今私とクーヤが共にいる…クーヤが私と一緒についてきてくれている…。
その事が私にとってたまらなく嬉しい。
今私たちは2人でラスベガス…そしてヨーロッパを旅してきている。
まあ途中ラスベガスで少しだけ問題があったけど私の中ではそれはさしたる
問題ではなかった。クーヤと一緒ならその苦労も楽しい…。
私の孤独をクーヤが癒してくれるから…。
そんな事を考えながらクーヤをじっと見つめていたのか、クーヤが不思議そうにしている。
「ねぇねぇ、俺の顔何かついてる?」
「いんや、クーヤが私好みの顔してるから熱〜い視線を送ってるだけだよ」
私がそう言うとクーヤは顔を真っ赤にしてうろたえている。その仕草がそそられるから
からかいたくなってくる…というよりからかっている。
そうしているとクーヤが何かを決心したような顔で私を見てきた。
「あのさ…前から聞きたいなーっと思ってた事があるんだけどさ…」
クーヤが真剣な顔をして聞いてくる。
「にゃにかな?発情した?」
「俺ねぇねぇの事好きだし…今も凄く楽しいけど…なんで俺だったのかな
 って思ったから…。前にねぇねぇは遊び友達としてという感覚で俺を連れて
 遊ぶのが好きって言ってたけど…その…」
「何々?男ならきちんと単刀直入に言え」
「だから…ねぇねぇは俺をいつからどんな所を好きになってくれたのか知りたいんだ」
いつからねぇ…勿論あの時からに決まってる…


「どうして…どうしてママは私を置いていって…日本に送らせたの…」
日本になかば荷物扱いで送られてきた私は夜に柊家でこっそりと泣いている事が多かった。
夜こっそりと というのは勿論弱みを人に見せたくなかった…というのもあるが
何より自分だけが違う環境に孤独を感じ…誰にも相談なんてできなかった…。
親父だと思われる男は子供と認め、家に迎え入れてくれているが、やはりどこかで違う。
他の子供達も私をやさしく受け入れてくれたが(変な髪形はしめてやったが)それでもやはり私とは違う…。いつかこの人達もママと同じで私をおいて消えていく…、私だけが孤独になっていく…、そう考えると不安で仕方なかった。
喧嘩では誰にも負けなかった、それだけが確かなものと感じる事もあった。
心でも誰にも負けたくなかった…だけどそれは見せかけで私は常に孤独に泣いていた…。
そしてあの日あの男の子…クーヤに泣いている所を抱きしめられた時
私はホントに救われた…。クーヤも違う血を持った家族なのに…クーヤは気にしない。
家族として、優しさで包んでくれた…。
それから私が空也に惚れ込むのに時間はかからなかった。
しかしわかっていた…クーヤが要芽姉が好きな事…一途にクーヤの目は要姉に向けられていた。羨ましかった…そして何より怖かった…クーヤが消えていくのが。
クーヤを私のものにしたい…私と一緒に居させたい…
だから私はある夜決心した…。


「クーヤを手に入れるためには…これしかない」
母親が私に残してくれたメモは日本での生活を勧めるものともうひとつだけあった。

セロリーヌへ
どうしてもだいじな人ができ、それをなくしたくない場合の方法をここに書いておき
ます。(以下略

私は昼間クーヤを連れ遊び、そのせいかクーヤは死んでいるみたいにぐっすりと寝ている。
チャンスは今しかない。私はクーヤの布団にこっそり入りこむ。


「大丈夫 ちゃんとメモに書いてあったし…我慢するもん」
そう自分に言い聞かせながらクーヤのズボンをパンツごとずりさげる。
そこにはメモ通り、私と違うモノがきっちりとついていた。
「これがクーヤのお(ピー か」
しばらく観察をした後、触ってみる。
「うわ、ふにゃふにゃしてる」
さらにメモの内容を実行し手でソレを揉んでみる
そして覚悟をしてソレを口にくわえた。
「んううっ(なんか…苦い」
メモに書いてあった通り飴を舐めるようにしながらそれを愛しながら
ピチャピチャとなめていく。
「ぴちゃっ、んっ んっんん」
次第に固くなってきたそれを私はさらに舌でなめていく
「う、うーん…」
クーヤも僅かながら反応を見せてくれた。
「んん じゅるっ…んぱっ」
私は仕上げに入る為、下で押し出すように口からクーヤのソレを出す。
メモには次は物凄く痛いから覚悟をしておけと書いてある。
でも孤独の痛さが嫌だった私は躊躇なく股を開きクーヤの腰にまたがって…
一気に覆いかぶさった。
「!?いたっ、いたいー!!!」
物凄い痛みと共に血が流れでてくる…
その後は痛みを我慢しながら腰を振ってみてもメモ通りにクーヤのそれから
白い液体は出てこなかった。
血を拭いて処理した後疲れた私はそのままクーヤと一緒に布団で横になる。


「でも…大丈夫だよね。これでクーヤを…」
「うーん…せろりねえさん…」
「クーヤ?…」
一瞬どきりとしたが寝言のようだった。
しかしその後のクーヤの寝言の続きに私はショックを受ける
「かなめねえさん…すきだ」
私は逃げ帰るように自分の部屋へ戻っていった…。

いつでもこの事を打ち明ける事はできた…。
でも私はしなかった…、クーヤの気持ちは要芽姉に向いていたし、私が勝手にした行為で
クーヤは全く気がついてなかったから…。
クーヤが私を優しく受け止めてくれたのに私が勢いでやってしまった事が、純粋な目で想い合っているクーヤと要芽姉に負けたとも思った。それが凄く悔しかった…。
だけど私は諦めた訳ではなかった…。

だからクーヤが沖縄から帰ってきた時は本気でアプローチし、今度はクーヤに私を覚えさせる、堂々とするんだ。そして…今クーヤは私とともにいる。



「だから…ねぇねぇは俺をいつからどんな所を好きになってくれたのか知りたいんだ」
「本気なんだ、教えてよねぇねぇ!!」
痺れを切らしてクーヤは私に迫ってくる。
「私とクーヤはね…ずっと前から一緒に繋がってるんだよ」
「答えになってないよ ねぇねぇ!」
今が幸せだから…私は孤独じゃないから…クーヤと一緒に…


(作者・名無しさん[2006/09/15])

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