〜だってフカヒレだもの〜

ホテルの一室にて。
レオは以前から疑問に思っていた事を訊ねてみた。

「祈先生。ちょっとお聞きしたいんですが」
「はい、なんでしょう?」
「先生って、童貞とスルのが好きなんですよね?」
「まぁ、そうですわね」
「じゃぁ・・・フカヒレとはシたんですか?(ドキドキ)」
「してません(キッパリ)」
「えーっと・・・何でですか?一応フカヒレも童貞なハズですけど」
「だってフカヒレさんですもの」
「??」
「フカヒレさんはフカヒレさんだからシたくない訳です」
「は、はぁ・・・」

何となく意味は理解できたレオであった。哀れフカヒレ。


〜婦女子の君へ〜


「幼なじみエンドキター!!!」
「ひ、姫?!」
「どうしたのエリー、いきなり叫んで」
「うふふ・・・う〜ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜」
「な、なんか怖いな・・・」
「画面に釘付けだねエリー。・・・何なのかな」
「どれどれ、俺も見てみる・・・」
姫が興奮して見ているPC前へと移動する良美とレオ。


『レオ・・・もう放さないよ・・・・・』
『あぁフカヒレ・・・ずっとこの日を夢に見ていた・・・』


「ギャーーーーーーー!!?!?!?!!」バタリ(←気絶)
「つ、対馬君?!しっかり!!!」
「『駄目じゃないかレオ・・・シャーク、だろう?』」
「エリー読まない!セリフ声にして読まないの!!」
「『あん、優しくしてくれ、シャーク・・・』」
「だからセリフを読まないでってば〜!」

END・・・・・・・?


婦女子の君へ其の弐〜嗚呼お嬢様…編〜

「ねージイヤ!」
「なんでございましょうエリカお嬢様?」
「わたしね、わたしね、ジイヤのおよめさんになるの!」
「おやおや、これはお嬢様、爺やのお嫁さんになっていただけるのですか」
「うん!えへへー、おかたもんであげるね!」

―――――月日は流れ、現在―――――

「柔らかくもしなやかな胸板を見つめ、呟く。『素敵だ、レオ…』」
「だーかーらー、声に出して読まないでってば〜!」
「うふふふふー、来たのよ、BLが、幼なじみタイムがきたのよよっぴー!」
「そんなの来なくてもいいよー!」


生徒会室でのそんなやりとりを木陰から見つめて、爺やは思った。
純なお嬢様はもういない、と――――


END・・・・・・・?




(作者・名無しさん[2006/01/05])

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