騎乗位
>102氏

こうした関係になってからそんなに経ってはいないというのに!
エド子は自分を下から見上げ、ニヤニヤと笑っているロイを睨みつめた。
それでもロイにはエド子の眼力など効かないらしく、益々可笑しげに目を細める。
「どうしたんだ? 自分から動かないと気持ちよくなれないってわかっているんだろう?
それこそ等価交換――じゃないのかね、 『鋼の錬金術師』?」
ほら、とロイはひとつ大きく腰を動かした。
エド子は体の一部を繋がらせたままロイの上に跨っていたから、
丁度下から突き上げられるような衝撃が、エド子の身体を貫いた。
「あっ…ん!」
衝撃に合わせて小ぶりな胸がかすかに揺れて、エド子の口唇から喘ぎ声が漏れる。
そのまま2度3度突き上げられて、エド子の体が大きく反れた。
こんな体勢、本当は嫌だった。
いつもみたいに言葉で言いくるめられて肌を合わせて、その途中、
ロイは何を思ったのか、繋がったままのエド子の身体を自分の腹の上へと乗せたのだ。
話や本のなかにのみ見聞きした、自分では絶対にやらないと決めていた、
この恥かしい――一般的に騎乗位と呼ばれる――体勢にされてしまったのだった。
羞部を見られ、またロイのものを余すことなく頬ばっていることを知らしめる絶好の体勢。
しかもロイはとっくに動くことを止めてしまい、ニヤニヤとエド子を見上げている。
自分から腰を使え、とそう言っているのだ。
快感が欲しいのなら自ら動けと、求めてみろ。
快楽に溺れて腰を使うさまを見せろ――ロイはそう言っているのだ。
「くっ…」
屈辱にエド子の表情が歪む。だがそんなロイの仕打ちに、
エド子は繋がった自分の陰部がさらに熱くなるのを感じた。
男のものをとっくに咥え込んでいるというのに、物欲しげにひくついているのだ。
壊れるほどに激しい衝撃を待ち、じわじわとさらに熱を上げている――
「さあどうした? やり方はわかっているんだろう?」
いつまで経っても動こうとしないエド子に、ロイは両手を伸ばしながら語りかけてきた。
そのままエド子の乳房に触れて、ゆっくりと揉み上げる。
「ひっ…うん!」
「気持ちよくなりたいんだろう?」
ロイの指先が、すっかり固さを帯びたエド子の胸の突起を摘んだ。
敏感なそこをのの字を描くように弄ぶ。

「はっ…んッ! 大…佐…!」
「気持ちよくなりたいんだろう?」
「――っ!」
きゅうっとひと際強く摘まれて、じんじんと疼くような、
だが気持ちの良い痛みが走る。エド子は声にならない声を上げた。
それでも、足りなかった。
「…っく…」
喉の奥で声を殺しながら、エド子はゆっくりと身じろぎする。
ロイの腰のわきにしっかりと両膝をつき、両の脚にぐっと力をいれて腰を浮かす。
ずちゅ、と粘着質に富んだ音がして、エド子はぎゅっと口唇を噛んだ。
少しだけ抜けた感触。そして再び腰を落とすと、また突き上げられる衝撃が体に響いた。
「あっ、ん、ふうっ…んん!」
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ――その音とエド子の声が重なる。
徐々に激しくなるそれらに、ロイは満足そうに笑う。
「いい眺めだ」
自らも腰を揺らしながら言葉を洩らすと、ロイもまた腰を使いエド子を突き上げ、貫く。
その両眼に快楽に頬を紅潮させたエド子の顔と、お互いの結合した秘部を交互に映しながら。
「どうやらこっちのほうも覚えが良いらしいね、鋼のは」
からかうような言葉に、エド子の頬がさらに熱を帯びる。
だが腰を止めることは出来なかった。
羞恥心を煽られれば煽られるほどに、気持ちよかった。


続・騎乗位
>112氏

エド子はたまらず、ロイの胸へと倒れこんだ。自分の力で身体を支える事ができない。
なんとか安定させようと、ロイの胸に手をつき身体を持ち上げようとすると、ロイの身体がビクッと震えた。
どうやら、ロイの胸の突起にエド子の爪がひっかかったらしい。
その顔を見つめると、先程までの余裕はなんだったのか、少し歪んでいた。
「た、大佐・・・大佐もここを触られると気持ちい・・のっ・・・?」
エド子は己の腰を揺らめかせながら、ロイの胸の突起を引っかいたり、押しつぶしたりして嬲ってみる。
「そりゃあ、ね・・・、私だってこんな風に君に嬲られたら・・気持ちよくもなる・・・っ」
ロイは目を瞑り、快楽に顔をゆがめた。その顔をみて、エド子は下腹部がキュウッと切なくなるのを感じた。
「ふっ・・・ぅ、あまりキツくするな、鋼の・・・っ」
お返しとばかりに、ロイはエド子を突き上げる。たまらず、エド子は声を上げた。
「ひぁっ、あっ、ああっ・・・!だめっ、大佐っ・・・あ、も・・・いいっ、きもち、い・・もっと、もっと突いてぇ・・っ!」
エド子の中でなにかの糸が切れたのか、一心不乱に腰を降り始めた。
自分の肩を掴み、頬を高潮させ、口からは涎を垂らしている。その潤んだ瞳はロイだけを見つめていた。
「だめ、だ、今日は君が自分で動いてイきなさい・・・っ」
「や・・・、そん、なっ・・・ひどいぃ・・・ふあぁっ、ね、ねぇ・・・っ!お願いだからっ、して・・・っ、ロ、ロイ・・・ッ!」
涙をぽろぽろと流し、エド子はロイに懇願した。
一方、ロイは今聞いた言葉に耳を疑った。『お願いだからっ、して・・・ぇっ、ロ、ロイ・・・ッ!←特にココ』
エド子が、初めて私の名前を読んだ、いや、呼んだ・・・。
何度か、二人だけの時は名前で呼んでくれて構わないとエド子に言ったのだが、なかなか呼んでくれなかったのだ。
嬉しくて、ロイはそっと涙をぬぐう。
「ねぇっ、ロイ、ロイ・・・ッ、はやく・・・っ、何でもするっ、何でもするから、イかせて・・・っ」
後もう少しのところで絶頂を迎えられないエド子は、必死になって叫んだ。










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