Presented by 少女庭園
わーい。オリキャラの悠太くんとロデムちゃんです。少女庭園のくまねこ様から、誕生日祝いにと頂きました。どうですか、豊かな胸。巨乳好きとしては堪りません。ちょっとクールな感じがするのは、ロボットだからなんです。T1000みたいに液体金属でできてます。どんな姿にも変形可能ですが、デフォルトはメイドです。この豊かな髪は、変身時に足りない体積を補う役に立つのですね。ところで悠太くんもまた幼い感じかわいいですねぇ。アホ毛がついて更にチャームに!ツボな白ソックスもちゃんと穿いてくれて…お坊ちゃん名半ズボンがまた…でも年齢は明記してませんので(しれっ)。ちなみに二人(?)のお話は少女庭園にあります。 |
「ロデムっ」 「悠太様…お怪我はありませんか」 初めの声は、小さな男の子。細かに膝を震わせて、言葉と共に不安な視線を上げている。答えたのは、武器を手にした娘。西欧の小間使い風に身を装い、豊かな長髪を三編に垂らして、良家の子女のお世話役といった趣だ。 だが二人を取巻く舞台は少々きな臭い。少女の鬢を揺らす風は、微かに焦げ付いた機械油の匂いを含んでいる。さもありなん、周囲には黒塗りのセダンが数台、腹を見せて転がり、折れた配管から燃料と冷却液を滴らせ、罅割れたコンクリートの路面をしとどに濡らしていた。ガードレールの下や徐水溝には、車の色と揃えたような黒服の男達が、満身創痍の有様で倒れ伏していた。胸元や袖口から覗くシャツの布地は、いずれも鮮やかな緋色に染まり、相当な深手を負っているのは明らかだった。頭上には早くも、血の香を嗅ぎ付けた鳶が数羽、塩気を含んだ気流に載って、ゆっくり輪を描いている。 場所は、左右を山と海に面して、細く伸びる隘路。他に人気が無いのは、余程辺鄙な土地だからか。静けさの中で、千切れた車の配線から爆ぜる火花だけが、途切れ途切れの音を残している。倒れた者達からは、呻きも漏れてこない。 悠太と呼ばれた少年は、惨状を眺め回した後、ぎゅっと瞼を閉じた。 「ひどい…」 主人の漏らした痛ましげな呟きに、だが小間使いは眉一つ動かさず応じた。 「ご安心下さい。全員、心肺機能は停止していません」 「でもロデム…ここまでしなくても…」 「悠太様の安全のためです」 穏やかな口調で諭しながら、彼女は銃を掴んでいない方の手で悠太の頬を撫ぜる。手袋に覆われた指は、幼い主人の皮膚を滑り、柔らかな感触を楽しむように動いていたが、微かな擦り傷に触れて止まった。 「痛っ…」 「さきほど、銃撃を受けたのですね」 ロデムは山吹の瞳に輝度を増すと、視線は傷から逸らさぬまま、すと左腕を上げ、間を空けずに二度、引金を引く。大粒の弾丸が、倒れた男の一人目掛けて飛び、肩と、太腿に減り込んで、血煙と低い呻きを上げさせた。 「ロデム!」 飛びつくようにして、少年が彼女の腕を抑える。すると小間使いは嘘のように穏やかな微笑を浮かべ、逆らわず銃を放した。空になった火器が軽く足元で跳ね、プラスチック特有の軽い響きを立てる。両手の空いたロデムはそのまま幼い主人を抱き上げ、優しく、しかし万力のような力で羽交い絞めにした。 「悠太様、武器を持った手に飛びつくのは危険です」 「っ…だ、だって、今撃った…」 「あの個体は、悠太様の頬に傷を作りました。誘拐犯の仲間が同じ過ちを繰り返さないよう、教訓を残しておく必要があります」 「だめ、だめだったら…僕、なんともないから。ロ、ロデムは家庭用ロボットなんだから、こういうのは警察の仕事だよ。もう、傷つけたり、しないでよ」 「主人の暮らしの安全を守るのも、家庭用ロボットの仕事です。使用した銃は大口径で、殺傷能力の低い特殊弾頭を発射するモデル。その分命中した際、身体的な苦痛が大きい。ここに転がっている個体達は、暴徒鎮圧用兵器で悠太様を失神させた後、誘拐するつもりでした」 淡々とした口振りだけでは、怒っているのかどうか良く解らない。ただ、徐々に抱き締める力が増してくる。肺を圧迫されて、息苦しくなった悠太が上を向くと、黒いお仕着せ越しに、たわわな乳房が揺れ、顔一杯に迫ってくる。 「武器を奪うのは容易でしたが、多方向からの攻撃に反応速度が追いつかず、悠太様にお怪我をさせてしまいました。申し訳ありません。他にも、お身体に異常はありませんか」 「んむっ…ふっぐ……無いっ…だから、早く、救急車…呼んで…上…げ…」 「不要です。いずれ仲間が回収に来るでしょう。それより、本当に異常はないのですか?」 「無いってばっ…ぁふっ…」 更に深く両胸の谷間に鼻を埋めさせられ、少年はもう、ままやきしか出せなくなる。ロデムは返事を聞いているのかいないのか、目を細めて、もがく四肢から健康状態を計測し始めた。 と、横転した車の影から、黒服の一人が這い出し、軽く咳き込むと、血走った眼で主従を睨む。怒りや悔しさに加えて恐怖の宿った視線は、仲間をこうもあっさりと壊滅させた女の顔へと注がれていた。男の脳裏で、先程の血も凍るような体験と、現在の出来事とが、激しく鬩ぎ合っているようだった。 「よ、四菱が…こんな…化物を…」 零れたのは音量にして数デシベルに満たない呟きであったが、しかしロデムは耳敏く聞き取ると、首だけで振り返った。 「お前は、まだ意識があったようですね。可能な限りの速度で退去しなさい」 「ううっ…その喋り方、貴様が…ロボットとは…姿は、まるで人間そっくりだ…だが、そうと解った以上、恐れはせんぞ、何としても、佐藤浩一博士の息子を渡してもらおう」 「発言を許可した覚えはありません。退去しないなら、肉体器官を少しづつ、回復不能な様に破壊していきます」 冷酷な脅しを投げ付けられても、男は不敵に笑っただけで、のろのろと立ち上がる。 「しゃらくさい…貴様にもロボット三原則位組み込まれているだろう…幾らなんでも俺を殺すことはできん。それに、その子の命令には逆らえまい。これ以上傷つけることは…」 講釈が終るのを待たず、少女の紫髪が虚空に広がり、蔦のようにくねりながら、黒服へと襲い掛かった。相手は舌を縺れさせ、声を失うと、云う事を利かぬ手足を使ってなんとか逃れようと身をもがいた。だが竜胆色の一房が、するりとネクタイに巻きつき、強引な力で宙に吊し上げると、大きな弧を描いて道路の外へ投棄ててしまった。何か重いものが砂浜に落ち、不吉な響きを耳にした悠太は、何とか必死で顔をもぎ放すと、小間使い怜悧な面差しを仰いだ。 「んむっ…なに!今なにしたんだロデ…」 「道路の清掃です。大分散らかしてしまいましたから。それより悠太様。やはり心拍に異常がありますので、本格的な検査が必要と判断します。宜しいですね」 さぁっと少年の首から上が青褪める。まるで蛇に睨まれた蛙だ。少女の暖かい微笑に対して、些か不自然な表情だった。戦慄く口元が、辛うじて反抗の台詞を形作る。 「…い、嫌だ」 「必要なのです」 「い、いつもそればっかり!周りに怪我人が居るのに、そりゃ誘拐犯かもしれないけど…ロデムが傷つけたんだよ?このままじゃ…」 「悠太様の健康と安全の確認が最優先します。では失礼します」 彼女の指がいきなり、少年の背骨に沿って滑る。ひっと悲鳴を上げかけ、悠太は唇を噛んだ。ちらっと傍らに目を逸らすと、血だるまになった黒服の姿がすぐ視界に入る。 「ダメだったら!絶対ダメ!救急車を呼んで…まずこの人達を」 「理解しました。悠太様は人目を気にされておいでですね。プライバシーは大切です。では、ここを離れましょう、誘拐犯の仲間に来られても面倒ですし」 「違う違う違ーう!」 相変らず主人の要求は黙殺し、ロデムはゆっくりと膝を屈めた。たちどころに、太腿や脹脛が太さを増し、薄ら黒い毛を生やして、野獣じみた外観を呈し始める。間も無くロボットは少年を抱いたまま地を蹴ると、煤煙と虚空を横切り、山側の林へ跳び込んだ。 異形と変じた脚で下生えを踏みつけながら、歯と指と、自在に動く髪の毛を使って、てきぱきと少年の衣服を脱がせていく。 「本当に、大丈夫だったら!家に、家に帰ったらちゃんとロデムの言う通り…」 「悠太様。良い機会とお考え下さい。いずれ今後、野外で緊急の診断をする必要があるかもしれません。今日はその予行演習です」 「嘘だ!また、また屁理屈みたいな…ひっ!…あっ」 「身体の方は、準備が出来ておいでのようですね」 ロデムは歩みを止めずに、主のズボンとブリーフを一度に引き降ろすと、小さく自己主張する幼茎をつまみ出して、爪の先で軽く弾いた。 「ひゃんっ」 「基本的な生理機能が失われてはいないようです。PTSDの徴候は認められません」 「ば…馬鹿!馬鹿ぁっ…もう手、放してよ…」 「了解しました」 頷いて、彼女は立ち止まった。ぱっと両手が開くと同時に、小さな体が宙に浮く。地面に尻をぶつけると覚悟した悠太は、歯を食い縛ったが、衝撃はいつまで経っても訪れなかった。 気付くと手首や足首、太腿に、何かほっそりした繊維が絡み付いている。少女の三編が解け、海藻のように広がって、彼をふんわりと包み込んでいたのだ。皮膚を擽られるこそばゆさに身動ぎして、少年は困惑の面持ちを作った。 「な、なにこれ…?」 「ロデムは液体金属製のロボットです。手や足をあらゆる形状に変化させることは勿論、髪の毛まで高い自由度をもって操作できます」 「し、知ってるけど…でもこれ、なに…」 「細い髪繊維を使えば、より繊細かつ精密な検査が可能です。ああしたショックの後ですから、悠太様には普段に増して慎重な検査が必要と判断します」 「…え、じゃ痛く…ないっ?」 「はい」 にっこりしたロデムの表情に、再び悠太は凍りついた。一見絹糸のように綾な縛めだが、手足は鉄枷を嵌められたようにがっちりと固定され、どんなにもがこうともまるで動かない。 その間に他の髪がするすると陰茎と後孔に辿り付いて、巻きつき、滑り込み、妖しく蠢き始める。胴ががくんと仰け反って、肋の浮いた胸を弓なりに押し上げる。 「あっ…かひっ…ぁっ…ロデム、嫌、ひっ…あああっ!」 「血管の膨張率から、客観的に判断して、悠太様は嫌がっていません」 「ひゃぅっ…ふぅっ…だっ…そと、なのにっ、いけな…」 ロデムは腕を組んで、だらしなく喘ぐ少年を、宙吊りに擡げていった。 「括約筋の弛緩速度、腸液の分泌量も平均より高めですが。悠太様は、この状態を誘拐犯達に見られることを想像して、興奮していらっしゃいますか」 「してなっ…にゃぅっ…あっあっ…うっ…」 「やはり、露出狂的傾向もおありになるのですね。四菱バイオメタルのロボット開発部長である佐藤浩一博士の独り息子として、大いに問題があります」 髪の毛は輪を作って、ゆっくりと肉の幹を上下に擦り始める。一方でまた菊座を寛げ、粘膜を突付いて刺激し、内側を潤ませる。良く馴致された直腸は、軽い愛撫に答えてしとどに濡れ、あたかも陵辱を待ち侘びるかの如く、淫らに花開いた。 「ロデム…お父さんのこと…言わないで」 散々に弄られて、泣きそうになる悠太に、変わらぬ微笑みを返すと、小間使いは軽く背を丸めた。エプロンドレスがうなじあたりから二つに割れ、するりと肩を滑り落ちる。 「悠太様、準備の方は宜しいですか」 「あ……っ…」 均整の取れた女性の裸身を前に、置かれた境遇も忘れて頬を赤らめる少年。だが丸みと曲線を帯びた輪郭はすぐに変容を始め、錘のように髪の毛を巻き取っていく。 自然と引き寄せられる悠太の肩を、がっしりした掌が支えた。瞬きする間に、ロデムの姿は細身の青年へと変わっている。たっぷりとした髪の毛と大きな乳房は姿を消し、骨格が一回り大きくなり、どこか荒々しい気配を帯びていた。 猫科動物を思わせる黄金の瞳に見詰められ、少年の心臓はいっそう早鐘を打つ。 「宜しければ、ご自分で」 「…う…ん」 嫌な筈なのに、拒まなければいけないのに、催眠術にかかったように、両手は双臀を割り、さっきまで髪の毛に弄ばれていた肛腔を指で広げて、誘うように粘った音を立ててしまう。 「ロデ…ム…挿れて…中、調べ…てっ」 「お待ちください」 おねだりを受けた後の、狙い済ましたお預けの言葉。震える主を支えたまま、青年は腰を降ろし、胡座を掻く。 「最後までご自分で。その方をお好みでしょうから」 「ふぅっ…んくっ…んっ」 一端呼び覚まされた疼きを鎮めたければ、言われた通り、自分で拷問具へと腰を落すしかない。芯に当るロデムの器官は、以前と比べ、また少し太くなっていた。液体金属のロボットだから、本来サイズなどどうにでもなるのだが、悠太が挿れるのに苦労するよう、わざと仕向けているのだ。 裂けてしまうのではとの恐れから、入り口に宛がったまま躊躇っていると、肩を支えていた手が離れる。自重で下半身が一気に沈み込み、深々とロボットのそれを咥え込んでしまった。 「うわぁあっ!!あっ!」 「大きな声を立てると、本当に誰か来るかもしれません」 「んっ……んっ……」 「そう。ではどうぞ、自由に動いてください」 「はひっ…はっ…んっ…」 筋肉質の首筋にしがみ付いて、リズミカルに腰を揺する。勿論ロデムはぴくりともしない。快楽も苦痛も感じ無いのだから当然だ。少年が奉仕している相手は、生命を持たぬ大理石の像と同じなのだ。 自らの齎す刺激から逃れようとするかの如く、悠太の上半身が青年の胸板から離れる。と、ロデムの指が伸び、非難するように二つの紅い胸飾りを摘んできつく捻り、甲高い悲鳴を引き出した。 「警告にも係らず、大声を立てるのですか。ロデムは、悠太様がもっと理知的な行動を取ることを推奨します」 「でもっ、むねっ、むねがぁっ…ぁっ…ロデっ…も…」 訴えの中途でまた乳首を抓られ、陰茎には触れられてもいないのに、射精してしまう。六つに割れたロデムの腹が量の少ない迸りを受け止める。 「悠太様、お身体は健康なようです」 「…じゃ、あっ…降ろし…て」 「ご自分で」 「動けないっ、のっ…」 青年は微笑むと、汗に濡れた主の前髪を掻き揚げ、額に接吻してから、今度は自ら腰を動かし始めた。潤滑液が粘膜と金属の擦れ目で淫靡な音が溢れる。肉人形となった小さな肢体は仔鹿のように、繰り返し繰り返し腰を跳ね上げ、度毎に一層深々と、凶器に貫かれた。 「ひっ!あぅっ、おろしっ…はぅっ…」 「念の為、持久力測定も行ないます。銃撃戦に遭遇した場合、普段よりどれ程消耗するかを知ることは、極めて有用と判断しました」 だから、いつものように、体力が切れるまで続けますね。そう言外の意味を込めて、繋がったままゆっくり悠太の身体を反転させ、後背位を取らせると、再び変形を始める。しなやかな黒豹の姿へと。 獣の姿で、獣の体位で、少年を組み敷きながら、金の瞳は落着いた色を崩さなかった。気付くと悠太は四つん這いになって、雌猫そっくりの鳴き声を上げていた。白く染まる意識の隅で、少年は自分が本当に守って貰っているのか、それともただ意地悪なロボットに遊ばれているだけなのかと、何度目かになる疑問を思い浮かべるのだった。 米国ミシガン州デトロイトに本社を置く、世界屈指の精密機械産業General Machine(通称GM)のとある一室で、他社技術の取得を目的とする調査部門の代表が顔を合わせ、互いに溜息を吐いていた。 「ジェフ、その後どう。日本に派遣したエージェント達の容態は」 「思わしくないね。相変らず看護士に向って、"メイドに撃たれた"だの"メイドがピューマに変身した"だの、"メイドの髪が蛇みたいに伸びた"だの喋り散らしているよ」 「気の毒に。あれかしら。任務の前日に間違ってナットウでも食べたんじゃなの。きついドラッグの効果があるらしいし」 「かもね。どちらにせよもう彼等は使い物にならんよ。いまじゃエプロンや三編を見るだけで青褪めてガタガタ震え出すんだぜ…全く…CIA上がりも質が落ちたもんさ」 「連中だけを責めらないと思うけどね。この前上海の前進集団が送り込んだ社員は海坊主に船を引っ繰り返されたとかで、いまや丸いものを見ると、たとえ電球だろうと野球ボールだろうとチビっちゃうそうよ」 「やれやれ、四菱バイオメタルは何を隠しているのやら。それにしたって、なんだっていい加減に 「なんでも向うの通産省から聞き出した話だと、安全性に問題があるんだって」 「しかしメイドだの海坊主だの、何だか解らんものの安全性と言われてもな」 幹部社員は苦笑しあってコーヒーを啜ると、互いに肩を竦めた。 「どっちにしろ、そのメイドとやらと四六時中一緒に居る、向うの人間に同情するよ」 「全くね」 |