放課後の竜宮。
「また、二人っきりだな、きぬ」
「うん。まるでここは、ボクとレオ二人の愛の巣みたいだよ」
「ちょっと!ここは私の部屋であなた達の愛の巣とかじゃないし
 そもそもさっきから私もよっぴーもいるんだけど!?」
「きぬ・・・可愛いよきぬ・・・」
「レオ・・・やっぱカッコイイぜレオ・・・」
「あーもう!少しは人の話聞きなさいよ!」
「なんかもう、何を言っても無駄っぽいよ、エリー・・・」
ああ・・・この世界にはもう、きぬしかいないようだ。
きぬ以外、目に入るものは形をなさず
きぬの声以外、耳に入る音は意味をなさない。
「きぬ・・・こうして見つめ合ってるだけで幸せだ・・・」
「ボクも、レオ見てるだけですっげぇハッピーだよ・・・
 でも、もっともっとハッピーにしちくり」
「ああ・・・わかってるさ・・・」
目を閉じたきぬの唇に、そっと唇を重ねる。
「んっ・・・ちゅ・・・」
柔らかな唇が持つ熱が、俺の心の奥に火を付ける・・・

「あー、まーた人前だってのにキス始めるし!」
「エ、エリー・・・そんな怒ってるんなら止めればいいのに」
「・・・なんかソレすると負けかな、と思うのよね」
ガラリ。
「・・・こんにちは」
「なごみん!いいところに!」
「・・・は?」
「私が許可するわ、カニっちを攻撃しちゃいなさい!」
「イヤですよ・・・ああ、またですか。放っておけばいいじゃないですか」
「椰子さん・・大人だ・・・」
「む。何よ、よっぴー。それじゃ私が子供だって言うの!?」
「やれやれ・・・困ったお姫様」


唇を重ねたままソファに寄り添って座ると
きぬの唇を舌先でそっとこじあける。
待ちかねたように門が開き、尖ったきぬの舌が俺の舌にからみついてくる。
「ん、ふっ・・・ぅん・・・んちゅ・・・」
ああ、きぬ・・・そんなに情熱的にされたら、俺は・・・俺は・・・!

「だいたい、この私を無視するなんて許せないわ!」
「・・・エリーほどの存在感を無視できるなんて
 よっぽど二人の世界にどっぷりなんだねぇ」
「私は、カニがつっかかってこないから今の方がいいです」
「だけど、目障りじゃない?」
「それはそうですが・・・」
「皆さん、ご機嫌よう〜」
「あ、祈先生!教師権限で何とかしてくださいこのバカップル!」
「あらあら。でも、校則ではキスは禁止されていませんし」
「これはすでに害毒です!」
「そうですわね・・・放っておいたら、もっと先に進んでしまいそうですわ」
「!(×3)」
「も・・・もっと先って・・・ま、まさか・・・ねえ?」
「そ、そうだよね・・・
 対馬くんもカニっちもそこまで自分を見失っては・・・」
「でも・・・この没頭ぶりからすると・・・」

「レオ・・・ボク・・・なんか、切なくなってきちった・・・」
「ああ、俺も今同じ気持ちさ・・・」
もう一度唇を重ねながら
俺はきぬの制服の裾から手を滑り込ませた・・・


「あqwせdrftgyふじこpl!?」
「あわ、あわわわわ・・・!」
「くっ・・・破廉恥な・・・!」
「あらあらー。言っているそばから次のステップですわ〜」
「祈先生・・・これ、最後までいっちゃったら・・・?」
「目撃してしまったら、退学処分ですわね。
 受け持ち生徒が退学では私の評価にも関わりますから
 私はこの辺までしか見ないことにいたしますわ〜」
「ちょ、逃げないでくださいよ!」
「ご機嫌よう〜・・・しっかりお勉強してくださいね〜」
「勉強ってなにを!?」
「わ、私も・・・もう見てられないよ・・・」
「あ、よっぴーまで!?どこ行くのよ!?」
「・・・えっと・・・トイレ・・・」
「ちょ・・・今トイレ行くとか言うほうが恥ずかしいわよっ!?」

「きぬ・・・もう乳首コリコリだぞ」
「あぅ、ん・・・レオがそうしたんだよぅ・・・」
「・・・少し、大きくなったんじゃないか?」
「えへ、レオが・・・毎日可愛がってくりるから・・・」
きぬの柔らかな胸の感触をしばらく楽しんでから
俺は右手をスカートの下に滑り込ませた・・・


「・・・うわ・・・指・・・」
「・・・わ、私、あっちで仕事してますから!」
「な、なによなごみん・・・私にだけ覗きさせる気?」
「いや、見なければいいじゃないですか」
「そう言いながら、なごみんだって目は釘付けじゃない?」
「見てません!あんな・・・うわ・・・」
「ふっふ〜ん・・・」
「・・・!こっちに来ないでくださいっ!」
「夏合宿で開発したところは、どうなってるかな〜?」
「開発なんてされて・・・ぅあ、ん・・・ちょ・・・
 あっ、鉄センパイっ!」
「その手には乗らないわよ〜♪さ、この火照りを鎮めさせて・・・」
「・・・姫。いい加減に・・・しないかっ!」
スパーン!
「アイタッ!?お、乙女センパイ!?いつの間にっ!」
「・・・だから言ったのに・・・」
「椰子、だいじょうぶか?」
「はい・・・なんとか・・・ギリギリ」
「う〜、もう少しだったのに〜」
「何がもう少しだ。姫、生徒会長が風紀を乱しては困ると何度・・・」
「ちょっと待ってくださいよ乙女センパイ!
 風紀を乱してるんなら、アッチのほうがよっぽど過激じゃない!」
「いや・・・アレはちょっと・・・私の手には負えないような・・・」

熱く軟らかな肉が、薄い布越しに湿り気を指先に伝えてくる。
その湿り気を塗り込むように、俺はぐいぐいと指を動かしていく。
「う、ぁ・・・レオぉ・・・も、もっと、ぉ・・・」
「きぬ・・・可愛い顔して・・・もうぐっしょりだぞ・・・」
「レ、レオが・・・上手なんだもん・・・それに、レオだって・・・」
きぬの手が、ズボンのジッパーを下ろし始めた・・・


「わっ、ちょっと・・・あ・・・」
「み、見てはいかん!あんな・・・あんな・・・」
「うわー・・・対馬くん・・・顔に似合わず・・・なのね」
「・・・や、やはり何とかせねば!こ、これは・・・
 学生としての限度を越えている!」
「ちょっと待って乙女センパイ!」
「ええい、止めるな姫!風紀委員として、あんな・・・
 あんな・・・昔とちがうのは・・・いやそうじゃなくて!」
「いいですか乙女センパイ?
 今のままでも十分厳罰に値しますけど
 ちょっとやそっとの罰じゃあの二人は懲りませんよ?」
「く・・・だったら、どうしろと言うのだ!」
「ここは、行き着くところまで行かせたところで
 現場を押さえるんです。そして有無を言わさず最大の罰を与える。
 それぐらいしないと、効き目ありません」
「む・・・確かに一理あるが・・・
 その・・・さ、最後まで・・・み、見届けるのか?」
「ええ。これも、風紀を守るためです!」
「そうか・・・な、ならばやむを得ない・・・
 このまま、静観しよ・・・うわ、あんなことまで!?」

かがみ込んだきぬの唇に
引きずり出された怒張が飲み込まれる。
「んふぅ・・・ふ・・・じゅ、ちゅ・・・」
「う、あ・・・きぬ・・・きぬ・・・」
送り込まれる快楽に耐えながら、こちらも負けじと指を這わせる。
布の下に潜り込んだ指先が、熱いぬかるみを探り当てる。
「ぅう、んっ!・・・んっ・・・ぅ、はぁっ!」
指の動きに耐えられなくなったのか、きぬがブルン、と肉棒を離した。
「レオぉ・・・もう・・・」
潤んだ目で、きぬが俺を見つめる。
そして、俺ももう限界だった。


「うわ、いよいよ!?」
「く・・・カニのくせに・・・
 ああ、あ・・・ちょ、やだ、これ、え、あ・・・なに?なに?」
「ど、どうするんだ!?い、入れてから止めるのか!?
 入れちゃう前に止めるべきじゃないのか!?」
「い・・・入れるって鉄センパイそんなストレートな・・・!」
「う、ス、スマン・・・あれだ、その・・・
 挿入前に止めるべきだろう?な!?な!?」
「それだと、未遂にしかならないじゃないですか。
 ここはあくまで、現行犯で押さえるべきです!」
「む・・・わ、わかった・・・って、うわ・・・!」

ズボンとパンツを下ろして、下半身をすっきりさせる。
きぬも湿ったパンツを脱ぎ捨てると
ソファに座った俺に向かい合うようにまたがる。
「ああ・・・ゴムないけど、いいか・・・?」
「んと・・・今日、ボクちょっと危ない、かも」
「そっか・・・外には出すけど・・・」
「いいよ・・・いつかはレオの赤ちゃん、産むんだもん」
くう、可愛い奴。
きぬはそそり立つ肉棒に軽く手を添え
濡れて滴る秘裂へとあてがう。
そして、ゆっくりと腰を沈めていく・・・

「あ・・・え・・・全部?入っちゃうの?」
「え、だって、こ、これぐらいでしたよっ!?」
「ゆ、指で大きさ示すな!・・・あ、もう・・・抜くのか?」
「乙女センパイ入れるとか抜くとか直接過ぎ!・・・って動いてるぅ!?」
「ああ・・・出たり入ったり・・・あは・・・あははははは」
「あ、なごみん壊れた」


「うあぅ・・・レオ・・・激しっ・・・ひ、ぁっ!」
「きぬ・・・!きぬっ・・・!」
二人の喘ぎと、呻きと、歓喜の声と
後はずちゅ、ずちゅというリズミカルな水音だけが
部屋の中に響いている。
思い切りきぬの体を上に持ち上げては
「う、あ・・・レオ・・・」
ズン!と一気に下に落とし、貫く。
「ふ、ぐぅっ!・・・ふか、いよ・・・奥当たるよぅっ・・・!」
きぬが悲鳴とも聞こえる声を上げるたび
肉壷はきゅうきゅうと俺を締め上げ、搾り取ろうとする。
「き、ぬっ・・・!そろそろ・・・出るっ・・・!」
声をかけてから、最後のスパートをかけた。
パンパンときぬの尻の肉が俺の太股に当たって音を立てる。
「ひっ、あっ、うぅっ、あっ・・・!ボク・・・もぉっ・・・!」

「・・・は、いかん!つい見とれ・・・じゃない見過ごしてしまった!
 も、もう止めなければ!」
「乙女センパイ・・・ここまでさせたのなら・・・
 せめて一区切りつくまで終わらせてやるのが
 武士の情けというものでは?」
「ええい、止めるなっ!・・・こ、このまま見ていると・・・・
 私は・・・もうレオと一緒に暮らしていけなくなるっ!」
「あ、乙女センパイってば!」


「ひ!・・・っ!・・・レ・・・オっ・・・!」
「く・・・っ!」
きぬが絶頂に達し、絞るような肉壁の蠢きが
痙攣じみた速さの締め付けになって俺を責め立てる。
急速に押し寄せる快感が背筋をぞわり、と走るのを感じて
俺は勢いよくきぬから抜き取った。


「そこまでっ!そこまでだ!」
「ちょ、乙女センパイそんな近寄っちゃ!」
「う・・・ぁ・・・っ!」
駆け上がった快楽の坂は、きぬから放たれてももう降りられない。
そのまま駆け上がり続け・・・
きぬの尻の向こうに、弾けて飛ぶ。
「・・・うわっ!?」「きゃ、な、なに!?」
あー・・・後で拭くの面倒だけどしょうがないな・・・
はぁはぁと息を荒くしているきぬを抱きしめ
そっと唇を合わせた。
「よかったぞ・・・きぬ・・・やっぱりお前はサイコーだ」
「うん・・・ボクも・・・レオ、サイコーだよ・・・」
互いの愛を確かめ合う至福の一時。
だが、それはきぬの後ろから聞こえる低い声に破られた。
「そうか・・・それはよかったな・・・」
!?なんで・・・乙女さんの声が!?
おそるおそる、顔をずらしてきぬの頭の後ろに目をやる。
そこには
なぜかたった今俺がぶちまけた大量の精液を顔面に浴びて
プルプルと震えながら立っている乙女さんが。
「・・・え?え?なんで・・・乙女さんがそこに?」
「うにゅ・・・どしたん、レオ・・・?」
「わからんか・・・いや・・・むしろ何もわからぬまま散るもよかろう。
 ・・・万物悉く切り刻め・・・地獄蝶々ォッ!!」
「なんですかぁーっ!?」
「やれやれ・・・かけられないでよかったわ。
 ま、これで対馬くんとカニっちに腹いせはできたし
 新しい知識を得て、また一歩野望に近づいた・・・のかな?」


(作者・Seena◆Rion/soCys氏[2005/09/11])

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