仕様上の中尉へ 

ねぇねぇが霧夜カンパニーの娘さんと一悶着やらかして野球することになったんだけど・・

空也「とはいえメンバーが足りないな。ねぇやとねーたんを入れてもギリギリ9人か・・」
要芽「私はやらないわよ」
空也「ちょ、姉さま!?」
要芽「嫌よ、そんな汗臭いこと。もっとエレガントなスポーツならやってもいいけど」
空也「むう・・それだと人が足りないんだけどな・・・じゃぁ、プレイングマネージャーってことで名前だけ貸してよ」
要芽「まあいいわよ。その代わりみんとあいす頂戴。気が向けば代打ぐらいしてあげてもいいわよ」
空也「はいはい(まったく、本当はやりたいくせに素直じゃないんだから)」
海「でも、高嶺おねえちゃんははっきり言って戦力にならないよねー」
ねぇねぇ「確かに・・・(本当はひなのんもだけど黙っていよう)」
ツイン「なんでよ!」
海「だって高嶺お姉ちゃんて運t・・」
空也「女の子がそんなこと言っちゃダメー!!」
海「しぼむー」
ねぇや「大丈夫!アタシにいい案があるからまっかせといて!」
空也「ほんとに?ねぇやホントに任せて大丈夫なの?」
ねーたん「激しくしんぱい・・・」
ひなのん「だが、ほかに案が無いのならば任せてみるしかなかろう。帆波、おまえに任せたぞ」
ねぇねぇ「ま、それがダメでも私の魔球スーパーバイオレンスヒイラギボール一号〜そして空也は今〜もあるし・・・」
空也「(怪しい・・<ガビーン>)ていうか何で俺なのさ・・・」

一方その頃竜宮では

姫「なんとしても勝つのよ!草野球とはいえ、アノ氷の弁護士が率いてるチームに勝てば、私の株も・・ウフ・・ぐひひひ」
よっぴー「エリー・・笑い方が悪代官になってるよ」
乙女「まあ、わたしもやるからには全力でやらせてもらうがな・・・」
カニ「おお、乙女さんが燃えてる!負けてらんねぇ!!」
スバル「レオ、俺たちはいつもどおりでいこうぜ」
レオ「ああ、どうせ熱くなってもまた無駄に空回りしちまうからな」
なごみ「・・・わたしはやりませんよ」
姫「ぐひひ・・・ぐ、ごほん。ああ、なごみんはとりあえずスターティングメンバーには入れてないわよ。でも、一応ベンチには居てね。もし怪我人とか出ちゃったら代わってもらうから」
なごみ「嫌だといったら?」
姫「おっぱいもむ」
フカヒレ「うはwwwwエロスwwww」
なごみ「・・・・わかりましたよ」
スバル「んでも、メンバーたんなくねぇ?フカヒレは戦力外だし、椰子をスターティングメンバーから外すと六人しかいないぜ」
フカヒレ「うは・・・・ヒドス・・・・」
姫「その辺は抜かりないわよ。ちゃあんとメンバーは決まってるんだから我ながら良い人選だと思うわよ。ほら」
レオ「どれどれ・・・浦賀さんに、2−Aの西崎さんか。確かに戦力的には問題ないね・・・っていうかこの『鈴なんとか』って誰?」
姫「んー、名前がイマイチ思い出せないのよねー。西崎さんといつもいっしょにいることは覚えてるんだけど」
スバル「(洋平ちゃんも可愛そうに・・・)」

〜当日〜
テンチョー「ソレデハ、タダ今ヨリ、チームヒイラギVSチームドラゴンボイスノ・・・」
衣瑠香「ケントデリカッターズです!」
空也「チーム名はどうでもいい!!」
テンチョー「アア、気ヲトリナオシテ・・・プレイボ・・ン?チームヒイラギサン。メンバーガタリナイヨウナキガシマスケド・・?」
ねぇや「あん、だめねぇ。ほら歩笑ちゃんの横にいるじゃない・・」
テンチョー「歩笑サンノ横?」
??「ナメンジャナイワヨ」
ヒイラギ家のみんな「メカ高嶺じゃないかーーー!!<ガビーン>」
ねぇや「海ちゃんにね、野球も出来るように改造してもらったのよ。ほら、あのやる気満々ぶり見てちょーだい」
メカ高嶺「コノ、イカ!ヤキソバツクレ!ケリトバスワヨ!」
海「運動性能は高嶺おねえちゃんよりも上だよー。言葉も少し増えたんだー。プログラム言語もVBになったしー」
空也「(相変わらずてきとーなプログラミングだな・・・)」
ともねえ「あは・・ナイスガッツ・・メカ高嶺・・・」
メカ高嶺「ナメンジャナイくぁwせdrftgyふじこlp!(ガシャン!)」
ねぇや「ああ!メカ高嶺ちゃん!ををををを・・・・メカ高嶺ちゃんがぁぁぁぁ・・・」
姫「フン、そんなおもちゃで私達に勝とうなんて人をなめるのもいい加減にして欲しいわね!アソコに居る摩周財閥の坊ちゃまでも連れてきなさい!そうすれば10対10!同数で勝負になるわ!」
摩周「と、おっしゃられておりますが、要芽様よろしいですか?」
要芽「構わないわ。私は自分の出番が来るまで寝てるから、頑張りなさい  カクン くー・・」
テンチョー「デハ、双方ノ了解ガトレタトイウコトデ・・・プレイボール!」


フカヒレ「さぁ、やってまいりましたチームヒイラギVSチームドラゴンボイス!実況は私シャーク鮫氷と」
団長「ダンディ長の二人でお送りいたします。解説には竜鳴館館長の橘館長、同校教師の大江山先生と月白先生のお三方をお呼びしています」
橘「うむ、スポーツで汗を流し友情を深め合う!素晴らしいことよのう、うわっはっはっはっは!」
透子「OKOK、戦力的には両チームともどっこいどっこいだと思うわね。中々の好勝負になりそうよ」
祈「・・・zzzzz」
フカヒレ「えー・・祈ちゃんが寝てしまっているようなのでベンチ裏のリポーターを読んでみたいと思います三塁側リポーターの豆花さーん」
トンファー「ハーイ。こちらは早くも盛り上がってるネ。とりあえずカントクサンにインタビューしてみるヨ」
要芽「zzzzz」
トンファー「・・・寝てるので一塁側よろしくネー!」
土永さん「我輩が一塁側リポーターの土永である。それでは我輩が役に立つ話をしてやろう・・」
フカヒレ「えー、グダグダなようなのでリポートは終わります。それにしてもダンディさん、両チームともなんていうか・・すごいですね・・ハァハァ」
団長「うむ、これこそ漢のロマンというヤツですな、シャークさん」   ガシッ!
橘「アホゥは放っておいて、我々は普通に観戦といきますかな」
透子「そうですね橘館長。OK、ウグイス嬢さん、お願いね」

『アー・・ゴホン・・一番 レフト 瀬芦里・・ねーさん』

空也「アレ?この声・・・もしかして姉貴?」
『もしかしなくてもそうよ!いくら戦力外だからってこの扱いは酷いんじゃないの!?』
うみ「(・ε・)」
『ちっくしょーーー!覚えてなさいよ!!!』


フカヒレ「えー、先ほどは失礼いたしました・・グフゥ。さ、さぁ霧夜選手・・大きく振りかぶって第一球・・」
姫「いくわよ・・私に喧嘩を売ったこと・・後悔しなさい!!」
ズッドォン!
ねぇねぇ「・・・・」
姫「フフ・・どうしたのかしら?怖くて手も出ない?」
ねぇねぇ「にゃはは・・あんたの球は見切ったにゃ」
乙女「なにをバカなことを・・たった一球で姫の球を見切れるはずが・・」
ねぇねぇ「フフフフ・・・あなたは投げるとき・・・よくしゃべる・・・」
姫「・・・・ぷっ、アッハハハハ!結局その程度じゃない!後で泣いたって許さないんだからアハハハ!」
よっぴー「(黒い・・黒いよエリー・・・私のお腹みたいに真っ黒だよ・・・)」
団長「むう、佐藤選手が霧夜選手を生暖かい目で見てますな」
フカヒレ「流石は仏のよっぴーと仇名される佐藤選手。自チーム選手の大人気なさを恥じているようです」
なごみ「(・・・多分違う)」
姫「それじゃ・・二球目いっくわよ!!」
シュゴォォォ!!
ねぇねぇ「(ニヤリ)にゃっ!!」
ガッキーン!!
姫「へっ?」
乙女「なに!?ライト!!」
村田「ぬぅぉぉぉぉぉ・・・ぐっはぁ!」
ズダァン
ねぇねぇ「イェーイ!」
空也「うおおお!流石ねぇねぇ!いきなりライトオーバーのスリーベースだ!」
乙女「くそ・・・いきなりピンチじゃないか・・」
スバル「流石の洋平ちゃんでもアレは追いつけなかったか・・」
くーや「よーしいけぇ二番の人ーー!」
ひなのん「まかせろ!」
みんな「「(ひなのねえさん・・・・)<ガビーン>」」
姫「ブフッ」


『に・・二番、せ、センター雛乃姉さん・・(だ、大丈夫なの?)』

ひなのん「ふふ・・我に任せておくがいい」
空也「(マズイ・・雛乃姉さんじゃ期待できん。。。)」
姫「ふふふふ、お嬢ちゃん威勢だけはいいようね。でもこれは真剣勝負・・・・小さいからって容赦はしないわ!どおりゃぁーー!」
ひなのん「・・・・・我をみくびってもらっては困るな(ビカッ)」
みんな「なにぃーーー!?」
カキーーーーーン  スポッ
姫「・・・・・・(うそ?)」
空也「ホームランだぁー!(みらくるになってるけどな)」
ねぇねぇ「さっすがひなのん!(反則かもしれないけど後が怖いし・・・)」
ともねえ「あは・・雛乃姉さんすごい!(とりあえず黙っていよう)」
ねーたん「雛乃さん・・すごい・・変身した・・・」
ひなのん「だから我を見縊るなと言ったであろう。この試合に限り我はみらくるで居続けるからな。最初小さきままだったのは敵を油断させるためだ。どうだ、恐れ入ったであろう?」
空也「はい、感服しました」
ひなのん「ふふ、そうであろう。この試合で勝ったら飴をやるからな」
空也「わぁい(大きくなっても中身は変わらないのね)」

レオ「ま、まぁ気にするなよ姫。あの二人が特別すぎるんだ」
カニ「そうだよな。乙女さん並のパワーもってるもんな」
姫「とにかく次を抑えればいいのよ!こ、この程度でへこたれやしないんだから!」
乙女「よし、締まっていくぞ!」
みんな「オー!」


『三番 ファースト 帆波さん』
空也「よーし、ガンバレ!ねぇや!」
ねぇや「グッ!」
ねーたん「無理に親指立てなくていいから普通に構えて・・・」
ズッバァン!
姫「おやおやぁ〜?ど真ん中ですよ帆波さん?どうしたんですかぁ?」
ねぇや「うふふふふ・・・(絶・対・無理!)」
ズバァン!ズバァン!
テンチョー「ストラックアウート!」
ねぇや「アハ、三振だったわ〜ん☆」
空也「三振したのになんか誇らしげー!!<ガビーン>」
ねぇねぇ「ほなみんのヘタレ!」
空也「ねぇやのヘタレ!」
ねーたん「姉さんでしかもヘタレ!」
ねぇや「なっ、私はヘタレじゃないわ!むしろ女優よ!」
ともねえ「あう・・意味わかんない・・・<ガビーン>」

姫「フン、まぁ一、二番はびっくりしたけどそんなもんよね普通は。でも次は四番だし・・油断は出来ないわね」

『四番 サード 歩笑』
姫「な、なに!?(またチビッコ?また何かの作戦かしら・・・撹乱戦法ということか・・あの体格だし、滅茶苦茶足が速くてセーフティバント決めてきたりとか・・・? いや、そんな・・落ち着け、落ち着くのよ・・・2,3,5,7・・ん?)」
柊のみんな「じゃんけんぽん!あいこでしょ! やったー!空也の勝ちー!」
空也「あー、勝っちゃった・・・次のバッターは俺か・・まだ気持ちの整理ができてないんだけどな」
ともねえ「あは、よしよし。空也、頑張れ」
空也「あふぅ」
姫「(はーん・・・じゃんけん・・へぇ、打順をじゃんけんでねぇ・・・ナメてるってことね・・・)」

その後の姫は恐ろしかった。彼女をよく知るよっぴーでさえ、「アレはエリーじゃない。えりりんよ!」と聊か錯乱気味であった。そんな本気を出した姫の球をねーたんや空也(覚醒前)が打てるはずもなく、敢無く二者三振でスリーアウトチェンジとなった。

ヒイラギ 2
ドラゴン 0


空也「ご、ごめんみんな・・・」
衣瑠香「普通の人にあの球は撃てません、仕方ありませんよー」
ひなのん「ふむ、では我らは普通ではないというわけであるな?」
衣瑠香「い、いいいいいいえいえいえそ、そそういうわけでなく」
ひなのん「うむ、いるかはからかうと面白いな。なんとなく要芽の気持ちがわかる気がする」
空也「あははは・・」
ともねえ「ま、まあ瀬芦里姉さんの魔球もあるし、なんとかなるんじゃないかな。はい、瀬芦里姉さんボール・・」
ヒョイ ぽす
みんな「・・・ツインテールじゃないかぁ!!<ガビーン>」
ツイン「ちょっと!なによその反応は!」
海「あれ?瀬芦里お姉ちゃんドコいっちゃったの?」
ねーたん「あそこ」
空也「うはぁ、外野でくつろいでらっしゃる!」
ツイン「ぬぅぅう・・私を無視して会話を進めやがって・・・いくわよ!そっちの一番の女!」
浦賀「おう、どっからでもかかってこんかい!」
スバル「浦賀って結構口悪いよな」
レオ「ウチのバカと一緒につるんでるからな・・」
カニ「んあ?なんの話だ?」
二人「はーーーーー・・・」
団長「と、いうわけなので急遽ウグイス嬢は月白先生に代わっていただきました」

『OKOK、こういうのも悪くないわ。 一番 レフト 浦賀さん』

空也「姉貴じゃどんなヘロヘロ球投げるかわかんないな・・・」
ズバァン!!
空也「へ?」
ともねえ「あは、すごいじゃないか高嶺。い、いい球」
ツイン「フフン、私がちょっと本気を出せばこの程度よ。さぁ、もう一球いくわよ・・・おりゃぁぁぁぁ!!
    ・・・・ぁぁぁぁ・・」
みんな「ツインテールしなびてるーー<ガビーン>」
浦賀「(チャンスボールや!)うりゃぁ!」
グヮキーン!
空也「マズッた!ねぇねぇ!」
ねぇねぇ「ニャ!」バシィ!
空也「くそ・・ねぇねぇ早く!セカンド!」
ねぇねぇ「まっかしとけーーー!!・・・スーパーバイオレンスヒイラギボール一号〜そして空也は今〜!!」
グォオオ!!
空也「うわわわわわわ!!」
バシィン!
浦賀「な、何ィッ!」
空也「よおっし!ねぇねぇナイスボー・・・」
マル「ギュゥ・・・」ガクリ
空也「マルじゃねーかーこれーーーー!!<ガビーン>」

ヒイラギ 2
ドラゴン 1


空也「なに投げてるんだよねぇねぇ!」
ともねえ「あう・・・瀬芦里姉さん、マルは投げるものじゃないよ・・」
ねぇねぇ「ぶー、いいじゃん。むしろあれほどのナイスタイミングでマルを投げたことを評価して欲しいなぁ。ナイスボール・・・いや、ナイスマルとかって」
空也「うーん、確かにそうかも・・・ねぇねぇナイスマル!」
ねーたん「クーくん・・根本的に間違ってると思う」
ともねえ「あの、ところで高嶺は・・・?」
ツイン「・・・・・(逝ケル!)」
みんな「逝くなぁぁぁぁ!!<ガビーン>」
ツイン「う、うーん・・・私は一体・・・母さんの面影を見た気がするんだけど。。。」
空也「マズイな・・これ以上姉貴に無理はさせられん・・休んでてもらおう・・」
ねーたん「でも、ほかにピッチャーができる人いない・・・」
空也「やっぱり俺がやるしかないのかな・・」
ねぇや「私がやるわよ」
空也「ホントに大丈夫なの?」
ねぇや「フッフーン。まかしといて、巳ちゃんいっくわよー♪」
ともねえ「あう・・私の名前は巴・・・」
ねぇや「えりゃぁぁぁぁぁ!!」
ゴッ!ギャウゥウゥゥゥン!
衣瑠香「なっ!?剛速球!?」
ズドォン!
ともねえ「うう・・瀬芦里姉さんよりすごいかも・・・」
空也「すげぇ・・ともねえをうならせたよ・・」
ねぇや「フフ・・・とうとう限界みたいね・・・」
みんな「投球練習で燃え尽きるなーー!!<ガビーン>」
摩周「仕方ありませんね、私がやりましょう」
空也「摩周さん・・・野球は・・?」
摩周「・・・・それなりにですけどね!」

摩周の球はまさしくそれなりで、チームドラゴンボイスにそれはそれはボッコボコに打たれたが、堅い(一部薄い)守りと、ネックとされていたひなのんのみらくる化、瀬芦里・巴の超人姉妹コンビの活躍によってなんとかいい勝負にはなっていた。

途中
衣瑠香「これは試合にでなかった要芽お姉さまの分!これは壊されたメカ高嶺の分!そしてこれはこの私の怒りです!」
テンチョー「ストラック!バッターアウト!」
ピポパポプルルル
衣瑠香「あ、モシモシ健太?お姉ちゃん三振しちゃった・・・なにがいけないのk・・あれ?あれあれ?・・・きられた・・orz」

カニ「色々な野球漫画を見て編み出した最強の打法!なづけて、大回転ハイジャンプ打法!」
テンチョー「蟹沢サン、イッパイバット振リ廻シタノデ反則デバッターアウトデス」
カニ「なんでだよ、チキショー!!」

土永「乙女ー!かっとばせー、ホームラーン!・・・ところでホームランて何点だ?」
乙女「・・・・・」
カキーン!
乙女「ちっ、しまった」
空也「ライトフライ!」
衣瑠香「お、オーライオーライ・・・ああ・・・」
すこーん
衣瑠香「ぐはっ・・・<ドサリ>」
空也「ああ、衣瑠香ちゃん!」
ともねえ「衣瑠香ちゃんしっかり!」
乙女「だ、大丈夫ですか?!」
テンチョー「トリアーエズ、ボールハ瀬芦里サンガトッタノデ乙女サンハアウトデス」

その後もこんな感じで試合は進んでいった。

試合進んで8回裏
ヒイラギ 5
ドラゴン 4

チームドラゴンボイスの攻撃 ツーアウト 満塁 の場面で
バッターはこの試合地味に猛打賞の8番よっぴー
摩周「ハァ・・・ハァ・・・」
空也「だ、大丈夫ですか?摩周さん」
フカヒレ「摩周選手、大分疲れているようですね」
団長「アレだけ打たれては仕方ないように思うのですが。。どうでしょう、橘館長?」
館長「うむ、あれしきのこと漢ならば気合で何とかせねばいかん!このようにドゥオリャァァァ!!<ビカーーー!>」
フカヒレ&団長「ひぎゃぁぁぁ!」
祈「いじめはありません」
レオ「フカヒレ、そしてフカヒレと同じニオイのする人、迷わず成仏してくれ」
カニ「合唱!」
スバル「漢字ちげーぞ」
よっぴー「誰も応援してくれない・・」
乙女「こうなったら佐藤に賭けるしかないか・・それとも・・・」
姫「よし、代打なごみん!」
よっぴー「!? え、エリー!?」
翔「ここでチームドラゴンボイスは代打ですな」
橘「ぬう、今日猛打賞の佐藤を変えるとは・・霧夜にはなにか秘策が・・・?」
壬生「どうも解せんな・・」
空也「うわ・・いつ来たんだWバカオヤジ共・・」
スバル「実況席が一気にムサ苦しくなっちまったな・・俺はションボリだぜ」
『向こうの席に居づらくなったのでこちらに居てもよろしいですか?』
『OKOK,その代わりちょっと手伝ってくれない?』
『お安い御用ですわ
 チームドラゴンボイス 先週の交代をお知らせいたします。バッター佐藤さんに代わりまして椰子さん』
よっぴー「エリー!いったいどういうこと?」
姫「確かに猛打賞のよっぴーを代えるのは痛いんだけどね、よっぴーだと単打しかないでしょ」
乙女「確かに、佐藤の力では、いくら疲れが見えるとはいえ摩周とやらの球を外野の頭まで飛ばすことはできなそうだな(特に外野は人外二人だしな)しかし、椰子なら可能性はある。あのとおりの長身だし、なにより蟹沢と互角の勝負をできる体力があるからな」
レオ「(椰子のヤツ、カニと一緒にされてムカついてる・・)」
よっぴー「でも、外野と外野の間を抜けば・・・」
姫「運良く間を抜いてもツーベースで、しかもあの肩だし、多分二点しか入らないわ。この場面で欲しいのはランナー一掃のツーベースか満塁ホームランなの。よっぴー、貴女に出来る?」
よっぴー「ぐ・・・」
姫「私だってよっぴーを外すの辛いわよ。でもわかって、この試合絶対勝ちたいの!」
よっぴー「・・・わかった、そこまで言うんじゃ仕方ないよね。エリー、この試合絶対勝ってよ!」
姫「もちろん!私に敗北の二文字はないわ!」
翔「女性の友情というのもいいものですなハァハァ」
橘「まさしく、漢の魂をもつ女子!まさしく女傑よ!うわっはっはっは!」
壬生「(女ケツ・・・)」
空也「同じ家族として恥ずかしすぎる・・・orz」
村田「その次に打順回ってくる俺の立場ねぇ・・orz」
西崎「ようへい・・元気・・だして・・」


摩周「くう・・」
空也「摩周さん、俺投げようか?」
ひなのん「それとも我が・・」
衣瑠香「なんなら私が」
摩周「いいです・・・」
要芽「その意気よ、摩周君」
空也「(あ、姉さまおきた)」
ねぇねぇ「そうそう、アンタの肩にかかってんだからね(主に掛け金が)」
衣瑠香「がんばってください!男摩周さん!」
空也「いけー!摩周さん!」
うみ「おーとーこ!(・ε・)おーとーこ!(・ε・)」
摩周「やります!私もおとこですからね!!」


カキィーーン!!

スバル「おっしゃー!満塁ホームラン!」
のどか「やったぁーなごみちゃぁん!」
なごみ「か、母さん・・・恥ずかしいから・・」
カニ「ココナッツのくせにやるじゃねぇか!ほめてやんよ」
なごみ「お前に褒められてもうれしくない」
カニ「なんだとテメェ!積尸気冥界波で地獄に送ってやるか!?」
なごみ「うざい・・潰すぞ」
よっぴー「やったね椰子さん」
なごみ「どうも」
よっぴー「これで負けたら私が貴女を潰しちゃうぞ♪」
なごみ「!?」
レオ「どうしたの?佐藤さん」
よっぴー「ううん、なんでもないわよ」
レオ「そっか、おう椰子よくやったな」
なごみ「・・・・」
レオ「・・・椰子さーん?おーいもーしもーし」
なごみ「えっ、あ・・なんですか先輩」
レオ「なんかお前おかしいぞ、大丈夫か?」
なごみ「いえ別に・・・」
レオ「?」

ヒイラギ 5
ドラゴン 8

摩周「ワイは・・・ワイは男やない・・ワイは負け犬や・・・」
空也「そんなことないですよ!」
ツイン「そ、そうよ。あんだけ頑張ったじゃない!」
要芽「摩周君、貴方は負け犬なんかじゃないわ・・・」
摩周「要芽様・・・」
要芽「・・・・立派な、負け男よ!」
みんな「いらんこというなぁーーー!!<ガビーン>」
ひなのん「要芽!言いすぎであるぞ!」
姫「フフフ・・えらい騒ぎようね・・この辺で諦めたらどうかしら?」
要芽「・・・勘違いするなよ、金華豚」
姫「(金華豚!?)」
空也「(罵倒してるけどなにげに豪華だ)」
要芽「ペンギンショーは十時から 野球はツーアウトから・・ピッチャー交代よ」
翔「要芽キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!」
空也「お前帰れよ」


8回裏 ツーアウト ランナーなし 
『9番 ライト  鈴なんとか君』

フカヒレ「ぶははは!名前の変更未だにされてないでやんの!」
レオ「お前親友から戦力外通告されてるのに元気だな・・・」
フカヒレ「('A`)新一です・・・また親友にバカにされたとです・・・('A`)新一です・・・('A`)新一です・・・('A`)新一です・・・」
スバル「よーし!がんばれ鈴なんとかー!」
よっぴー「鈴なんとか君頑張ってー!」
姫「ガンバレ北川ー!」
レオ「全部変わっちゃッたーー!!<ガビーン>」
西崎「ようへい・・・ふぁいと・・」
『OKOK』
『イジメはありません』

9番 ライト 2−A 村田洋平  イジられキャラ。

村田「ちくしょー!こい!」
要芽「フフフ・・・」
空也「姉さま!ねぇねぇみたいにマル投げたりしないでよ!」
ねぇねぇ「安心してよ、要芽ねえはそんなことしないって。さっきのはワザとだし」
ねぇや「ちょwwwマテwww」
要芽「いくわよ・・スーパーバイオレンスヒイラギボール一号〜そして空也は今〜に続く第二弾・・・」
ねーたん「(要芽さんも使えるのか・・・ネタとしてとっておこう)」
ピカーーーー
空也「うっ、なんだ?」
レオ「すごい光だ・・」
橘「ぬう!?濃も負けてられんぞ!どうおりゃあああ<ビカー!>」
翔「じゃぁワシもぬうおおおお<ゴゴゴゴゴゴ>」
壬生「このプレッシャー・・・ぬううううう<ズズズズズズ>」
姫「まけてられないわ・・はっ!<きらりーん>」
フカヒレ「仮装コンテストの会場はココですか?」
なごみ「氏ね」
カニ「むしろイ`」
トンファー「フカヒレ必死ネ」
フカヒレ「モウコネェヨ!ウワァァァァン!」
乙女「すさまじい気合だが・・・しかし、あの光は一体・・」
村田「へん!そんなコケ脅しにビビるかよ!」
乙女「(たんなるコケ脅しなのだろうか・・・嫌な予感がするな、村田油断するなよ)」
要芽「『空也は今・・・氷の弁護士柊要芽と結婚して・・・柊空也という名前』ーーー!!<ビカーーーー!>」
空也「まんまじゃねーかぁーー!<ガビーン>」
村田「ぐっ!?ま、まぶし・・」
ズバン!!
テンチョー「ス、ストライィィク!」
スバル「おい審判!今の反則じゃねーのか?」
カニ「そうだぜテンチョー!あんなの打てるわけねーだろうが!」
要芽「みっともないわね・・・目を光らせてはいけないというルールはないわ。おかしな言いがかりをつけるなら、訴えて勝つわよ!」
ともねえ「そ、そうだよ・・要芽姉さんの言うとおりだ。そ、そんなにまぶしければ纏身すればいいんだ。て、纏身は校則違反だけどね・・・」
ツイン「巴ねーさんなにその格好!?<ガビーン>」
翔「ていうか空也と要芽が結婚したことワシ聞いてない」
要芽「言うわけないじゃありませんか。お父様には関係ありませんもの」
翔「ワシションボリ・・・でもそんなクールな要芽ハァハァ」
なごみ「キモイ・・・」
『キモイわね』
『キモイですわ』
マル「ギュヨギス(うはwwwwテラキモスwwwうぇうぇwww)」


お姉さまとともねえの強引な説得により容認された魔球は、最早打てということが無茶であった。
ねぇや「ようし、最終回よ!3万点ぐらいとるわよ!」
みんな「お、おう!(テトリスかよ)」

姫「くっ、この回さえ守れば勝てるのよ!気を抜かないでいくわよ!」
よっぴー「頑張ってね!みんな!(私の分までね・・・フフフフ)」
なごみ「(ゾクゾク)・・・」
レオ「どうした?椰子」
なごみ「なにか悪寒が・・・」

こうして運命の最終回が始まった・・が!

ひなのん エンタイトルツーベース
ねぇや  三振
ねーたん 送りバント
空也   根性のデッドボール

ツーアウト一、三塁でこの試合初めて打席に立つ要芽お姉さま
姫「(いくらなんでも打つほうまでは妙なことしないでしょ・・・)おりゃぁぁぁぁ!」
要芽「フフフフフフ<キラーーーン!>」
姫「うぉ!?」
空也「クール!」
要芽「フッ」
姫「(はっ、しまった・・・すっぽ抜け・・)」
要芽「スローすぎて欠伸が出るわ・・もらった!」
グヮアラゴヮガキーーーン!

ヒイラギ 8
ドラゴン 8

空也「おっしゃー!同点だー!流石は要芽お姉さま!超COOL!」
要芽「フッ」
ひなのん「流石よの、飴をやろう」
要芽「ありがとうございます」

浦賀「ウ、ウチ次あんな人の球打たなアカンの・・?無茶や・・・目ぇ光っとるし・・」
西崎「くー・・・こわ・・・い」
スバル「戦意も落ちてるし・・こりゃ無理かな」
姫「な、泣き言いってるんじゃないわよ!私達のために死んでくれたよっぴーはどうなるのよ!」
よっぴー「私生きてる・・・」
姫「まだこの裏が残ってるのよ!さっさと守備に着きなさい!」
乙女「(あの姫があんなに動揺するなんてな・・・私も流石にいまのは・・久しぶりにゾクゾク来たぞ・・)」

要芽「衣瑠香!相手は虫の息よ!」
ツイン「とどめ刺しちゃいなさい!」
衣瑠香「来い!<ズバン!>貴様の!<ズバン!>息の根を!<ズバン!>」
テンチョー「ストラックバッターアゥウウウウト!スリーアウトチェンジ!」
衣瑠香「あのその・・彼女がせっかちで・・・」
要芽「衣瑠香・・・あとで・・・」
衣瑠香「ヒィィィィ!!」


9回裏
ヒイラギ 8
ドラゴン 8

点差はなし!チームヒイラギに勝ちはない。絶対的不利な状態だが、要芽姉さまの本気モードに臆したチームドラゴンボイスに要芽姉さまの球を打てるものはいなかった。ただ一人、姫を除いては。

スバル「すごいな、姫のヤツ」
レオ「うん、もう二十球だ」
よっぴー「エリー・・・」
姫「(フフ・・やっと光に目が慣れてきたわ・・・今のは球もはっきり見えたし・・私が見えるのなら乙女先輩も見えてるはず・・私が塁に出さえすれば・・乙女先輩が決めてくれるわ!・・・いや、それとも私がホームランを打った方が劇的かしらね・・フフフフフ)」
ツイン「なんか、段々当たりがよくなってきてない?」
うみ「うーん・・光に目が慣れてきてるのかも・・マズイなぁ・・」
姫「(決ーめた。次こそあの柵の向こうにぶち込んでやるわ!)」
要芽「うーん、なんかもう投手も飽きちゃったわね。雛乃姉さん、変わりますか?」
ひなのん「いいのか?」
要芽「はい、私は外野でゆっくりさせていただきますから」
ひなのん「そうか・・ならば遠慮せずにやらせてもらおう」
姫「え?!」
ひなのん「ふふふ、第三弾・・・参るぞ・・」
姫「(なんですって?やっとさっきの球に慣れたと思ったのに・・どーすんのよ!)」
ひなのん「いくぞ・・・『空也は今・・・氷の弁護士柊要芽と結婚して・・・柊空也という名前』に続く第三弾・・・」
ゴゴゴゴゴゴ
ひなのん「<きゅぴーん>『空也宇宙へ!!』」
空也「行く予定 NEeeeeeeeee!!<ガビーン>」
シュォォォォォォォ
姫「見える!私にも球が見えるわ!もらった!」
カクン ぶん!
姫「!?」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン    キラーン☆
スバル「う・・・うそ?」
乙女「(な、なぜだーーー!?)<ガビーン>」
姫「す、すごすぎる・・・負けた・・・完敗だわ・・・(こいつら・・人間じゃない・・)」
ねぇねぇ「うーん、なんていうか、なんかいい試合だったよね。またやりたくなるっていうかさ。なんかもう賭けとかどうでもよくなっちゃった。こんなに真剣になれたの久しぶりだし・・・」
空也「ねぇねぇ、賭けって何さ?」
ねぇねぇ「ほえ?言ってなかった?これトトカルチョだったんだけど・・・。あのサメゴオリとかってのとダンチョーっていうやつがあのエリカちんと野球してトトカルチョやろうって・・。勝っても負けても取り分はくれるっていう話だったんだけど・・。私もうお金はいいかなって」
スバル「フカヒレめ・・アイツろくでもねぇことだけには頭回るんだな」
空也「団長・・・セコイよ団長・・・」
レオ「あの・・引き分けってことは、賭けは親の総取りになりませんか?」

ポクポクポクポクポク・・・チーン

みんな「あーーーーー!!」


フカヒレ「やっべぇ!バレた!ダンディさんずらかりますよ!」
団長「なんだと!俺はヅラじゃない!」
フカヒレ「そうじゃなくて!」
透子「ふふふふ、みーつけた。まったく、二人ともOKじゃないわね」
橘「友を出汁に賭けをしたあげく、総取りとは悪だのう・・・」
フカヒレ「えへ・・・えへへへへ・・」
団長「ま・・まて・・・話せばわかる・・・」
透子「問答無用ね・・ああ、せめて選ばせてあげるわ。私と館長どちらにオシオキされたい?」
フカヒレ「せ、せめて月白先生で・・・」
透子「NO NO NO NO NO」
団長「じ、じゃぁ・・・館長?」
透子「NO NO NO NO NO」
フカヒレ「リ、両方ですかぁ?」
透子「YES YES YES YES YES」
団長「もしかして・・・纏身有ですかぁ?」
透子「YES YES YES YES YES  Oh!My GOD!
   ・・・纏身! ジェノサイドフロゥジョン!!!」
館長「ぬおおおおおお!奥義!千歩気功拳!!」
ドグヮアアァァァァァァン!!
フカヒレ&団長「ふんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


(作者・名無しさん[2006/01/03])



仕様上の中尉

こんなネタ長くなるほど書くものじゃないんですけどね。
2005/09/18にマサルネタで一度書き込んだのですが、アレ以来暖めてたネタだったので・・
とりあえず読んで笑ってくれたらうれしいです。
チーム名は結構前のレスで見かけたのをそのまま拝借させていただきました。
キャラの出番に偏りがあるのは仕様なのでヌルーしてくだsあqwせdrftgyふじこp


チームヒイラギ
レフト 瀬芦里
センター ひなのん
ファースト ほなみ
サード ねーたん
セカンド 空也
ピッチャー 摩周 要芽(代打
ライト 衣瑠香
キャッチ ともねえ
ショート 海


チームドラゴンボイス
レフト 浦賀
セカンド 西崎
ピッチャー 姫
キャッチャー 乙女
ショート カニ
センター スバル
サード レオ
ファースト よっぴー なごみ(代打
ライト 洋平


実況   フカヒレ 団長
解説   館長 翔 壬生
ウグイス嬢   ツイン 透子 祈
一塁側リポーター 土永さん
三塁側リポーター トンファー
観客       のどか 他多数(のどかさん以外にセリフはありません)

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