八月○日

朝起きると部屋の外から聞こえてくるのはセミの大合唱。
ただでさえ暑いのに、真夏名物のセミの大合唱
殺虫剤で、周りのセミを殲滅したくなるが多勢に無勢
殲滅する前に、こちらが熱で干からびる
「チッ・・・命拾いしたなセミ共」
セミに愚痴をぶつぶつ言い眠い目を擦りながら居間へ向かうと
なにやら、こちらも騒がしい。
一体何?と思い襖を開けてみると。
ガラッ
「おは・・・・」
!!!!!!
お姉様と、ねぇやが中心に残り
後は全員距離を取っている、まさか、これは。
「うるさい、黙れよ・・・」
「あ〜ら相変わらず短気なのね〜☆」
え〜と、いきなりお姉様とねえゃの修羅場ですか?
「あ、空也ちゃんおはよう♪遊びに来たわよ☆」
と言うなりいきなりねえやが抱きついてくる
「ね、ねぇや!」
「ウフフフ・・・相変わらず可愛いわね〜」
その光景を見たお姉さまはすかさず。
「弟を放しなさい!犬神帆波!!」
・・・これも、確か前に


「や・だ☆」
!!!
「な・・・」
その時俺は見た、お姉様が怒りに震え早く離れろ!さもないと・・と訴えかけている瞳を
流石に、このままでいる訳にもいかないので
「ねぇやも、もう放してよ」
「んもう・・・しょうがないわね」
ようやくねえやの胸から開放される。
「はぁ・・・相も変らずよくやるのぅ」
雛野姉さんも呆れ気味だ。
「まあ、喧嘩するほど仲がいいって言うしね〜」
と言いつつ海お姉ちゃんから、なんか黒いオーラを感じるのは気のせいか?
「あうぅぅ」
ともねえは、相変わらず二人を止めようとしてオロオロしている
「しっかしこれじゃ埒あかないよね」
とセロリねぇねぇ
「ふむぅ何か、良い手立ては・・ん?そうか、その手があったか!」
何か雛野姉さんが閃いたらしい。
「取りあえず要芽・帆波お互いここは引くが良い。我に良い考えがある
皆!我の話を聞くが良い」
!?
雛野姉さんを囲んで、全員が正座をして座る
すかさず要芽お姉さまが切り出す。
「姉さん、考えと言うのは?」
「うむ・・実はなこれだ」
「麻雀?」
「そうだ、これで仲直りと行こうではないか」


「あはっ、賛成。皆仲良く」
「・・・姉さんがそうおっしゃるなら(勝てばいいのよ勝てばね)」
「麻雀か・・・面白そうじゃない☆」
「ふ〜ん面白そう(・3・)(イカサマで楽勝)」
「麻雀・・・・」
「なるほど、いいかもね(フッ・・・私の立場引っくり返してやるわ!)」
「ギュギュギュッ(脱衣か?脱衣なのか??)」
「にゃっは・・・勝てば儲かるにゃ」
「これ、賭け事は禁止である!これは、あくまで両家の親睦を深める意味で行う物であり
賭博は禁止、よいなセロリ」
「ふにゃぁ〜(でも・・まあバレなきゃいいにゃ)
でも、もっとメンツがいた方が賑やかで面白くない?」
「それもそうだね、それじゃあ他の知り合いとかにも声をかけ・・・」
と、楽しそうに満面の笑みでともねえが喋っている最中に
「待てい!」
突然の大声に皆が辺りを見回す。
「な、何!?」
ツインが周りを見回す
「あ、あそこ」
よく見ると、庭の壁の上に逆光になって見えにくいが一つの人影
「両家の親睦を深める場で、このワシを置いてきぼりにするとは・・
人それを無視と言う!」
雛野姉さんが現状に戸惑いつつも叫ぶ
「お、おのれ、何奴!?」
「貴様らに名乗る名などない!」


が、ある事に気が付いた要芽姉様が刺すように
「お父様・・何をやってらっしゃるんですか?」
「・・・・」
間の悪い空気が漂いだす
そして、俺を含めた全員の呆れ冷たい視線がバカ親父を貫く。
こんなのが義理とはいえ親父だと思うと胃が痛くなる。
「というわけで・・お父さんも参加するぞ!ダメだと言ってもダメだからな」
一同が沈黙する中、バカ親父が柊・犬神家の中心でバカを叫んでいる
正直・・・バカ親父は来なくていい。

その後・・要芽お姉様からいるかちゃん・磨周くん
ともねえから透子さんと、出番が激減してしまい、ここで
存在をアピールしておきたいクロウと壬生さんが
そして・・俺からは団長とベアが

姉しよキャラオールスター

ねえ、ちゃんと麻雀しようよ!○月×△日脳内発売予定!

(作者・名無しさん[2004/08/13])

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