この夏、俺となごみは付き合い始めお互い充実した高校生活を送っていた。
そんなある日、俺はいつも通り学校の屋上でなごみといっしょに昼飯を食べていた。

「センパイ、今日のお弁当はおいしいですか?」
「ああ、スゲーうまいよ。やっぱりなごみの弁当が一番だな」
「えへっ♪うれしいです、センパイ」
俺に誉めらるとなごみは本当に嬉しそうな顔をする、可愛い奴だ。
「ねえセンパイ、前にあたしには夢がないって話したことあるじゃないですか」
「ああ、そんなこともあったな」
「でもあたし自分の夢見つけました」
「お!そうか。で、なごみは将来何になりたいんだ?」
ここ最近なごみは真剣に料理に取り組んだいた。
そんな様子を見ていた俺は、なごみは将来料理人になりたいのだろうと、
なんとなく解ってはいたが敢えてなごみに聞き返した。
しかし、なごみの口から出てきた言葉は全く予想外のものだった。
「あたし、センパイの牝奴隷になります」
「ブッ!!」
「セ、センパイ!?だいじょうぶですか?」
あまりに唐突な発言に俺は飲んでいたお茶を思いっきり吹き出してしまった。
「ハア!?め、牝奴隷って…何を言ってるんだなごみ、おまえの夢は料理人になることじゃないのか?」
「確かに料理は好きですけど、センパイのことの方がもっと好きなんです」
「い、いやそういう問題じゃなくてな」
「それに、あたし気付いたんです」
「な、何に?」
「あたしはセンパイに可愛がってもらったり、オシオキしてもらってる時が一番幸せなんだって…エヘッ♪」
「い、いやエヘッ♪じゃなくて…」
「だからセンパイ、これからはセンパイがして欲しい事なんでもなごみに命令してくださいね、
 そしてなごみがダメな時はいっぱいオシオキして、ちゃんと出来たときはいっぱい可愛がってください♪」
「ちょ、ちょっと待てなごみ、俺の話を聞け」
「駄目ですよセンパイ、あたしをこんな風にしたのはセンパイなんですから、あたしのことしっかり調教してくださいね」
瞳を潤ませ純粋な眼差しでお願いしてくるなごみに俺はもう何も言えなかった…。


この日からなごみに対する本格的な調教が始まった。
俺はSではないから本当はこんなことはしたくないんだが、
なごみのM的欲求を満足させるにはもうこうするしかなかった…。

数年が経ち俺は大学を卒業し就職したが、なごみの調教は今も続いている。
今ではなごみはもう立派な俺専用の牝奴隷だ。
フカヒレの持っているエロゲーの中でしかありえないと思っていた光景がいま俺の目の前で展開されている。
しかし俺は精神的に疲れきっていた。Sではない俺にとって愛する彼女を痛めつけるという行為は正直しんどい。
それでもなごみは本当に嬉しそうに、そして幸せそうな表情をしている…。
だが俺は思う…本当にこれで良かったのかと、もっと別の未来があったんじゃないのかと…。
いったい俺達は何処で間違ってしまったんだろうか……。

そして時は流れ………




俺は…夢から醒めた!!
「ヤベェ!ありえる!マジありえる!!」
あいつはマジでMの素質があるからな、最近縛りにハマッてるぽいし、、
これ以上変な知識を与え続けたら本気で言い出しかねない。
「過激な内容のエロ本はフカヒレに寄贈した方が良さそうだな…」
そんな事を考えているとなごみが俺を起こしにやってきた。
「あれ?もう起きてたんですかセンパイ、おはようございます。朝ごはん出来てますよ」
「ああ、おはよう料理好きななごみ」
「?」
「今日も一日清く正しく頑張ろうな!」
「どうしたんですかセンパイ?なんか鉄先輩みたいですよ?」
「ん、そうか?そんなことはないぞ、俺はいつも通りだ」
俺は恋人としてなごみを正しい道に導かねばならない、
そう決心する今日この頃…


(作者・名無しさん[2005/11/13])

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