●愛故に






殴られる…

殴りたくて殴ってるわけではないんですイルカ先生…

カカシの行為が原因なんですよね。

…や、やりすぎた…(吐血)

ていうかイルカに見えない…(すいません)

今日のムフフイルカ先生は昨日の追加で、「網タイツで鞭付きイルカ先生」です。


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ふ…ふ……

切なげな声が小さなアパートに響き、机の前で、二つの影が折り重なるように動いている。

「あ…」

「…ね、イルカ先生、気持ちイイ?」

「う…」

目じりに涙を溜めながら、かすかに頷いたように見える。
―――でも、それだけではもの足りなくて、さらに愛撫の手を強める。

「アッ…」

「ねえ、本当に気持ちいい?本当のこと言って?」

「あ、あ…」


イルカは、カカシの言葉に、首を横に振るばかりで要領を得ない。
カカシは手の動きを止め、イルカを開放した。

お互い机の前で座ったまま行為に及んでいたため、書類は乱れ、畳に黒い汗の染みが残っている。
イルカはぜいぜいと荒い息をもらし、乱れた襟首を押さえ、心なしかほっとしたようにも見える。
もっと、我慢できないくらい追い詰められていたら、そんな表情はみられなかったはずだ。


…その気がなかったのかも知れない。

…背後から抱きしめたとき、嫌がるそぶりも見せなかったくせに…

イルカを襲っておいてなんだが、カチン、ときた。

「イルカ先生、もっとはっきりしてくださいよ」

ぐっと言葉につまるイルカ。

「嫌なら嫌ってはっきり言えばいいんですよ。俺が迫っても。これじゃ、オレがアナタに告白してOKもらって付き合い始めたのだって、アナタが流されてオレに従った、という風に見えますよ?」

「それは違います!」

カカシのその言葉に、弾かれたように振り返るイルカ。
だが、カカシと目があうと、赤くなってそっぽを向いた。

「…俺が貴方と付き合ったのは、…俺の中で…ちゃんと、貴方に対して…その…恋愛感情が…あ、あって……」

最後の方は正座したまま、もじもじと体を動かし赤くなるばかりで、声が小さく、ちゃんと聞き取れない。

カカシははぁ、と小さくため息をついて腕組みをした。




(イルカ先生、もっと感情を露にする人だったら…)

(いっそ、もっとオレを縛りつけるくらいの人だったら…)


はっきりしないイルカの態度に、現実離れした台詞すら浮かんでくる。

そして、カカシは、脳裏に、鞭をもったイルカが蟲惑的な笑みを浮かべて立っている姿を思い描いた。



『カカシ先生、覚悟してくださいね』

鞭がしなり、くぐもったカカシの声が、カーテンを閉めた小さなアパートに響く。

『貴方がいけないんですよ…俺のいうことを聞かなかったから…』

鬱蒼とした声が、天から降ってくる声のように聞こえる。

『すいませんでした』

『分かってるならもう二度と俺の言うことに逆らおうとしないように』

鞭が的を外れ、ちゃぶ台に当たって、ぴしり、と音を立てた。

『貴方は…俺のものです。そして、俺は貴方のものです。分かってますか』

『はい…―――』

カカシはハァハァと荒い息を吐きながら、乱れた髪の合間から、イルカを見上げた。

『イルカ先生…貴方の言葉は重い』

『恋人同士ならば、お互いがお互いに、従順でありましょうね、カカシ先生』

イルカはにっと笑うと、鞭を放り出し、カカシの前に膝立ちになって、ついっと顎を取ると、まるで神聖な儀式であるかのように口づけた―――

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暗い話ですいません。

イルカ先生にだったら私だって鞭で叩かれても全然平気…!むしろどんどこい…な人に捧げます。
イルカに殴られているカカシとか見るの…好きだったり…。



やりすぎました楽しかったですすいませんごめんなさい。

なんでも謝れば許されるってもんじゃないぞ!!(←神の声)

…ですよね。反省します。これに懲りてもうこういうマニアックな絵は描かないようにしま…できるかな?(謎)

あとムフフは五回です。リクエストありましたら、掲示板か拍手、メールでどうぞ!








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