町内会のお泊り会で、近所の子供たち数人が柊家に泊まる事になった。

その日一人の少年が要芽に政治とは何か尋ねた。
要芽は次のように説明した。
「1)私はこの家にお金をいれているから、私のことを"資本主義"と呼びなさい。
2)姉さんがこの家のトップだから、姉さんは"政府"。
3)私より下の姉弟は"労働者"と呼びましょう。
4)私たちはあなた達を短い間でも養わなければならない。つまりあなた達は"民衆"。
5)あなたの弟はまだ赤ちゃんだから彼は"未来"。
さあ、ここからは自分で考えてみなさい。」

少年は考えながら床についた。
夜遅く弟の泣き声で目をさました。見にいくと弟はたっぷりとウンコをしていた。
そこで、雛乃の部屋に知らせに行ったところ、安らかな寝息が聞こえてきたので
雛乃を起こしたくないと思い、要芽の部屋に行った。
するとドアには鍵がかかっていた。鍵穴から覗くと、要芽と空也がベッドで頑張っている。
仕方なく少年は自分の部屋に戻った。

次の朝少年は要芽に、政治とは何かが分かった。と言った。
「あら、どう考えたか教えて。」
要芽が尋ねると、少年は答えた。
「"資本主義"が"一部の労働者"相手に気持ちよくなってる間、"政府"は気持ちよく寝ている。
"民衆"は無視されて途方にくれ、"未来"はクソまみれだ。」

(作者・名無しさん[2005/03/10])

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