あるところにトモエレラという心のキレイで優しい女性が住んでおりました。
いじわるな継母と姉妹たちにいじめられていたトモエレラは馬のラスカルだけが友達でした。
そしてある日のことです
継母「トモエレラ。我はこれから舞踏会に参加してくるぞ。
   お前もしっかり働けば、土産の一つも考えないわけではないぞ。」
姉1「フフ・・・お母様、トモエレラは殿方など必要ありませんわ。
   それに何人もの殿方を連れ込むのは控えていただきたいですね。」
継母「我を満足させるには一人ではちと足らぬようでな。オーホッホッホ」
妹 「フフン、トモエレラ姉さんはせいぜいお掃除がんばってね。
   私たちは大人の時間をたのしんでくるんだから。」
姉2「ご飯の準備もよろしくねー、さぇて舞踏会でも食うぞー」

トモエレラ「あぅ・・・私も舞踏会に行ってみたい・・・王子様にお会いしたいなぁ・・・」
「それなら行けばいいよ〜」

気がつくと後ろに魔法使いの女の子がたっているではありませんか。
トモエレラ「あぅ・・・でも私舞踏会に来ていける衣装ないし・・・」
魔法使いウミ「そんなの私の魔法ですぐだよ〜」
 くーやくーやらぶりーくーやはおねえちゃんにくびったけ〜
ウミが魔法を唱えるとトモエレラは素敵な衣装に変わっていました。
トモエレラ「あぅ・・・魔法使いさん・・・これ、タキシード・・・」
魔法使いウミ「トモエレラにあうサイズのドレスがなかったんだよ〜それよりもはやく舞踏会に行かないと」
トモエレラ「そうだ、でも馬車がないとお城にいけないよ」
ウミはラスカルとカボチャに向かって魔法をかけました。
魔法使いウミ「これを使えばあっという間だよ。料理は私がしておくから心配ないよ〜」
するとラスカルはバイクに、カボチャはヘルメットになったではありませんか。
トモエレラはラスカルに飛び乗りお城を目指しました。しかしカボチャのヘルメットは視界が悪くまっすぐ走れません。
気づかずにとなりのイヌガミ王国にたどり着いてしまったのです。

変装好きの女王様が統治するこの国では仮面舞踏会が行われておりました。
トモエレラはそこで見初められて第二皇女のぽえむ王女と幸せに暮らしましたとさ。

めでたしめでたし

(作者・名無しさん[2004/08/06])

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