」
「迷惑だなんて思ってないし、ここまでやったからにはアタシがやる…ってば!」
近衛が皿を引っ張り返す。
引っ張られた弾みで、俺のつま先が近衛の脚にひっかかる。
「あっ」
「キャッ!」
ドタッ 何か2つの物が倒れる音がした。
そして俺の前には、ツインテー…ルッ!?


気がつくと、俺が馬乗りになる形で、近衛の上に覆いかぶさってる状態。
(ドクン…ドクン…) 近衛のどアップ。近くで見るといっそう可愛い。可愛すぎる。そしてこの体勢。
ヤバい。理性が飛びそうだ。そう思った途端に、俺の欲望が一気に溢れてくる。
近衛は憂いを帯びた目でこちらを見ている。
この娘を、抱きたい
そう思った瞬間、俺の内なる人格がせめぎあう。
(テンションに流されるな。ここで熱くなって、もし拒絶されたら、今まで積み上げてきたものが全て無に帰すかもしれないんだぜ)
(でも近衛は、突っ走ってる俺が好きだって言ってくれたじゃないか。スバルだっていつか言ってただろ『傷つくことを恐れてたら関係は進歩しない』って。)
「 //// ちょっと何鼻息荒くしてるのよ、早く離れなさい…ねえ聞いてるの!?」
「近衛…いや、素奈緒!」
「//// ! 何よ、改まって ////」
「俺は素奈緒が大好きだ。心から愛してる」
「//// いちいち言わなくたってわかってるわよっ!なんでこんな体勢で言うのよぉ…」
「好きな人だからこそ…」


「話を聞けぇっ!」
「その人と、もう1ステップ上に行きたい」
「…え?」
「ストレートに言うぞ!俺はお前と結ばれたい!!」
「//// !  熱くなってるじゃない…。 …そういう対馬、大好きだけど、…その、心の準備が…」
意識的にはOKと見た!
素奈緒を抱き上げる。お姫様だっこの形で、そのまま一気に階段を駆け上がる
「え!?ちょっと、つし…きゃぁぁぁぁぁぁあ!」
とうとう俺の部屋のベッドまで運んできてしまった。
「…はあ、熱くなってる対馬って…、ほんっと底知れないわね。どこにそんな力があるのよ」
半ばあきれた様子で素奈緒が言う。
「愛が生み出す奇跡だ」
「////よくもまあそんなクサいセリフが出てくるわね」
「今は熱血中だからな」
「…うん。その、ア、アタシも対馬ともっと仲良くなりたい…から」
ゴクン
「き…て。」
恥らう仕草と上目遣い。くどいようだが反則だ。コレ
こらえきれずに唇を重ねる。
「んン…ぷはぁっ。 ちょっと、恥ずかしいから…後ろ向いてて」
言われたままに。
背後では衣服がハラハラと落ちる音が聞こえる。
やべぇ、興奮してきた。
「うん。こっちみていいよ。」
言われるがままに振り向く
「…!」


そこには、上半身を全て晒した姿の素奈緒が。
「あんまりマジマジと見ないでよ…死ぬほど恥ずかしいんだから」
そうは言われましても。釘付けだっての。
「夢にまで見た…」
「見てたんかいっ!このスケベ!」
「健全な男子はみんな人生一度は見るんだよ」
「もう、男ってやつは…」
また呆れ口調で言う。
「でも…ごめんね」
素奈緒が突拍子の無いことを言う。
「…何が?」
「その…私の胸、小さいから。
男の人って、大きな胸が好きなんじゃないの。」
「それは人それぞれの好みだって。というか…」
「?」
「素奈緒の胸だから良いんだよ。少なくとも今世界で一番俺を興奮させてくれる胸だ…っ!?
気がつけば、彼女に唇を奪われていた。


ファーストキスの時のように、彼女の方から。突っ込んでくるような、情熱的な口付け。
それと同時に近衛への想いが溢れてくる…
!?
彼女の舌が俺の唇を突き破って、ぬるり、と入ってきた。
一瞬びっくりしたが、何か甘美な味わいと共に全身の力が抜け、そのまま彼女に身を委ねる。
しばらく口内をかきまわされ、ようやく開放される。
「ぷはっ。お前、窒息するかと思ったぞ」
「ゴメンゴメン。えへへ、何か、嬉しくてさ。つい」
「? 何が?」
「アタシさ、胸小さいのがずっとコンプレックスだったから」
「そんなに気にしてたのか」
「うん。だから、対馬が『いい』って言ってくれたのが、すっごく嬉しくて
////」
「こんなに可愛いのに」
そう言って近衛の乳房に優しく触れる。
「あ!ちょっとコラっ!待ちなさ…アっ…ダメ・・」
そのまま近衛の胸を口に含み愛撫しながら、背中やふとももに手を回していく。
徐々に乳首が固くなっていくのが舌を通して伝わってくる。
「アァ…ン。ダメ…だったらぁ…」
スレンダーかと思っていたが、(いや実際そうなんだけど)
意外とふとももや尻はむっちりしていてエッチな感触だった。これが女の子の柔らかさ、というやつか。
その感触が心地よくて手の動きが強くなっていく。
その動きに合わせて近衛の体が ビクン と震える。
「っあ、んんっっ…は、あん!」
全身を万遍なく味わったところで一旦手を止める。


「もう…、ダメって言ったのが聞こえなかったの、このスケベ!」
「ふふふ、そんなこと言っちゃってていいのかな」
「ど、どういう意味よ!」
「検問〜!」そう言って下着越しの秘部へ手をやる。
「キャッ!な、何すんのよっ!」
そこは温かく、じんわりと濡れていた。
「おやおや〜。これはどういうことかなぁ近衛さん。本当に興奮しているのは果たしてどっちかな〜」
「くっ、屈辱だわ。トサカくるぅ〜! …って何クールダウンして微笑ましげに見てんのよ!」
「やっぱ近衛の怒った顔は可愛いな。 って」
「ちょ…そんなこと言われたって…」
「素奈緒」
「また急に真面目顔になって…ズルイ。//// なに?」
「俺もう我慢の限界。 下着…脱がせていい?」
「//// う、うん…」
いちいち許可を取るあたりが初々しい。
スルスルと音を立ててパンツが下ろされていく。
「あぅ…。恥ずかしいじゃないのよぉ////…」
程なくして全部脱がせてしまう。
ぴっちり閉じた秘部が俺の目に写る。陰毛はうっすらと生え揃っている。
初めて見る女性器。これが近衛の…
「そ、そんなマジマジと見ないでよ! こっちはすっごく恥ずかしいんだから!」
「お前が俺の目を釘付けにするんだ」
「あ ////…そんなこと言われたらアタシは… ホントズルいわよアンタ…」
「足、開いて」
「う…うん。恥ずかしい…」


近衛はおずおずと足を開き、何も履いていない股間がむき出しになる。
確かに秘部はしっとりと濡れてはいるが、破瓜の痛みを和らげるためもっとほぐしてあげねば。
指でむっちりと割れ目を拡げ、ピンク色の粘膜に舌を挿し込む。
「ひうっっ!んん…」
舌を動かすとクチュクチュと音が鳴って凄くエッチだ。
この出っ張りは…クリトリスかな。
陰核を軽くつまんで押してみる
「ああぁっ!!!」
声を上げて反応した。やっぱりここは敏感みたいだ。
…こうしていろいろやってるうちに、近衛がどこで特に感じているかがわかってきた。
そこを重点的に攻める。
「はぁぁ!そこはぁ…ん!!」
そして徐々に激しさを増していく
「ん…ふっ!んん!あんっっ!!は、ああああんんっ!!!」
「ああ…レオっ!レオぉぉッ!!!!」
ん?今、二人称変わらなかったか?
そう思ったのもつかの間。
近衛の体がビクン!ビクン!と大きく揺れる。
そして近衛の股間から一気に蜜が溢れてくる。部屋には甘酸っぱい臭いが立ち込める
「あぁぁ……」
近衛は一気に力が抜けた様子で、目がうつろになっている。
「これ、世間でいう、『イッちゃった』ってやつ?」
「どうして口に出すかなぁ…。ムードないわね」
やや怒ってるみたいだがいつもの覇気がない。絶頂に達するというのはかなりの脱力感を伴うようだ。


そうこうしながら前戯に甘んじてはいたものの、興奮する描写を立て続けに見て、
俺の分身の怒張はもう限界なわけで。
今まで押し殺していた〔今すぐ挿入したい〕という欲望が一気に噴き出してきた。
「な、なぁ近衛」
「?」
「そ、そろそろ入れていいか。さすがに限界だ」
「////うん、いいよ。来てよ、対馬。アタシ、対馬とひとつになりたい」
そういって近衛が俺のトランクスを下ろす。
それが下ろされると同時に、限界までいきり立った俺のモノが飛び出し、バチンと下腹部に当たった。
まだ触られてもいないにも関らず、すでに先走りが生じている。
それを見て、近衛が目を丸くして〔驚愕!〕といった表情を浮かべている。
「!? す、すごいわね//// こんなになるまで我慢してたワケ?」
「う、うん////」…恥ずかしがる近衛の気持ちがわかった気がする。
「/////あ、あのさ…ちょっと、触ってみてもいい?」
俺は黙って頷く。
それを確認した近衛が、好奇に満ち溢れた目で、俺のを手に取る。
「うわぁ…かった〜い。男の人のって、こんなになるんだぁ。」
しばらく観察される。イカン、恥ずかしさに耐えられん。
「近衛、そろそろ…」
「うん、いいよ…ってちょっと待って!」
「今度は何」
「は、初めて同士とはいえコ…コンドームくらいつけるのが正論でしょう。持ってる?」
「ノープロブレム」 ありがとう、フカヒレ。
素早く装着。
「やけに手馴れてるじゃない。アンタホントに童貞?」
「準備は常に怠らないものさ」
この瞬間のために、かけがいの無い近藤さんが1人犠牲になったのである。これで彼(?)も報われる。


「それじゃあ今度こそ…」
「うん…来て……」
近衛の足を開き、入り口にモノをあてがう。
その時亀頭に生じるニュルッとした感覚でイキそうなのを必死に押し殺しながら必死に狙いを定める。
「ん…ここかな」
「もう少し上よ。こ〜こ。」
彼女の指示通りの部分から、前に突き出す。
ズブズブ という感覚とともに俺の分身が近衛に埋め込まれていく。
濡れて柔らかくなっているとはいえ、あまりの締め付けに俺のサオがちぎれそうだ。
「ぐっ…近衛、痛くないか?」どんなに苦しくても気遣いは忘れないぜ。
「痛いわよ…でも、こんな痛みに屈してやんないわ!」そんな必要ナッシング?
気が強いのがプラスの方向に働いてるな。こういうときは関心するよホント。
何かが破れる感覚があった。
気づくと、ベッドのシーツには血が何滴か付着していた。
処女の、純潔の証。
「捧げてあげたんだからね。アンタ一生責任とってもらうんだから…」
またまたさりげにプロポーズですか。
そんなことを考える余裕も無く、俺の息子はこみ上げてくる感覚をこらえるのに必死なわけで。
奥まで当たると、ゆっくりと引き戻す。
これを4往復くらいした頃だろうか。
俺のモノは耐え切れずに、ついに膣内で果ててしまった。
頭の中が真っ白になる。
下半身が痺れ、脳がとろけるような感覚が俺を襲う。
ビクン!ビクン!ビクン!!「うぁぁ…」
そんなうめき声を上げながら膣内からゆっくりと引き抜く。
「あぁ…んんっ!」完全に抜けるとともに、近衛が喘ぐ。
コンドームをとると、そこには、今まで自慰では出したことが無い程大量の、濃厚な精液が溢れていた。


「うわぁ。随分といっぱい出たわねえ。」
近衛が 信じられない という目をして俺のペニスを見ている。
「そんなに気持ちよかったの?」
「ああ…ヤベぇ。土星まで上ってきたよ」
「そう。それはなにより////」
近衛の心なしか嬉しそうな表情を見てると、再びペニスに怒張が張り詰めてきた。
「うわ!また大きくなった!!」
「…もう一回、いい?」
「まっかせなさい!」

…結局、その後10回は互いに上り詰めあった。
自慰なら4回くらいが記録なのに、愛の力って凄いな。


〜添い寝CG〜
「家には連絡入れたの?」
「あらかじめ、『今日は友達の家に泊まるかも』って言って出てきたから」
「最初からこうなることを前提としてた?」
「ひ、人をスケベみたいに言わないでよ!トサカ来る!
 …まあ、ちょっとは考えてたかな。」
「そうか。ご期待に答えられて何よりだ」
「真顔でそういうこと言わないの」
…他愛のない会話が続く。
「ねえ、対馬」
「ん?」
「対馬はさ、初恋っていつ?」
「中学の時かな。気が強いツインテールの子に、駅前で惚れた。お世辞じゃないぞ」
「/////! …そう。 アタシも、中学の時なの。たまに駅前のベンチで話してた人が気になってて、
 その人が、アタシが暴漢に襲われそうになってたところを救い出してくれたのよ。カッコよかったわぁ」
「そうか////…。俺たち、ホントに随分遠回りしたな。」
「そうねえ、まあこれからどんどん心を重ねあっていけばいいじゃない。
 …まだまだこうして話していたいけど。今日はもう遅いわ。これが最後ってわけじゃないんだし、もう寝ましょ。」
「そうだな」
俺がそう言った瞬間。近衛はもう眠りについていた。
「…まあ俺も疲れたし…、寝るか。おやすみ、素奈緒」
そういって俺も目を閉じる。




…眠れん。眠れ…ん!?
俺に絡み付いて頬ずりしてくる何かの物体。
「…すき、しゅきぃ……」スリスリ
その瞬間。無人島での夜の記憶がフィードバックしてきた。
そうだ、コイツめちゃめちゃ寝相悪いんだった。
「すき…レオ…ピーナッツバター…」
…嬉しいやら何やら複雑な夢を見ているようだ。
さあどうしようか。季節は秋とはいえ残暑残る季節。暑苦しくて寝られる気がしない。
かといってせっかく添い寝してるのに別室で寝ては、多分先にコイツが絶対気分悪くするし。
ど〜したものか。ふむ…




(作者・名無しさん[2006/06/26])

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