13.
『I'm sorry, but I want to enslave you, and fuck your mouth, your dick, your ass, your nipples and your heart.』
息子の前で,息子が惚れた少年を犯す.その快感に酔いながら,言葉どおり指で尻を割り広げ,乳首を抓み取り,耳朶を噛む.生まれて初めて受ける性感への刺激に,扇ははじめ狂ったようにもがいたが,スタンガンで出来た火傷を乱暴に擦られると,恐怖がぶり返したのか,すすり泣ながらも抵抗を止めた.
ジヒョンは少年の白い首や柔らかな頬に,容赦なく歯型や爪痕を刻んでいく.続いて胸,腹,腰を,びっしり痣で埋め,最後にお尻や内股には思い切り歯を立て,肉を食い千切らんばかりに引っ張る.あのチンピラ達とどちらが残酷なのか解らない.
腰の抜けた扇を壁に押し付けたまま,女の艶めいた唇は幼茎を咥え込み,指で肛孔を弄くりながら絶頂へ導いた.まだ精通を迎えていない未熟な身体に幾度も気をやらせながら,飽きるまで口淫に耽る.
イルファンはむっつりしたまま,母の引き締まった尻と,扇の虚な眼を交互に見ていたが,最後に堪え切れなくなって言った.
『母さん.Oogieが壊れる!』
『あは…ごめんごめん. Are you alright Oogie?』
何がAlrightなものか,タイルの床に崩れた扇の身体は,骨を抜き取られでもしたかのように,ぐんなりしている.ジヒョンは薄く笑うと,少年の臀部を押し上げて,息子に差し出した.
『本番よイルファン.二人でevilの大物を攻略しましょ?今度は負ける心配ないわよ』
『俺は…こんなことがしたかった訳じゃ…』
『するの?しないの?最後のチャンスよ.私だけで貰ってもいいんだから』
脳裏を,扇の不安そうな表情が掠める.イルファンは唾を飲み込むと,柔らかそうな尻肉へ若い竿を押し当てた.母がよく解しておいた括約筋は,さしたる抵抗もせず彼を受け入れる.ジヒョンは満足そうに笑い,息子のより小さな幼茎を,己が秘裂に導き入れた.
嬌声が輪唱となって天井高く立ち昇り,肉と肉のぶつかる淫らな音がシャワーに混じって反響する.イルファンは遮二無二腰を使いながら,扇の半開きの口に接吻しようとし,同じ目的で伸びた母の舌と出会うと三つ巴になって主導権を奪い合った.
互いを知り尽くしている母子は,何時しか間に挟んだ少年の体調など忘れて競争を始め,幾度も体位を変えて快楽を貪り合った.とうとう拳道で鍛えた体力が尽き,ぐったりと疲れきった三人は,バスルームの床に重なったまま眠りに落ちた.
仮想世界のヒーローOogie Boogieにまた新たな伝説が加わった.お陰で,ゲーム管理会社をクラックしたハッカーが世界中にばらまいた彼の個人情報は,殆ど誰にも利用されなかった.