*no
title*
「中丸のバカッ!!」
「亀もバカだろ」
ひとつの部屋から争い声。
周りにいる4人は、“もういつものこと。”とでも言うように呆れた視線で2人を見てる。でも、その中にひとつだけ2人を睨みつけるような視線。
ここはKAT-TUNの楽屋。今争ってたのは『K』こと、亀梨和也と『N』こと中丸雄一。
「仁ー!中丸がいぢめるぅー!!」
んで、亀が泣きついてきてるオレは『A』こと、赤西仁。
「ねぇ、仁。助けてよぉ!」
オレよりひと回り小さい亀が潤んだ瞳でオレを見上げてくる。いつもオレは亀にこれをされると逆らえなくなる。
そう、オレは亀のことが好き。この気持ちに気付いたのはKAT-TUN結成をしたくらいから。オレはずっと亀が好き。
でも、亀の気持ちは…知らない。いや、知りたくない。
だってこれは絶対に、叶わぬ恋だから…。
「おい、中丸。その辺にしといてやれよ。」
「チェッ。仕方ない。ここは仁に免じて今日は、諦めてやるよ。今日は、ね。」
「中丸のバカ!」
亀と中丸のケンカが終わってホッとしたのも束の間。やっぱ恋の女神はオレに微笑んでくれないみたい。
「亀梨君、中丸君。雑誌撮影入ってくださーい。」
オレは少しでも多く亀と同じ時間を過ごしたいのに、最近離れることばっか。一週間、聖から聞いたあの知らせの日から。
「おい、みんな聞ーた?亀梨と中丸、付き合いだしたってよ!!」
聖の口からその言葉を聞いたとき、自分が壊れるかと思った。もう、自分でも押さえきれないくらい亀の事、好きになってた。だけど、どうにもならない想いを捨てきることもできず、今まで通り、亀の友達として付き合いつづけてきた。
だから、今日みたいな事があると、今まで抑えてきた、感情の糸がプツンと切れてしまいそうで怖い。
「撮影終了!仁ー、帰ろー?」
「うん、わかった。今、行くー!」
オレの今の時点で最後の救いは、亀と一緒に帰れること。だけど、亀の口から出てくる話題は中丸のことばっか。
「んでさ、中丸のバカが…。」
もう、亀の口から出る言葉にオレは耐え切れなかった。
「…れよ。」
「え?」
「黙れよ!んだよ、いつも中丸のことばっか!そんなに中丸がいーの?! オレだって…オレだって亀のことずっと前から見てんのにっ!」
「え?なに?どーしたの、じ…んっ。」
わけがわからない様子でうろたえる亀の口を、唇で塞ぐ。
「ん…はっぁ…。」
ときおり亀の口から漏れる息に、オレの理性はどんどん掻き乱された。強引に亀の口をねじ開け、舌を入れる。同時に手で亀のアソコに触れる。
「やっ…ぁ、ん…っぁ…。」
亀の敏感な身体がビクンと跳ねる。
「なに?亀。感じちゃってんの?」
「違っ…ぁ…やぁ…。」
「否定してる割には、ココはずいぶん感じてるみたいだけど?」
指先で亀のアソコを撫でまわす。
「あっは…じ…ん、やめっ…」
「いやだね。亀が感じてんのに嘘つくから悪ぃんじゃん。お仕置きだよっ。」
そう言うと、さらに、早く激しく指を動かす。
「やぁぁ…ん、はっぁ…ぁっ」
長い時間、同じ場所に愛撫を続けられ、亀も限界まで達しかけていた。
「仁…ぁっ…もっ…ヤ…だ…」
「亀、入れてほしいの?じゃ、亀のその口でお願いして?」
「…ヤっ…だ…」
「じゃぁ、お仕置きの続き。お願いするまで入れてあげないよ?」
服の中に手を入れ、突起している乳首をクッとつまむ。同時に亀の身体は、電撃が走ったように、大きく波打つ。
「ひぁ…あぁ、んっは…やっ…じ…てぇ」
「えっ?何、聞こえない。もっと大きな声で言って?」
「ぁ…じん…いれ…てっぇ…」
「よくできました。」
亀のズボンの下着を膝まで下げると、亀のアソコに自分の大きく膨れ上がったものをあて、一気に腰を沈める。
「あっやぁぁ…!あんっは…ふぁ…ぁん…」
痛みと快感が押し寄せ、快感のみに変わると、また快感を求め腰を振る。
「亀、カワイイ。もっと声、出して…?」
「んぁぁ…じっ‥ん…。もぉっだ…めぇ…!!」
「…ぁ‥ん、オレ…もっ…」
絶頂に達し、2人ともが、呆気なく果てた。
「亀…ゴメン…。」
「えっ、仁…?」
仁の顔には、涙が伝っている。
「ゴメン…、オレ…自分の欲望のままに亀のこと抱いてた。亀の気持ちとか、全然考えてなかった。」
「……」
「でも、亀のこと愛しくて、中丸のものなんだって思ったら、悲しくて切なくて…。自分でも止められなかった。嫌な思いさせてホントごめん…。」
「…仁。」
ぶたれる覚悟を決め、固く目を瞑った。
「…?!」
だけど、次の瞬間、感じられたのは、ぶたれた感触じゃなくて、暖かくて優しい感触。
亀から仁へのKiss。
「…仁が…好きだよ。」
「え…?」
戸惑ってる仁に再度亀がキスをする。
「オレも、仁が好き。」
「え…でも、亀、中丸と付き合ってんじゃねぇの?」
「あれは、ただのデマ。確かに告白されたよ、中丸に。でも断ったの。“好きな人いるから”って…。そしたら中丸、“わかってる。仁だろ?フラれるのもわかってたからいいよ。でも、ひとつだけお願い。これからも、オレが好きな『仁が好きな亀』でいて?これからも友達としてヨロシク”だって。だから、オレは仁のこと、好きなまま、中丸にも変わんない態度とってきた。」
「そーだったんだ…。」
「だけど、やっぱ中丸に悪い気がして、仁には想い伝えないようにしようかと思った。けど、その方が応援してくれた中丸に悪いことしてるんじゃないかって思い直したんだ。だからオレははっきり言う。オレ、仁が好き。オレと付き合って…?」
「…うん。ありがと、亀。オレも大好き。」
その後、おれと亀は付き合いだした。中丸に報告に行ったときは、やっぱ殴られたけど、“がんばれよっ!”って言ってくれた。ありがと、中丸。
オレ、きっと中丸のこといっぱい傷つけちゃったと思う。でも、中丸はKAT-TUNメンであり、オレの親友だから。大好き、そしてごめんね…。そして…亀。やっぱオレ、亀のこと大好き。この想いは、友達としてもだし、もちろん恋人としてでも。亀にだけへの特別な思い。だから、好きっていうこの感情を大切にしながら、一歩一歩毎日を歩んでいきたい。もちろん、亀のトナリで一緒に…。
☆END☆
*麗奈チャンから一言*
初めてJ禁挑戦しました☆なんか訳分かんない文になってますね(汗)
完全な駄作です。。でもまぁ駄作なりにがんばって書いたんで感想、ダメ出しetc...貰えたらうれしいです♪