痴漢電車
>61氏

混雑する汽車内、小さいエド子は必死になって人ごみに押しつぶされないように耐えていた。
この国では汽車はもっとも利用の多い交通手段である。
朝のこの時間は特に利用客も多く、通称「地獄行き」と呼ばれていた。
「ガーッ、こんな時に限って寝坊するとは・・・」
いつもはこの時間を避けて早めに出勤しているのだが、昨晩はいい資料が手に入り、就寝したのが明け方近くだった。
(アルのやつ、時間になったら起こしてって言ったのに・・・。)
そんなことを考えていると、急に後ろから圧力がかかる。駅に到着し、新しい乗客が乗り込んできたらしい。
「ぐ、ぐるじい・・・」
このままじゃ、圧死するかも・・・そう思った瞬間、ふと自分にかかる圧力が弱まった事に気がついた。
押しつぶされないよう、自分に覆い被さるようにしてスペースをつくってくれたようだ。
「や、おはよう。鋼の。大丈夫か?」
「マスタング大佐だったのか・・・ありがとう。助かったよ。」
「久々に汽車を利用してみれば、目の前に今まさに人ごみに押しつぶされんとする国家錬金術師がいたものでね。
その才能、こんなところで散らしてしまうのは惜しい。」
焔の錬金術師、ロイ・マスタング。その才能や手腕を評価され、稀にみる速さで出世街道をつっぱしっている凄腕の錬金術師。
きっぱりとした性格からか部下からの信頼も厚かった。その分、敵も同様に多かったが。
「こんなところで死んでたまるか、ドアホウ」
「ほほー、せっかく助けてやったというのに・・・これはお仕置きが必要だね。」
「な、なにすんだッ」
大佐の手が器用に身体の上を這いまわる。
何とか逃れようとするが、この人ごみのなかで身動きする事は難しい上に、大佐の力が強くて腕を振り払う事すらできない。
「はぁっ・・・んぅ、大佐、こんなとこで・・・」
「ふむ、興奮してるね・・・?洋服の上からでもわかる」
大佐の指と洋服の擦れる感触が胸の突起を通して伝わり、痺れるような感覚が身体を突き抜けていく。
自分でもわかってるよ、そんなこと・・・!
大佐の手の動きは止まらないどころか、先程よりも大胆になっている。早くやめさせなければ・・・。
「んっ、んっぅ・・、いいのか、国家錬金術師が痴漢だな・・んて。しかも男に。世間はだまっ・・ちゃいないぜ・・・」
「それは君も同じだろう?痴漢されて興奮する変態錬金術師、しかも君は・・・」
『女だ』
耳元で囁かれたその言葉に耳を疑った。
そのことはアルとリゼンブールに居る二人しか知らないはずだ。
「な、んでっ・・・!?」
「ほう、ビンゴか。確信ではなかったのでカマをかけてみたんだが・・・。胸を触っただけではわからなかったのでね。」
したり顔を浮かべ、大佐はくすくすと笑う。今まで必死に隠し通してきた自分の秘密を、あっけなく感付かれてしまったことに腹が立った。
「くそッ、謀りやがったな・・・ひっ!」
こここ、こいつ、耳の穴に舌つっこみやがったーーーーーッ!!!おまけに腰のあたり、なんかあたって・・・。
それがなんなのか気がついた瞬間、急に血の気が引いた。これから自分の身に起こるであろう事態が頭の中を駆け巡る。
「本気かよ・・、や、やめ・・・ッ、離せってば・・・!」
声を出そうとしても、掠れた声にしかならなかった。
その手を逃れようと必死になって手足を動かしてみるも、恐怖のためか力が入らない。
「・・・ッ!」
「私はいつでも本気だ。変に動くと周囲のものに感ずかれるぞ。大人しく私の言う事を聞きなさい、いいね?」
大佐はそう言って、耳を愛撫し始めた。ぬるりとした感触と湿った音が耳に届く。かかる息が熱い。
「一目見たときから君のことを欲しいと思っていたんだ・・・。ただ、男か女かわかりかねたものでね。
一応、男とのセックスも勉強しておいたのだが」
「ド変態野郎が・・・っ」
「結構、結構。私は欲しいと思ったものはどんな手段を使ってでも手に入れる主義でね。君も然り、だ。」
そう言うとエド子のベルトをはずし、ズボンを太ももの辺りまで下ろした。大佐のコートに隠れてその様子は周りからは全く見えない。
そしてその指を、まだ誰にも開かれた事のないそこへと這わせていった。
最初はゆっくりと、序序に動きをつけながらそこを愛撫していく。
「あぁっ・・んっ、んっ・・・ふぁ・・・あっ」
息が荒くなり、そこが濡れ始めたことが自分でもわかる。これは生殖器を刺激された事による生理現象なんだと自分に何度も言い聞かせる。
決して大佐の愛撫に感じてるわけじゃない。じゃないはずなのに、大佐の愛撫が気持ちいいと感じている自分が情けなくて、涙がこぼれた。
「む、痛いのか?おかしいな、気持ちいいはずなのに・・・こっちかな?」
大佐はそう言うなり、なかへと指を進入させてきた。十分に濡れていたそこは、簡単に大佐の侵入を許す。
「ふぁっ・・・ちがっ・・・ひあっ、あっ、駄目っ!そこは・・・っ」
「ここか?」
「ああっ、だ、だめぇ・・・っ声、でちゃう・・・ぅ、これ以上気持ちよくなっちゃったら、俺、俺・・・!」
「それは困るな・・・、と」
汽車が大きな揺れを起こして止まった。スピーカーからやる気のない独特の声が流れる。どうやら駅に到着したようだった。
乗っていた乗客が次々と汽車を降りていく。やっと解放される・・・、と思った瞬間。
「おい、鋼の。行くぞ。」
「えっ?どこに・・・」
「決まっている、セックスしに行くんだよ。君の声を聴いたら、我慢できなくなった。」
大佐はてきぱきと自分とエド子の乱れた身なりを整え、手を拭き清めた後、ひょいっとエド子を抱き上げた。
「信じられねぇ!離せっ!大佐の、大佐のロリコン、不能、短小、早漏、インポテンツ、いんきんたむしー!」
「うぐッ!そ、それはちょっと傷つくなぁ〜。私はいたって正常な上に上手いぞ。初体験の君を何度もイかせることくらいわけない。
それに、性病の検査は月一でやってるから病気の心配もないから安心だ」
「そんなこと聞いてない!早く下ろせッ、変態!」
「変態ではない、愛だよ。愛。LOVE!好きなものを自分色で染め上げるのは男の浪漫さ!」
大佐の笑い声がホームに響く。
「もう、だめだ・・・。さよなら、俺の純潔・・・」

その後の二人がどうなったかどうかは、神のみぞ知る。




続・痴漢電車
>75氏

「あの…どうかされたんですか?」
高らかに笑うロイに抱きかかえられたまま、その腕の中で ぐったりとうなだれるエド子に、ふと声がかかった。
見れば駅員の男だった。怪訝そうにこちらを見ている。
確かにいい年の、それも軍人が、朝っぱらからまだ幼い子供を 抱き上げて声高らかに笑っているのは明らかにおかしい。
ロイが人攫いにでも見えたのだろうか。
何にしても貞操の危機から逃げ出すチャンスだ。 ロイにはいくつも借りがあるし、それでも親しい間柄だが、
貞操には変えられない。
エド子は声を張りあげて助けを求めようとしたが、 それよりも早くロイの手が口を覆った。
「ああ、また吐きそうなのかい? もうすぐの辛抱だからガマンするんだ。
すみません、私の連れなんですが、少し風邪気味だったことと 慣れない朝のラッシュに気分が悪くなってしまったんです」
ロイの嘘には迷いがなく、駅員は信じたようだった。
「ああ、そうだったんですか。確かに顔が赤いですね」
「ええ、さきほどからまた熱が上がりましてね、
体 中 ひ ど く 熱 い んですよ」
わざと含みのあるロイのものの言い方に、エド子の頬がさらに赤くなる。
それに純真な駅員はこれはいけない、と声を上げた。
「医務室にご案内しますよ。それとも病院のほうがいいか…」
「なら医務室に案内していただけますか? 少し休んで病院に行きますから」
では、と駅員が背を向けて歩き出す。
その後ろにロイは続くと、腕の中で身をねじってもがくエド子を見下ろしてニッと笑った。
「いやー助かった。少 し 休 ん だ ら 病院に行こうね」




続々・痴漢電車
>92氏

「逃げようと思うな。君の秘密と私の望みと・・・等価交換だ」
扉が閉まった瞬間、大佐はカーテンを閉め、ベットに押し倒し、くちづけてきた。
必死に口を閉じようとしたが、顎を捕まれ、無理やり口をこじ開けられる。こんな奴の言いなりにならなきゃいけないなんて・・・、くそっ!
「そんな目で見るな・・・すぐによくなる」
そう言うと、大佐はさらにくちづけを深くしてきた。呼吸をしようとするそばから舌を絡めてくるので、息ができない。
やっと解放されたかと思えば、大佐はエド子の洋服を脱がせ、自分も下着とシャツをのこし軍服を脱ぎ始めた。
ベットの脇にあるハンガーに衣類をかけ終わると、エド子を抱き起こし膝の上に座らせ、困ったように言った。
「軍服はクリーニング代が高くてね。一度皺になると、なかなか戻らないし、汚れも落ちにくいのだよ」
んなことどうでもいいっての・・・。それより俺はこの後、どうなっちゃうんだよ・・・。エド子の不安をよそに、大佐は続けた。
「わかるか?私は君に欲情している」
大佐が腰をゆすると、エド子の股間のあたりに何か熱いものがあたる。
「・・・君が欲しい。だけど君は処女だ、最初は辛い」
いつも持ち歩いているのかなんなのか、大佐はジェル状の液体が入っている小瓶をエド子に見せ、その中身を手の平にたらした。
「これは痛みを和らげてくれる上に、潤滑液の変わりになる。おまけに媚薬入り」
そう言うなり、それをエド子の股間になすり付け、そのまま指をなかへと挿入し、数回抜き差しする。
「いいいいきなりなにするんだっ!あ・・・、な、なんか熱い・・?ぁっ・・んっ」
「ちなみに超!速攻性だ。あんまり声を出すなよ。外に声が漏れたら大変だからな」
そう言って、大佐は指を動かし始めた。ジェルを馴染ませるため、何度も何度も抜き差しし、指を増やし、エド子の快感を煽っていく。
自然、エド子の腰が指の動きに反応して前後に揺れ始めた。
「んんっ、・・・ぁっ、も、もう・・・だめっ、こ、えでちゃうぅ・・・た、たいさぁ・・・っ!うぐっ・・」
「指でもなめてなさい」
大佐がエド子の口の中に指を突っ込んだ。エド子は大佐の指をくわえ、必死になって声を押し殺す。
「さてと、そろそろ・・・入れるよ」
大佐がエド子の中から、指を引き抜く。エド子のそこはジェルとエド子自身の愛液でぐちょぐちょになっていた。
「ま、待って!まだ・・・」
「待たない」
避妊具をつけ、エド子の体勢を自分と向き合うように抱えなおし、そのまま、一気に腰を進めた。
「――――――ッ!!」
あまりの痛さに声もでない。暖かい感触が、太ももを伝っていく。
「・・・っ、入ったぞ。痛かったら、力を抜いて深呼吸しなさい。そうだ、すーはーすーはー・・・」
「痛くないって言ったのに・・・」
「痛みを和らげると言ったんだ。最初だからしょうがないな・・・、軽口叩けるんだったら、そろそろ動くぞ。気持ちよすぎて我慢の限界だ」
大佐はゆるゆると腰を動かし始めた。最初はゆっくりだった動きも、徐々に激しいものへと変化していく。
媚薬の効果か、身体がなれてきたのか、痛みとは違うなにかをエド子は感じはじめていた。
後ろひっくりかえりそうになり、慌てて大佐の首にしがみつく。
「た、たいさ・・・っ、なんか・・・、俺・・・っ」
「んっ、きもちいいんな、ら、素直にそれにしたがいたまえ・・・っ」
大佐が掠れた声で、言った。
「でも、でもっ・・・、どうすれば・・・。っ、あっ、ああっ・・・な、んかきちゃうぅ・・っ、大佐っ、大佐・・・っ!」
「くっ・・・!」
身体の中で何かがはじけた瞬間、エド子はその意識を手放していた。










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