腹黒アル子
>291氏
ボクの病気が完治したら今度は兄さんが倒れてしまいました。
多分原因はあのディープキス…だと思います。ごめんね、兄さん。
悪いと思ったから看病は付きっきりでしっかりとやってあげました!!
看病という名目で口移しでお薬飲ませてあげたり、お水飲ませてあげたり、
看病という名目で寝巻を脱がせてタオルで拭いたり、触ったり
看病という名目で寒いでしょ?と湯たんぽ代わりに一緒に寝たり、抱きついたり、
看病という名目で意識ない兄さんの肌を堪能したり
始めは風邪が移るからと嫌がっていたけど、ボクには免疫が出来ているから大丈夫!!
と半強制的に実行していたら、そのうち大人しくされるがままになりました。
ここまで一生懸命看病してるのに中々完治してくれなくて、兄さんずっと微熱が続いていた。
それでふとボク考えたんだけどね…
微熱がひかないのは、体に熱を溜めているからじゃないのかな?って。
男の人の熱っていえば…やっぱりアレだよね。聞いた話によると出さないでいるのも体によくないんだって。ここは1つ兄さんの為にもその熱を放出させて楽にしてあげなきゃ。
これも兄さんの為。そう、兄さんの為なんだよ!やましい気持ちなんてこれっぽちもないんだよ!
兄さんに口移しで薬を飲ませた後にちょこんとベッドに飛び乗って恥ずかしそうに尋ねる。
「ねえ、兄さん。ひとつ聞きたいんだけどね…病気で寝込んでる間一度も、あの…抜いてないよね?」
「…ん、何が?」
「ええとね、1人エッチして出してないよねって…」
ごふ!ってなんか吐くような音が聞こえたけどこの際無視して一気に捲し立てる。
「兄さんボクね熱が引かないのはその所為だと思うんだ!
ここはぱーとボクをおかずにしていいから出しちゃいなよ!!」
「な、な、何言ってんだよ!アル!!」
「ボクじゃおかずにならない?」
「そうじゃなくて!」
「わかった…じゃあ、ボクがやってあげるよ!」
有無を言わさず布団を剥ぎ取り、兄さんの寝巻に手をかける。
慌てて兄さん寝巻を掴んで、「わかったって、何がだよ!」と脱がされるものかと必死に押さえる。
兄さん中々強情だね。でもボクここで退くつもりはないよ。
「アル!大丈夫だから、やめろ!」
「駄目だよ!ボクは早く兄さんの熱を下げてあげたいんだよ!!悪足掻きはやめてじっとしてよ!」
「自分で出来るから!!」
「兄さんは病人なんだから楽にしてて。これも看病の…そう!看病の一貫なんだから!!」
兄さん熱の所為か頭がちゃんと働いていないみたい。
看病の一言で大人しくなった。今まで看病と言う名目で色々やっていたのがよかったんだね!
パブロの犬ってやつ?ちょっと違うかな?
その隙をついて下を脱がせ、ついに目的地に到達した。
今までここのお世話だけはさせてもらえなかったんだよね。
ボクは兄さんのお世話す・べ・て やってあげたかったから尿瓶まで用意していたって言うのに!!
はじめてじっくり見たそれは、子供の頃にお風呂で見たモノとは違っていて。
うん。ちゃんと成長してるんだね。ボク安心したよ!
でも…これってどうすればいいんだろう?フェラチオって聞くけど…
流石に看病でお口使うのはまずいよね。
じゃあパイズリ?素股?ボクのこのボン、キュッ、ボンの体ならそれも簡単に出来るだろうけど、やっぱり看病でそれはまずいよね。
と言う事は手か。でも…もし…そこを弄んでも何の反応も示してくれなかったらどうしよう…
それがあったから今まで直接手出ししなかったんだけどさ…いちかばちかだよね。
兄さんの足の間に陣取ってそこにあるモノに手を伸ばす。ふにゃふにゃだ。
これが硬くなって勃起するって言うんだから。人体の神秘だよね〜。
興奮して血が集まるとそうなるらしいんだけど……
その反応をさせたくて ボク、裸見せたり、胸押し付けたり何度も試したけど、無駄だったんだよね。あ、悲しくなってきちゃった。
けどね…男の人のここは別の生き物って言うじゃない?他人に直接触られれば…ねえ?
根本から先の方に指を這わせていく。
ええと、ここが陰茎でここが亀頭だっけ?
つい真剣になちゃって兄さんが小さく震えて唸っているのにも気がつかないでいた。
研究心も手伝って色々いじっていたら手の感触が変わってきた。
あ、少し硬くなってきたんだ。よしもう少しだ!よく反応する所を最後の仕上げとしごいてみる。
……うわ…凄い。兄さんのモノがゾウさんみたいにパオーンって。ついに、ついにやったんだね!!
たったよ、たったんだ!ボクがこの手でたたせたんだ!
よかった!兄さんは不能じゃなかったんだね!兄さんもちゃんとした男だったんだね!!
「アル、もう…やばい…手え離せ!」
「兄さん、我慢しないで出しちゃいなよ!」
「ちょ…?!うっ!!」
体が震えて、え?と思ったときにはボクの手が白く汚れていた。
これが精液?よかった!兄さんのこれはちゃんと機能してるんだね!完治したらお赤飯だ!
「うわ…出た。凄い〜!」
ボクも興奮していたみたいで下がちょっぴり熱くなってきていた。
このままHになだれ込めるんじゃないかとちらりと兄さんの顔色を窺ったら、ばたんきゅーてなっていて。
なんか顔が土色になっている…
あ!布団剥いで、下は裸だったから、体冷やしちゃったんだ!
やばいな〜兄さんが病人だって事も、これは看病の一貫だって事も綺麗さっぱり頭から抜けていたよ…
「に、兄さん!ごめんね、大丈夫?!」
「…だめ…」
兄さんこの後また熱あがって数日間寝込みました。おかしいな〜ちゃんと熱を搾り取ったのに…
何でだろ?ねえ?
……えへへ……ボクのせい…かな?
ごめんなさい〜! もう病気の兄さんを襲ったりしません。(多分…)
おわり