買い物のために家を出たところで、ねーたんと鉢合わせ。
「はい、クーくんに質問」
「会うなりいきなり何?」
「私でも、巴さんの僕(しもべ)になれる?」
「・・・はい?」
「私も、巴さんが纏身したときの僕になりたい」
「な・・・なんでそれをねーたんが知ってるの!?」
「・・・私たちの間に、もう何も隠し事は、ない」
「なにぃい!?何時の間にそんな関係に!?」
「関係だなんて・・・(ぽっ)」
うわぁ・・・二人の間にはもう俺が入り込む余地はないですか?
「クーくんなら、二人の間に入れてもいい」
心読まれてるし。
「それで、どうなのかな。私でも、僕になれる?」
「それは・・・なれるとは思うけど、ともねえがウンって言わないんじゃないかな。かなり危険なんだよ?」
「それは、承知の上だから」
「うーん・・・だいたい、なんで僕になりたいわけ?そりゃあともねえ一人戦わせておきたくないのはわかるけど」
正直、ねーたんが僕になったところで戦力になれるかは疑わしい・・・
「・・・何か失礼なことを考えているね」
「イエメッソウモ」
「・・・僕になれば、クロウという怪物の出現を察知できるんだよね」
「ああ、奴らが出ると変な耳鳴りがして・・・クロウのいる方角が漠然とわかるんだけど・・・」
「私は、そういうのと戦うことは出来ないと思う。でも・・・巴さんの戦いを見ておきたい」
「見ておきたい?」
「好きな人が、今夜どこかで命がけで戦っているのかもしれない、そう思うと寝ることも出来ない」
なるほど・・・
「言っておくけど、本当に危険なんだ。だから、行動は俺やともねえと一緒にするって言うなら・・・俺からもともねえに頼んでみるよ」
「ありがとう・・・よろしくね、僕の先輩」


「あう・・・だ、だめだよ、そんなこと」
案の定。ともねえは話をちょっと聞いただけでブンブンと首を振って拒否している。
「クーくんはよくて・・・私はダメ?」
「く、空也のときは、酷い傷を負って仕方なく血を分けた結果僕にしてしまったけど、歩笑ちゃんはそんな必要ないし・・・」
「・・・」
「そ、それに・・・歩笑ちゃんに、ギチギチした姿を見られるのイヤだな・・・」
「いやアレはアレでそれなりにカッコイイよともねえ」
「あう・・・と、とにかく歩笑ちゃんまで巻き込みたくないんだ・・・お願い、わかって」
むう、ともねえのお願いポーズ・・・萌え。
「・・・私が酷い傷を負えば、巴さんは私を血で癒してくれて、その結果、私は僕になれる」
「・・・え?」
すっとねーたんが出刃包丁を目の前にかざす。
「うわ!?ねーたん、今どこからそれ出したの!?」
・・・いや、そうじゃないだろ俺。
「覚悟は、出来ている。即死しない場所も、調べてある」
「や、やめて歩笑ちゃん!」
「そ、そうだよねーたん!ここ、掃除したばかりなんだよ!」
・・・いや、それも違うだろ俺。
「近寄らないで。私も、痛いのはイヤだけど・・・近寄ったら、刺す」
ヤヴェエ目が本気だ。
「わ、わかった!し、僕にするから、包丁はしまって!」
「・・・本当?」
「ぽ・・・歩笑ちゃんに、嘘はつかない・・・」
「ありがとう・・・」
ぽとり、とねーたんの手から包丁が落ちたのを慌てて拾い上げる。
・・・あれ?
なんだか・・・刃が柔らかいですよ?ゴムの刃?これ・・・オモチャですか?
顔を上げると、ねーたんが俺を見ている。
(喋ったら、お仕置き)
ぐお、無言の圧力が・・・ねーたんの黒い一面を見てしまった・・・


「それじゃ・・・く、空也は部屋を出て・・・」
「え?別にいてもいいじゃん」
「あう・・・歩笑ちゃんにも、僕になった直後の後遺症が出るかもしれないし・・・」
ああ。そういえば僕になった直後って、まるっきり発情状態になっちゃったっけ・・・
・・・ねーたんが発情?・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・ハァハァハァ!
いかん、俺が発情しそうだ。
「ともねえ・・・ねーたんに後遺症が出たら、俺がいたほうが都合がいいよね?」
そこまで事情を聞いていなかったのか、ねーたんが怪訝な顔をしている。
「・・・後遺症って・・・なに?」
「あう・・・そ、それは・・・(ゴニョゴニョゴニョ)」
「・・・・・・・・・(ぽっ)」
理解したらしい。
「ね、ねーたん?俺がいたほうが・・・イロイロ都合がいいですよ?」
「あう・・・そ、それは・・・わ、私がしてあげるから・・・」
うわぁ。
俺とともねえで、ねーたんを奪い合いですか?
「・・・二人ともいてくれたほうが、楽しそう」
「・・・あう?」
ともねえはよく理解できないらしい。
「ともねえ、つまりね・・・(ゴニョゴニョゴニョ)・・・ということですよ(ニヤリ)」
「あう!・・・歩笑ちゃんは、そ、それで・・・いいの?」
「・・・・・・(こくり)」
「あう・・・い、いいのかなぁ・・・」
「そういえば・・・敵がいないから、纏身するとマジカルともえになるんだよね?」
「あ、うん・・・そのつもりだけど・・・」
「じゃ、ねーたんを僕にした後も、纏身はそのままで!」
「・・・そのままで」
「あう〜・・・」


超纏身を終えて、魔法少女になったともねえの血を舐めてから数分後。
突然、体の奥にムラムラとしたものが燃え上がってきた。
俺は前に一度経験してるし、二度目ってこともあるのかそれほど苦しくはない。
ただ、ねーたんは初めてだし、別に怪我を負ってそのために血の力を使っているわけでもない。
その分、影響は大きいようだ。いきなりブラウスを脱ぎ捨て、下着姿で悶え始める。
息を荒げ、ブラジャーの上から手を当ててつつましい膨らみを揉み、人差し指は先っちょを引っ掻くようにうごめいている。
ぎゅっと閉じた太股の間に手首を挟み、もじもじと左右の足を足踏みするように動かしている。
「・・うう・・・うっ・・ん・・・」
そのままゆっくりと後ろに倒れ込むと、もう止まらなかった。
ブラジャーをたくしあげ、充血して尖った乳首をせわしなく指で転がす、
足はもう大きく広げられ、ためらいもなくパンティに差し込まれた右手が激しく上下に動く。
ぬちゃ、にちゃ、とあえぎ声とともに聞こえてくる淫靡な水音。
「ああ・・・はっ・・・う、う、う、ううぅっ・・・んっ!と・・・巴さ、んっ!・・・とも、え、さ、んぅっ!」
何度も
何度もともねえを呼び、息を荒くして体をうねらせる。
ともねえは見つめている。纏身した姿そのままで、魅せられて、食い入るように。
ため息を漏らし、ため息がうめきに変わり、そしてねーたんの名前を叫ぶ。
「はあ・・あ・・・ああ・・・ぽ・・・歩笑ちゃんっ!」
そして、うねる体にしがみつくように抱きついていった。
「んっ・・・う、ん・・・は、ぁっ・・・歩笑ちゃ、ん・・っ・・・好きっ・・・好きだよっ!」
唇に、顔に、首筋に。
ともねえが口づけの雨を降らせ、ねーたんがその度にぴくぴくと体を振るわせ歓喜の呻きを上げる。
両手はねーたんの体を乱暴とも思えるほど無茶苦茶にまさぐる。
足をねーたんの又に割り込ませ、互いの秘部を密着させ、ぐりぐりとこねるように腰を振る。
「ああ・・・んっ・・あ・・ああっ・・・は、ぁっ・・・・・・く・・・クーくん・・・クーくんも・・・来て・・・来て・・・」
「空也っ・・・く・・うあぁっ!・・・き・・・来てっ!・・・う、あっ!・・・く、くう・・・やぁっ!」


二人の姉が。
今は既に全裸になって、汗まみれで絡み合い、貪り合う二人の姉が。
俺を誘う。
来て、と。
半ば放心状態で二人の有様を見ていた俺は、その言葉で吸い寄せられていった。
横になって抱き合う二人に覆い被さっていく。
二人が擦りつけ合う裂け目と裂け目の間に手を差し込む。指先に感じる熱くドロドロになった柔肉の感触。
前戯は必要なさそうだった。
ねーたんの体を仰向けにし、足を大きく開く。
「あん・・・」
口を開けた亀裂はすでに蜜であふれ、太股まで濡らしている。
ともねえはねーたんの横に回り、抱きかかえるようにして胸を愛撫している。
俺は、ぴと、と先端をぬかるみにあてがう・・・
ねーたんの目が訴えている。早く、早く、と。
「ねーたん・・・欲しいの?」
こくり、とねーたんがうなずく。
「ダメだよ・・・何が欲しいのか、ちゃんと・・・言ってごらん」
「え・・・や、やだ・・・は、恥ずかしい・・・よ・・・あ、んっ!ふ、ぅっ!」
俺は先端の裏の筋で、くにくにとした肉芽をさすりながら、もう一度訪ねる。
「言って。何が欲しいの?」
「んっ!・・・く・・・クーくん、の・・・お・・・おチン○ン・・・」
「・・・どこに欲しいの?」
「お・・・わ、私の・・・おマ○コに・・・ぅあっ!・・・く、クーくんの・・・おチン○ン・・・欲しい、の・・・」
「・・・もう一回・・・言って?」
「・・・・・わ・・・私のおマ○コにクーくんのおチン○ン入れてっ!欲しいの、早く・・・入れてぇっ!」
「よく・・・言えまし・・・たっ!!」
ずじゅぶぅっ!!
「ひ、うぁああっ!?く・・・はぁあぁっ!!」
一気に奥まで、ぶち込むと、ぶるぶると体を震わせる。
ねーたんが最初の絶頂を迎えた瞬間だった。


その後
ねーたんを3回。纏身したままのともねえを2回。纏身を解いたともねえを1回愛した。
二人は普段からは考えられないほど積極的で
時に俺を奪い合いさえしたかと思えば
俺が萎えている間は二人で登りつめたりしていた。
そして、俺はといえば、すでに6回も放っているのにまた高ぶっていて
その強ばりを二人の姉が口で責め立てている。
「ちゅ、、んむ・・・んはっ・・・」「あむ・・・ん・・・んぐ・・・ん・・・」
限界を感じ、二人の頭を離すと、それでも二人は手で愛撫を加え続けてくれる。
「う・・・ぐぅっ・・・で・・・るっ・・・行くよ、行くよっ!!・・・い、く、あっ!!」
ドプッ!ドク、ドク、ドク・・ドク・・・
二人の姉の顔にぶちまけられる白い粘液。
「すごい・・・まだ、こんなに・・・」
これも僕になった影響なのか、何度も出したのにまだ濃さを失わず、大量に注がれていくその粘液を
二人は舐め合い、時に俺の肉棒を飲み込み
俺もまた口づけを雨と降らせ
こうして饗宴は終わりを迎えていった。

「ねーたん、もうムラムラしてない?」
「うん、とてもスッキリ」
「それはよかった」
余韻に浸りながら3人で抱き合い、寝物語を交わす。
「そういえば・・・さっき、Hの最中に、耳鳴りがした」
「・・・え?」「・・・あう?」
「あんまり気持ちがよかったので、そのせいかと思ったけど・・・あれが、クロウの出た合図?」
気が付かなかった・・・ていうか、本来の僕になった目的忘れてませんか、ねーたん。
「気持ちがよかったから、よし」
「あう」

(作者・◆Rion/soCys氏[2004/07/21])

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