姉弟〜列車編〜
24氏

弟である、アルの体が元に戻ったのは、つい最近のことだった。俺の体はまだオートメイルだけど、アルの体だけでも戻って良かったと俺は思った。その後、アルの願いでまた旅は再開されることになった。
今度も賢者の石を求めて。俺の体を元に戻すために。

「夜行列車なんだな。これ・・・・・・・・・・・・・。」
数時間前まで居た村から出てのは、午後8時過ぎ。
なぜこんな時間に運行しれいるのかが不思議だが、明かりが灯り、夕食を配っていたの見ると、どうやら夜専用の列車らしかった。
「野宿じゃなくて良かったね。姉さん。」
「ああ。安心して眠れないからな。」
話し掛けてきたのは、元に戻った弟、アルフォンス。俺より背が高くて一言で言えばとてもかっこいい。
声も低いし、弟なのになぜかかなり意識していた。
「あれ、もうこんな時間だ。寝たら?姉さん。」
「それはこっちの台詞だ。お前こそ寝ろよ。」
「僕はまだ眠くないからいいよ。」
「なら、俺もだ。」
微笑むアルに、エドはしっかり答える。けれど実は眠いのは確かだった。
きのう徹夜したせいだろうか。
「で、次はどこに行くの?」
「イーストシティ。大佐に報告書ださなきゃ。」
「そっか。それに僕の本当の姿を見てもらわなきゃ。」
にっこり微笑んだアルだが、その思いはロイ・マスタングに対する嫉妬であふれていた。
「ははっ。大佐のやつ、アル見たらすんげー、びっくりするぜ。」
「きっとそうだね。」
本気で笑っているエドには、アルの本当の気持ちは知らない。
ただ無邪気に笑って弟を見ていた。
アルにすれば、今まで鎧だった為、姉と愛することなんてできなかった。
指をくわえて大佐と姉の交じる所を見つめるばかり。
あいつだけには、姉は渡さないと決意していた。エドワードは自分の者だと。
「アル、どうかした?」
「あ、ううん。なんでもないよ。」
首をかしげて聞く姉を愛しく思いながらも、アルはロイに対する嫉妬を大きくしながら、あることを提案した。
「ねえ、姉さん。前みたいに僕の膝に座りなよ。」
「え?」
鎧の姿である時は、いつも姉は自分の膝にちょこんと座っていた。それが懐かしくてやってもらいたいのではなく、姉を愛したいからしてほしいのだ。
エドは顔を赤くさせ、アルから目線をそらしていただが、小さく「うん。」とうなずいた。
どうやら何も疑っていないらしい。
その初々しさのような彼女の仕草に、アルは苦笑した。
「さあ、おいでよ。」
「あ、ああ。」
アルが両手を差し出すと、それをエドがつかむ。そしてアルがエドの小さ体を抱き寄せると、彼女を膝へと座らせた。
ドクン。と、エドの心臓が高鳴っているのがアルには理解できた。姉の体は温かくて、懐かしくて、愛しくて、とても良い匂いがする。
目をつぶって姉の体の感触をじっくり味わったあと、アルは周りを見る。
自分達以外には誰も居ない。扉は、先ほどトイレに行ったときに内側から閉めた。
そう、ここは自分達だけの空間。アルは、ニッと笑った。
「僕ね・・・・・姉さんのこと、好きだよ?」
「ア、アル?」
膝に自分を乗せていただけのアルが、急に自分を強く抱きしめた。
エドの顔がさらに赤くなり、頭が真っ白になりつつある。
「ずっとこうしたかったんだ。愛しているよ、姉さん。」
チュッと、首筋にキスをすれば、姉は予想以上の反応を示す。
「俺も、アルを愛してるぞ?」
弟の行為に不安と恥ずかしさに襲われながらもエドは答える。
「そう。うれしいよ。」
「んっ・・・・・・うん。」
アルはうれしそうに微笑むと、何度も何度も姉にキスを送った。
チュッと、音が何回もする。首筋ばかりに集中的にキスをするアル。
その度にエドは強い反応を示す。それがアルをさらに駆り立てる行為になろうとは知らずに。
「あっ・・・・そのだな。キスはそのっ・・・・・・・・・・・。」
「いや?」
「別に、そいういうワケでもなくて・・・・・・・・・・。」
エドはもじもじしていた。
「じゃあ、なんなの?」
「ここ、列車の中だぞ?」
「そんなのわかるよ。」
「じゃあ・・・・・・・・なんで?」
「だって、僕たち以外に誰も居ないでしょう?ならいいじゃんか。」
その言葉でハッとなり、エドは周りを見る。確かに自分達以外に誰も居ない。
「ね?」
「あ、ああ。けれど・・・・・・・お前っ。」
アルが何をしたいかは理解できる。だからこそエドはためらった。
セックスなど、マスタング大佐としかしてないからだ。だからこそ、他の人との性行為を、恥ずかしく思えたのだ。しかもその相手が弟なのだから。
「姉さんは、僕のこと嫌いなの?」
「き、嫌いじゃない!!好きだ。お前のことはっ。」
「ならいいじゃない。」
「それはっ・・・・・・・・。」
優しく言う弟に言う言葉が出てこなくなった。確かに自分は、アルを愛している。
だがそれは家族という絆で結ばれているからだ。
けれどアルは、家族、姉弟というそんなものなんて関係ないかのように答える。
だからエドは、心の準備ができていなかった。
「まあ、でも。僕はやるき満々だから。進めるよ。」
「ま、待って!あっ・・・・・・・。」
止めようとしたが、アルが太ももをじかに撫でてきた。そのなんともいえない快感に、エドは小さく言葉を放った。
「大丈夫。僕を信じて。」
「え?あ、ああ・・・・・・・。」
恥ずかしいという気持ちでいっぱいだったが、弟の優しい声の前では、そんな感情持ってても無駄だった。
アルの手が冷たかった。それ故にかなり反応を示すエド。
「姉さん、僕はずっとこうしたかった。」
「っ。」
そのうちに、アルの手がスカートをめくり始めた。路になる下着を見ながら、エドはぷるぷると震えだしたが、どうすることもできなかった。
「ずっと、ここに触りたかったんだ。」
「そ、そうなのか・・・・・・・・?」
「うん。ああ、やっと触れる。」
尋ねるエドに優しく微笑んで、アルは下着越しにエドのソコを撫でた。
「あっ。」
「すごくやわらかい。姉さんのってすごいね。」
「ばっ、ばか。そんなことっ・・・あぁっ。」
優しく中指で強く撫でると、姉はビクン!と反応する。小さな喘ぎ声も魅力的だ。
「痛くは絶対しない。優しく包んであげる。」
今度は3本指で、ソコを重点的に強く円を書くように撫でる。
時々縦に動くと、声がたくさん漏れた。
「やっ・・・あぁぁっ。」
「気持ちい?」
「いやぁっ。」
これほどまでに敏感な姉を目の前にし、アルの理性も限界に近づいていた。










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