流れ出る液体





「あっ!あぁ…ッ」

胸の先っぽを口に含んで虐めてやると、望美はとってもイイ声で鳴く。

耳たぶを甘噛みしてやると躯をよじらせる。

指でナカをかき回すと、涙目で限界を訴えかけてくる。

何度も躯を重ねて、何度も一つになっているのに、あの行為をしようとすると、あいつは本気で俺を拒んでくる―――





初めてやったあの日。

俺は甘い声をあげて快楽に躯を震わせる望美の躯中に痕をつけるかのように、俺は望美の全身に舌をはわせていた。

「気持ちいいか?」

俺は無意識に腰をくねらせていた望美に聞いた。

「うんっ…気持ちイイ……」

消え入るようなお前の声を聞いて、俺の胸は高鳴った。

そろそろ下半身への愛撫に移ろうかと思って、俺は望美の下腹部へ舌を動かしていった。

「おへそはくすぐったいよ〜将臣くん。」

「そうか?じゃあ、こっちは…?」

俺がお前の秘所へ舌を移動させようと思った、その時―――



「えッ!?や!ちょ…イヤァッ!!!」



バシッ!



拒否の声と同時に、俺の顔へと望美の蹴りが飛んできた―――……。

「いってぇぇー!?」





その後はもう「イヤだ」の一点張り。

そんなとこ舐めるなんてありえないとか見られるのも見せるのもイヤだとか…

減るもんじゃねぇんだし、いいじゃないかと俺は思うんだが。

俺のも口でやって欲しいし。

しかし、何度挑戦してもお前はその行為だけは許してくれなくて。

俺は策略を張り巡らせた。







「ど……どうしたの…?」

縄を手にじわりじわりとにじり寄って行く俺をみて望美は後づさりしながら引きつった顔を俺に向ける。

「いや、景時の服見てたら、たまには違ったプレイもイイかな―と思ってよ。」

ニッコリ笑って答えてやると、望美の顔は更に引きつった。



やっべ。その顔もそそるじゃねーか。



「そ…それは、ナニを縛ルノデショウカ?」

「そーだなぁ…。縄は初心者だし、腕からいってみようぜ?」

俺は束ねていた縄を解いて、望美の手をとった。

「イーヤーダーーーー!!!!」

「逃がすかよっ!!」

絶叫とともに、俺の腕を振り解き逃げようとした望美の裾を掴み転ばせると、馬乗りになって自由を奪う。

そこまですればあとは簡単だ。

所詮男と女の力の差。

逃げ様とする望美の両腕を素早く縛り上げ、柱に固定する。



「ちょっ!!まさおっ…んッ」

止めろと言ってくるだろう望美の唇を強引に奪い、深く口付ける。

貪るように唇を味わい、望美の表情が恍惚を帯びた物になるのを見計らって離すと2人の唇から銀の糸がつーとのびた。

「はぁっ……」

拒絶の声とは逆の甘い声をあげるお前に俺は頬は緩む。

帯に手を掛け抜き去り、合わせを広げ、こぼれでた二つのふくらみに手を置いて揉みながら頂点を親指で弄る…。

「あぁ…ッ!!」

躯は床に預けて快感に身を任せ、喜びに満ちた声をあげる望美。

すでにその瞳に拒絶の色はなく、俺は心を躍らせる。

胸の愛撫はそのままに俺は望美のスカートを捲り、下着の上から湿り具合を確かめた。

「そろそろ…か。」

「なに…が………?」

疑問の色を浮かべる望美を横目に俺は望美のスカートと下着に手を掛け脱がせた。

そして、両足を自分の肩に乗せ高く上げさせると、そのまま顔を望美の秘所へ近づける…。

「えッ…!?イヤ――――ッ!!!!!」



ぴちゃ…



「やぁ……あ……あぁあ……っ!」

望美は今までに聞いた事の無い声をあげた。

躯を捩じらせ快感から逃げようとするお前の腰をがっちりと捕まえ、

その声を聞きたい一心で俺は、望美の秘所に舌を這わせた。

「舐めても舐めてもココから沢山湧いてくるぜ?」

「いや……!しゃ…べらっ…ないで……っ」

「奥まで舐めて全部飲んでやるよ。」



ぴちゃぴちゃ…。



俺は届く限り、奥まで舌を這わせると望美はますます高い声をあげた。

「あ…っ、ぁ、あ……も……っ」

「どうした?」

望美の訴えかけるような声を聞いて俺は顔をあげた。

「も…いれ…て………?」

涙に濡れた瞳を俺にむけて、許しを請うその声に急いで自分のモノを取り出した……。

その後はもうたっぷり御堪能したわけで。



まさか、お前からオネダリしてくれるなんて想像してなかったぜ…。

一石二鳥とはまさにこの事だな。



気絶してしまった望美の手から縄を解くと少し痕のついたその手首を舐めると次のプレイは何にしようかと考えを巡らせるのであった。





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