memo1 |
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ドアを開けて外に出たら、目の前に居た。 ただそれだけのことだった。 自分の世界は自分のものだと思っていた。 今の自分が行動できる範囲が限られていることは、知っていた。 興味本位で拾ったノートが、制限されていたはずの行動範囲を無限のものに変えるとは思わなかった。 まさか、飛び出した世界に立ちはだかるものが現れるとは、思いもしなかった。 「いつか出てくるとは思っていたよ」 悪人を裁くキラを悪と称する不貞の輩が。 神に反旗を向けた哀れな人間の末路を見届けてやろう。 僕は神になるのだから。 終わり |
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2004/06/09 |
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らくがき。 |
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