これからとある会議が始まろうとしていた。それは、
「それでは皆様、これより2006年度第三回猫舌の会を始めたいと思います」
というわけだ。
皆が猫舌というこの会。
いわば猫舌の猫舌による猫舌のための会。
そんな人たちが猫舌について語り合う場だ。
んで、
「良いですか皆さん、もし周りに猫舌について偏見などを持っている人がいれば、
猫舌の素晴らしさを大いに語ってあげてください」
この人が会長のベアトリーチェ博士。この会を発足させた暇人。
「会長」
一人の女子学生(?)が手を挙げる。
「なんですか霧夜君」
「ハイ、私の友人は私が猫舌だと知っています。
しかし、猫舌にとってどのぐらいの温度がダメなのかをちゃんと知りません」
「ふむ、確かに猫舌でない人間からすれば分かりにくい事でしょう。
それでは次回はその件について話し合いましょう」
あ、終わった。
全く何の意味があるんでしょうね、この会。

「エリー、昨日はどこ行ってたの?」
「ん?猫舌の会よ」
「またそんな嘘ばっかり」
「ヒドイ、よっぴーは私を信じてくれないのね」
「はいはい、それ以上言うと病院に連れてくよ」
「う、分かったわよ。言わなきゃいいんでしょ」
(ちっ、次は猫舌の会の存在を信じてくれませんって報告しよ)
「エリー、何考えてるの……それより今日はどこ行くの?」
「決まってるでしょ。ハーレムよハーレム」
どこまで猫好きなんでしょうかね、この人。


(作者・名無しさん[2006/01/29])

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