妄想の館
>梅に失敗した953 氏
マース・ヒューズ中佐の元へしばらく音信不通の友人から連絡が来たのは一昨日の夜だった。
彼は今までの不義理を一通り詫びると、一緒に夕食はどうだろう?と誘ってくる。
特に急ぎの件もなく、調整が取れそうな日取りを伝えると電話を切った。
「やあ、いらっしゃい」
淡いブルーの部屋着を着たロイ・マスタングは、にこやかに友人を迎えた。
あの後彼の職場に連絡を取ると、ここ数週間出勤していないと言う。
有休扱いなっており書類上は特に問題があるわけではなかったが、今での彼の行動を見ると不信感がつのる。
聞けば新しい研究に着手しているとか。
「それにしたって連絡ぐらいくれたっていいだろう。心配したぞ」
「スマンな。少々手が離せなくて」
廊下を案内され、奥にある食堂へと入る。
何度か来た事があるそこは、以前とは様変わりしていた。
「……なんだこりゃ………?」
テーブルが取り払われ、部屋のまん中には椅子が一つ。
毛の長い絨毯が部屋いっぱいに敷かれている。
「おいおいおい、模様替えったって限度があるだろう。これじゃ食堂の意味がない」
呆れる友人にロイは笑いながら説明した。
「これは今日の為に用意したんだ。いつもこんなじゃないさ」
これでどうやって食事を取るというのか。確か自分は夕食へと招かれたはずだが。
「これから食事の用意するよ。お前も気に入ってくれるといいんだが。
………いや、気に入るだろう。なんといっても苦労して手に入れた珍味だからな」
ヒューズは最後のロイのつぶやきに怪訝そうな顔を向ける。
視線で説明を促しても流されてしまった。今すぐ説明する気はないらしい。
「さあ、夕食を始めようか。準備はできているかい?」
ロイの声に促されて、部屋の奥から人が出てきた。
「……!! エ……エド子……?」
奥から出て来たのはヒューズも良く知っている人物、最年少国家錬金術のエド子だった。
「なんで…お前……? どういうことだ…どうなって……」
ロイが出勤しなくなったのと時を同じくして、エド子も行方不明になっていた。
行方不明と言うのは語弊があるかもしれない。何故なら彼女は事前に連絡をしていたのだから。
『しばらく出かけてくるな』
そう彼女は最愛の弟に“電話”で伝えていた。
むろん、アルフォンスはおろか指令部の人間もどこにいるのか知らない。
「こんなところで何をしてるんだ!? アルフォンスがどれだけお前を心配してたか…!」
ヒューズの詰問にもエド子はただ笑っているだけだった。
………何かがおかしい。
エド子は笑っている。だが、その笑顔は不自然じゃないか?
どこか、こう…心が入っていないような………
慌ててロイを振り返れば、彼もまた笑っていた。
ただこちらは何かを企んでいるかのような笑みだったが。
「さあ、お客様をお持て成ししなさい。最初はデザートからだ」
「Yes,sir」
おかしい。何かがおかしい。
エド子がロイの言う事を素直に、ましてや笑顔で聞くなんてありえない。
二人の間に流れる異様な空気にヒューズは飲まれ始めていた。
エド子は部屋のまん中に置いてある椅子に近付くと、両手を合わせて練成する。
普通の椅子だったそれは、ひじ掛けと腰掛け部分が長く突き出た形に変型した。
よくみればエド子はズボンを履いていなかった。
触り心地のよい絨毯には、すらりとした素足が埋もれている。
「………!!!!」
羽織っていたコートを脱げば……下は裸だった。
下着一枚身に付けていない。
「なっ…………!」
慌ててロイを見るが、彼は先ほどの笑みを浮かべているだけだった。
驚愕で声もでないヒューズを見て笑うと、エド子は椅子に越しかけた。
長いひじ掛けに両足をのせ、秘部を惜し気もなくさらす。
無毛の幼いそこは、身体を傾けて座ったため花弁が口を開いて中が薄ら見える。
「邪魔だから下の毛は剃ったんだよ。ああ、良く見えるね。だが、このままではお客様にそこしか見てもらえないよ。……もっと深く見てもらいたいだろう?」
「はい、大佐…」
ロイの言葉に頷くと、エド子は両手を下肢に持っていった。
淡いピンク色の花弁を限界まで開くと、クリトリスや膣口がヒューズの眼前に曝け出された。
「みて…ください。俺のイヤらしく開いたオ○ンコを…。中の中まで…あっ……見て…はぁ……」
喋りながらだんだんとエド子の息があがっていく。白かった頬には赤みが刺し、
秘部にはじんわりと愛液が滲み始めた。
「嫌らしい子だ。見られただけで感じているのかい?」
「はい……。中佐に奥まで見られてる…ああ……見て……見て…」
悩ましげに言葉を紡ぐ少女は、もうヒューズの知っているエド子ではなかった。
「よく見てやってくれヒューズ。お前の為の催し物だよ」
「あ……ああ…………」
ロイが何を言っているのか脳が理解できないでいる。
ただ、目の前に晒された少女の濡れた性器を見つめるだけだった。
「さ、次は具合を見てもらいなさい。声を殺してはいけないよ。全部見てもらうんだ」
「はぁ…はい、大佐ぁ……」
抑えていた手を離すと、左手でクリトリスを、右手で割れ目を嬲り始めた。
中指でコリコリとクリトリスをいじり、溢れ出てきた愛液を指に絡めて膣口の廻りをなぞる。
「あっあっあっ……ああんっ…………」
時折出る悩ましげな吐息はヒューズの男を刺激した。
一通り入口を嬲ると、エド子はためらいもなく一気に鋼の中指を膣につき入れた。
「あああーーーーーー!」
奥まで入れるつもりなのかエド子の身体がますます椅子からずり下がって、秘部が先ほどよりも前へ出る。
幼い性器が無骨な鋼の指を銜えこんでいる様は卑猥の一言だった。
根元まで指を入れると、一息付いてから激しく動かし始めた。
じゅぶじゅぶと濡れた音が室内に響く。
いつの間にか二本に増やされた指が、秘肉をかき分けて出入りしている。
「あっ…ああっんっ……! あはぁ… いい……いいよ…… あっあっ…!」
愛液をかき出すようにつき入れ、時折かき混ぜるように動く指。自らの快楽点を忠実に追うその行動は、
エド子のこの行為が馴れたものだということを教えていた。
「ねぇ……たいさぁ………ねえ…」
「なんだね」
惚けた表情で少女が懇願する。
「むね……乳首をいじっていい……? あんっ…乳首を潰すみたいに摘んで…ああっ……あはぁ……引っ張ったり…転がしたり…あっあっ… 揉んでもいい………?」
卑猥な言葉にロイは笑顔で応えた。
「ああいいとも。存分に嬲ってヒューズに見せてあげなさい」
ロイの許可をもらうとエド子はクリトリスをいじっていた手を胸に当てた。
控えめなサイズの胸は重力に負けて脇に流れていたが、馴れた手付きで中心に集める。
手のひら全体で胸をひとまわり揉みしだいたあと、親指と人さし指で挟むように乳首を持ち上げた。
そしてその間で押しつぶすようにひねる。
「ああああ……っ! ああっああっ… イタいっ…痛いよっ……!俺の…あっ…イヤラシイく立ってる乳首がイタいっ… 痛いのッ ああっあっ……!!いいっ……!あんっあんっ ダメぇっ……いくぅ……!」
「痛いのがいいのかい?」
「いいっ……いたっ……痛いけどっ……すごく、いいよぉ……!」
痛い痛いといいながら膣を嬲る指を激しく動かすエド子の痴態にも、ロイは表情を変えることはない。
ヒューズが息を飲んで見入る姿を、ただ、微笑みながら眺めているだけだった。
「あっあっあっ………いくぅ…いっちゃうっ………あああーーー!!!」
一際高い嬌声を上げてエド子は達した。
指をくわえこんだままの秘花は小刻みに痙攣しながら愛液を吐き出し続ける。
「イったのかい?」
「はっはっ…はっ………。は、い…指を2本くわえこんで……嫌らしい言葉を言いながらイキました……」
その言葉にロイは満足そうに笑った。
「よくできたね。
どのくらい濡れたのか、そのはしたなく濡れた紅い花弁を開いて、ヒューズに見せてご覧」
嬉しそうに頷くとエド子はロイの言葉にしたがった。
落ちかけた身体を支え直し、興奮して充血した花弁を開いてヒューズに見せつける。
「中佐…。俺の、ここ……濡れてるのが見える……?」
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