「PS2かー、いいなー」
「どうしたの空也?」
「あ、姉様。これですよこれ」
「なぁに、ゲーム雑誌?興味ないわ……はっ!?」
「驚いたでしょ?俺たちもコンシューマーに出てみた…うわ!?」
「ふ……タカヒロ……随分と、舐めてくれたものね…!」
「あわわわ…姉様の負けん気に火が…!」
ピポポポパポ
「もしもし、摩周クン?今すぐ買収できそうなゲーム制作会社を
リストアップして送って!そう…ええ、ハードはPS2よ」
「あの…姉様?」
「なに?今忙しいんだけど」
「コンシューマーというのはですね、いわゆる18禁じゃないわけで」
「わかっているわよ、それぐらい」
「…釘はうてませんよ?」
「 な ん で す っ て ! ? 」
姉しよPS2、挫折の瞬間であった。
(作者・名無しさん[2006/01/27])