「レオッ!そこは駄目だと何度も言っているだr…はうっ!!」
「乙女さん、そんなこと言ってるけど ここピクピクうごいてるよ
 ほんとはここにもほしいんでしょ?」
「はぁはぁ…ぃい加減にしないと許さn」
「ひゃっ!!痛い!やめろ。やめてくれ、レオ!」
「・・・・・」
「そうだね。乙女さんの嫌がることはしたくないし
 ここでやめておくよ」
ヌポッ
(あっ/・…)
「乙女さんの全てを感じてみたかったんだけど…
 しょうがないね」


「レオ、その…なんだ、男はそんなところにも興味があるのか?」
「好きな女の子だったら、体中で愛してあげたいって
 世間一般の男なら誰だって考えると思うよ」
「そうなのか…」
「それにいつも乙女さんに主導権握られてるし、男としてのプライドみたいなのもある」
「ちがうっ!それは姉として、リードしてやる必要があると思ってのことなんだ」
「うん、わかってるよ。でもやっぱりたまにはリードしてみたいかな」
「……あぁ。了解した。今日はレオにまかせる。でも…その…尻の穴はやめてくれないか?」
「わかってもらえてうれしいよ。うん、そっちの穴はもう攻めないよ。
それじゃあ、はじめようか」
 と言ってレオは立ち上がった
「どうしたんだ?」
「あ、ちょっと待ってて」
そしてレオは部屋から部屋から出て行った。裸の乙女を残して
一体あいつは何を考えているんだ。


「おまたせー!」
 何か持ってきたようだ。黒地の布きれはわかったが、
 重そうなものを後ろに隠している。
 まぁいい。文句の一つでもくれてやろう
「乙女をこんな状態のまま放っておくなんて非常識だぞ」
「ごめんごめん。いや〜、乙女さんから自由にしていいなんて
 許可もらっちゃったから舞い上がっちゃって」
「誰も自由にしていいなんて言ってないぞ。
 あくまでリードして言いといっただけであって」
「いいから、いいから。乙女さん、ちょっと目を閉じて」
 キスでもするのか?そんなことで私が許すとでも思っているのか、レオ。
 結局は許すんだがな
「わかった。途中で目を開けるが照れるなよ」
「よくわかんないけど、いいよ。じゃ、目をとじて〜」
 ん、キスかと思っていたがどうも違うらしい。
 どうやら、さっきの布切れで目隠しをしているようだ。
「はい、乙女さん。いいよ」


「めかくしぷれい というやつだな」
「なんだ乙女さん、知ってるんだ」
「何の意味があるかは知らないがな」
「そのうち分かるよ」
 そう言って、レオは何にもしてこなかった。
「レオ、何もしないのか?」
 返事がない。
「おいっ!レオ聞いているのかっ!」
 むにゅ
「あっ!いきなり何をするんだ!」
 いきなり胸を鷲掴みしてきたので、つい怒鳴ってしまった。またしても返事がない。

 ぺろっ

 次は首筋をなめてきた。ゾクッとした快感を覚えた
 一応、姉として、抗議しておこう
「いい加減にしろ、一体何がしたいんだ!」
「乙女さん、気持ちよくないの?どこから攻められるか判らないから
 余計に気持ちよくなるはずなんだけど」
「確かに、少し変な気分だが、どこから来るか判らないことはないぞ。気配でレオの位置は把握できる」
「なぬっ!さすが乙女さん。目隠しの意味がないじゃないか」
「せっかくのチャンスだし、どうにかしないと」
 しばらくしてレオに動きがあった。レオは窓を開けたようだ。
 2月の真夜中だというのに気でも狂ったか?


「寒いぞ、レオ」
「流石に乙女さんでもこの寒さだと感覚鈍るよね」
「鈍るというより凍えるぞ、裸なのだからな。閉めろ」
「だよね。少しだけ開けとこうか。さ、続き続き」
「まぁレオに暖めてもらうのも悪くないな」
 で、またしても何もしてこない。カチカチと音が鳴っているだけだ。
「レオッ!私を放っておいて今度は何をしている?
 この音はコンピュータか?私ではなくパソコンを触るとは、私に喧嘩売っているのか」
「今縛り方調べてたところなんだ」
「縛り方だと?」
「うん、後で使うから」
「何をだ」
「気にしなくていいよ」
「気になるだr…わっ」


レオはいきなり股間に手を伸ばしてきた。
「どう乙女さん。感覚少し鈍ったでしょ。窓開けて正解だったかな〜」
 と言いながら、掌で股間を擦り付けてくる。
 もう一方の手で胸まで触ってきた。
「一度、乙女さんと目隠ししてHしたかったんだよね。乙女さん、その動き、いいよ」
 私は知らぬ間に腰を振り、レオの手に秘部を押し当てるように擦り付けていた
「レオ、これはちがうんだ。わ、わたしの身体が勝手に」
 もう止まらなくなっていた。やめようと思っても制御することができなくなっていた。
「目隠し効果絶大だね。いつもより締め付けがすごいよ、まだ指も中に入れてないのに」
 胸が切なくなってきた。そう思っていた瞬間
 かぷっ
 レオが乳首に吸い付いてきた。とても強く吸っている。
「レオッ!」
 あまりに強く吸うためレオの頭を引き離す。
 が、レオは口を離すことなく、むしろもっと強く吸い付いてきた。
 我慢できず、逆にレオの頭を強く抱きしめてしまう。
「レオッレオッ!」
 股間をまさぐるレオの手も止まることはなく、私も腰を振るのを続けてしまう。
「いい反応だよ、かわいいよ乙女さん」
 耳が真っ赤になっているのがわかるほど耳が熱い。
 いや、耳だけでなく身体全体が熱くなっているのだろう。


「風紀委員長がこんなに腰振ってHしてるなんて知ったら
 みんな驚くよね、きっと」
「言わないでくれレオ、止まらないんだ」
「誰にも言わないよ、乙女さん。どう?たまには受けってのも悪くないでしょ」
「そうでもない。まぁ中の中ってところだな」
 二人とも動きを止めることなくそんな会話を続ける。
 実際、私がリードしている時より気持ちいいのだが、
 年下になめられても困るので、見栄を切っておいた。
「そんなこといって、ほんとはもう欲しくなってるんじゃないの」
「な、なんのことだ。私はそんなに淫らじゃないぞ」
 図星を指されて、声が裏返ったか?
 もう我慢できなくなっているのは事実だが、
 姉として乙女としてのプライドがそんなこと認めさせるはずがなかった。
「へ〜、こんなに腰振ってるのにそんなこというんだ」
 レオが意地悪く言う。
「じゃあ、こんなのどうかな」


 レオが私の秘部から手をはずし、体を離す。
 私のそばを離れまた戻ってくる
 さっき隠していたものを持ってきたようだ。
「乙女さん、これ触ってみて」
 レオは私の手をとり、それを握らせる。
 刺す痛みを感じたが、気にせず握りしめた。
 荒縄か。縛り方とは、これのことだったか。
「こんなものをどこにあったんだ?」
「正月、実家に帰る前に乙女さんが門松作ってくれたよね。その残り」
「これで私を縛るのか?いい趣味してるな」
「ありがとう。でも今日はいいって約束だよね」
「そんな約束は一度たりともした覚えはないのだが、
 まぁ今日だけはお前の言うことを聞いてやろう」
 いつもなら許すはずもない屈辱的な性行為をなぜか受け入れてしまう。
 これもこの目隠しのせいなのだろうか。
 身体の火照りが取れていないのもあるのだろう。
 ただ人間としてこれはいいのだろうか
 もくもくとレオは私の身体を縛っていく。
 手を背の後ろに組ませられた私はなにもできなくなった女ということらしい。
 我が弟ながら情けない。こんなもの、すぐに千切ることもできるのだが。
「あ、乙女さん。乙女さんなら縄なんて何の障害でもないんだろうけど、
 プレイの一環だから、野暮なことしちゃだめだよ。乙女なんでしょ」
 私の思考を見透かすとはなかなかやるじゃないか、レオ。だが
「乙女にこんなことをするのか、お前は」
「うーん。それを言われると困るなぁ、まぁ期待しててよ」


 何を期待しろというのだ。縄なんかなくても、さっきのままで十分だったのに。
「いいよ、乙女さん」
 ようやく縛り終えたらしい。
「どんな感じ?」
「体中がチクチクする。まるで奴隷のようだな」
「乙女さん自分の姿見てみたい?」
 といってレオが私の目隠しをはずし、鏡を私に見せた。
「な!」
 レオが縄の一端を持ち、私が縄のもう一端で縛られている。
 驚くほどに奴隷という表現が適している姿だった。尊厳なんかどこにもなかった。
「レオ、もうやめよう。自分のこんな姿を見るのは嫌だ」
「だめだよ乙女さん。 今日だけ は俺が攻めていいんでしょ?」
 そう言ってレオは口付けしてきた。レオが口腔を舌で舐め回す。
 私は抵抗したがすぐに諦め、レオの口腔を舐め返してやった
 どれくらいしていたのだろうか。
 終わったときには二人とも息を切らしていた。


「……ぁ、ハァ…ハァ、ハァ」
そして、レオは敏感になっている胸と秘部をまた弄ってきた。
「ぁ・・・今日だけだからな・・・・はぁはぁ・・・・今日だけだからなぁ」
 私はもうそれだけしか口にすることができなかった。
「わかってるよ、乙女さんっ!」
「はおっ!」
 一瞬何をされたかわからなかった。
 股の下にあった荒縄を引っ張り上げられたとわかるまで数秒かかった。
 四つん這いになり、ベットの柵に両手をかけ、踏ん張る。
「れ…ぉ、ハうっ!・・・・んぁ!」
 荒縄が食い込んでは離れていく。チクチクした痛みが恥肉にあたる。
 今までの鍛錬ではどうにもなりそうにない種類の痛みだ。
 意識が何度も飛びかけている。
 だが、同時にものすごい快感が背筋を駆け上る。

 私はこんな人間ではないはずなのに


「はぁ……アオッ!……あぁっ!…ほぁー…はぁはぁー……すーはー…アアッ!!」

 とめどなく来る衝撃に呼吸がままならない。

「乙女さん、目がトロンとして牝犬みたいだ」

 目隠しを外されたことなんかもう頭になかった。

「れぉ・・・れおっ、もっ…もっとだ」

 私はなにを言っているのだろう。あたまがまっしろだ。


 わたしはこんな人間じゃないはずなのに


 レオが荒縄を引き上げ続けた。


「んぁーーーーーっ!!!」


  わたしはもう・・・


「・・・してるよ、乙女さん、好きだっ好きだっ!」
 気がつくとレオが私を激しく突いていた。
「あんっ……れぇ……あんっ……オ?」
「乙女さん、いくよっ!」
 顔にレオの精液をかけられ、だんだんと意識がはっきりしていく。
 身体に力が入らなかった。
「はぁー  はぁー レオ、あれからどれ位した?」
「数えてないからわかんないや」
「そうか」

 ああ結局なにもレオは解かっていなかったんだな
 そして私もあんな恥辱を受け入れてしまった
 私も何もわかっていなかったんだろうな
 どうしてだろう  とてつもなく悲しくなってきた

「えっ!?乙女さん、何で泣いてるの?」
「いや、すまない。私が悪いんだ」
「えっ?えっ?えっ?」
レオは混乱しているようだ。レオは何も悪くない。


 今日だけ と言ったのは私なのだから


(作者・名無しさん[2006/02/06])

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