君の名は
>963氏
【注意】アルフォンシーネ有り
「あっ……隠れてろよアル」
「え?」
後に隠されて、当惑するアルをよそに、エドは目前にせまる人物を威嚇し続ける。
「やあ、鋼の、それと……アルフォンス君。いや、Msアルフォンシーネ」
「てめえ、人の妹の名前気安く呼んでんじゃねえよ!」
「ちょっ、兄さん、失礼だよ。あ、お久しぶりです大佐」
「大佐などと堅苦しい、ロイと呼んでくれたまえ」
「そんな……目上の方を呼び捨てになんか出来ませんよ」
「じゃあ、せめてファーストネームで呼んでほしいね」
「じゃ、じゃあロイさん……」
満足げに微笑むロイに、頬をほんのり赤くするアル。そんな2人に、エドは青筋を立てて
「おい大佐! 呼び止めたからには用があるんだろうな!」
と、不機嫌丸出しで、大佐に詰め寄るのだった。
「ああ、実はね……」