「欲望の深さ」







望美と一緒に町に出て、買い物を一緒にする。

買うもの言えば何時も望美に似合う物、望美の魅了を引き出す物、望美の気に入った物……。

全部望美の為のものだった。

俺がそうしたいからそうしているのだけど、望美はそのことを気にしていたらしい。

そして、ふと口に出たのはこの言葉だった。

「そんなに気にしてるなら、俺の御願い聞いてくれる?」

望美の雲っていた表情はパッと明るくなり、いきおい良く縦に首を振った。



季節は秋。

風も冷たくなってきた今日この頃。

俺と望美は縁側にいた。

天の川の側の星が尾ひれをつけて流れていく。

でも、「流れ星だよ」なんて望美に声をかける余裕は俺の何処にもなかった。

だって、俺の思考は俺の上で艶めかしく動く望美の裸体で埋め尽くされていたから…。



「乱れる望美が見たい」

俺の願いを伝えたとき、望美は顔を真っ赤にした。

口を開いて反論しようとしていたけど、俺はその唇を唇で塞いで帯の結び目を解いた

そのまま望美の身体を抱き上げ、「脱いで?」と囁くと望美は恥かしがりながらも肩から布を外した。

望美も覚悟を決めてくれた様で俺はニコッと笑ったのであった。



「んっ…あ……はぁ……」

望美の甘い吐息が俺の前髪を揺らす。

快感から逃れる様に目を瞑って恍惚の表情を浮かべる望美の顔を俺はじっとみつめていた。

右の乳首をそっと掴むと目をぎゅっと瞑る。

先端に爪を食い込ませると眉をひそめて、声をあげる。



可愛い望美。

俺のお姫様…。



大好きな望美の表情を一つも見逃したくなくて、俺は望美が俺の頭にしがみつく事を拒んだ。

その方が望美は楽なんだろうけど…ね。

「ヒノエ…くん……」

懇願するようなその声に俺は苦笑する。

「今日はダメだよ。ほら…もっと動かないとイけないよ?」

そういって望美の腰を掴むと大胆に腰を動かす。



今日は望美に乱れて欲しいから。

まだ俺の知らない望美をもっと見せて?

俺の満ちる事の無い欲望をもっともっと欲させて。



下半身は熱く内部は溶けてしまいそうな熱を発する。

でも上半身に感じる風は冷たく、温度差を感じさせる。

「ヒノエくん……ヒノエくんッ!!!」

徐々に動き出した望美の腰が大胆に動き出した頃、俺の肩に置かれた望美の手が爪を立てた。

喉から出る望美の声も間隔が短くなり、絶頂が近い事を伝えていた。

俺も望美がピンポイントでイイところを攻めるから、切羽つまっていて……。

「……望美ッ!」

今日初めて望美の胸に顔を埋めると望美がぎゅっと抱き着いてきて、そのまま一番深い所で繋がった。

「あぁぁ………ッ!!!」

「くッ…」

絶頂が2人を襲った。





気を失った望美をそっと抱きしめ、もう一度御湯につかる。

かいた汗やドロのついた身体をそっと流してやると望美が少し身動ぎをする。

その動きが可愛くて俺は思わず接吻を贈った。



もっともっと君を知りたい―――







久しぶりのヒノエくん★
エロ万歳!すらすら書けました(爆)
甘いエロって久しぶりな感じがします。


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