兄の屍を越えてゆけ
>207氏

弟のアルフォンスが妹になった。ちょっとどころではない事故だ。
当初は取り乱して大変だったけど、最近はやっと普通に口を聞いてくれるようになった。

そんなある日のこと。

「兄さーん。石鹸きれてるから持って来てー。」
風呂場から聞こえるアルの声。
弱ったな。風呂ってことは裸じゃないか。
「兄さんってばー!」
再度呼ぶ声に我に返る。
「あ、あぁ。今もっていくから待ってな。」

あらぬ妄想から引き戻されたオレは風呂場に向かった。
「アルー。石鹸持って来たぞ。」
「ありがとー。って何で兄さんも入ってるのさ!?」そう。
アルが風呂に入ってるのをいいことに風呂場に突入したのだった。
「たまには兄弟のスキンシップをだな・・・」
言いかけたところで熱湯をぶっかけられる。
「そんなスキンシップいらないよ!」
「安心しろ、サービスみたいなものだから。」
「・・・」
「何ならオレの体で隅々までアルを洗ってやる!」

がこんっ。

やたら景気の良い音が風呂場に響く。
風呂桶で頭を強打されるがめげない。
アルにボコられるのは今に始まったことじゃない。

「恥ずかしいか?」
「・・・あたりまえじゃないかっ。」

湯の熱と恥ずかしさで蒸気した肌のアルはいつも以上に可愛い。
丸い肩や尻も、発展途上の胸も細い腰もすべて桃色に染まっている。
堪らなく官能的な光景だった。
「じゃあ体洗うからな。」「えぇ!?ち、ちょっと待って・・・」

喋り終えないうちに泡だらけにした自分の体にアルを抱き寄せる。

「ねぇ、やっぱり恥ずかしいよ!」
「ほら、暴れるなよ。」
腕の中でもがくアルの背と腰をしっかり押さえ、アルの胸に体を擦り付け揺り動かしてみた。

「やぁっ!兄さんやめて、普通に洗ってよ!」

制止の言葉も聞かず、激しく体を揺すり続けた。

「あっ!あぁっ!!」

感じ始めたのかアルの目がとろんとして、小刻みに喘いでいる。
胸は弾けるようにぷるぷると揺れて、オレのものは一層硬くなった。
アルの小さくて柔かだった胸の先端がこりこりする。オレの平たい胸に当たって気持ちいい。
揺れる乳房の先端をきゅっと摘んでみる。
「ひゃうっ。」
驚いたアルの体が一瞬こわばったあと、オレにしがみついてきた。
「次はここ洗おうか。」
そう言いつつ、まだ幼いアルの割れ目に手を伸ばす。
にゅるっ。

「ひゃぁぁっ」
指を一本挿れたが案の定きつかった。

「凄いな、全然触ってなかったのにもうヌルヌルしてるぞ。」
「変なこと言うなこのバカ兄!」

背中をばしばし叩かれたけど痛くない。
可愛い抵抗だった。

「そんなにオレを煽るなよ。やりたくなるだろ。」
既に充分濡れているそこに指を増やして掻き回してやった。
「あぁっ・・・やぁ・・・!」

ぐちゅぐちゅと湿った音が響き続けた。

「もうそろそろイキそうか?」
「んっ・・あああぁんっ」
秘部をぐちゃぐちゃに濡らしたアルはかくんと膝をついてしまう。
「もうそろそろ挿れてみるか?」
「いやっ!」
「でもそのままだとしんどいだろ?」
「うぅ・・・。」

少しの沈黙。
埒があかないのでまた殴られるの覚悟で切り出してみた。
「なー、たのむー。一回でいいからやらせてくれよー。」
言いながらどさくさにアルを押し倒す。
「あーもー!情けないったら!いい加減にして。」
「お願いだー。兄ちゃんもう我慢できん!」
アルの胸に擦り寄って懇願してみる。
必殺泣き落としの拝み倒し。


・・・
長い沈黙の後。


「痛くしないなら・・・いいよ。」
ちょっと拗ねた表情で言い放った元弟は最高に可愛かった。

ヤバイ。手加減はたぶん、できない。

「アル・・・それじゃいくぞ。」
足を割って体を近づける。先程の行為で濡れた秘部がぴくぴくしているのがそそられた。
「そんなじっと見ないでよ。」
隠そうとする手を頭の上で押さえ込む。そして花弁を指で開いて、秘部の一番敏感な場所に口づけた。

「ひゃうっ。」
アルの体がびくんと跳ねる。そうとう刺激が強いらしく、少し荒い息遣いが聞こえてきた。
もともと感じやすいのかアルの反応は凄かった。
溢れ出す愛液を掬い取り、喘ぎ声に煽られて無我夢中に秘部にむしゃぶりつく。

「兄さん・・・も、もう・・・。」
「我慢できないか?」
「ぅん。」

色っぽくおねだりされたらこっちの我慢もきかなくなった。
焦らすのはもう限界だったのでアルの両足を掴んで持ち上げる。
「ひゃっ。こんな恰好恥ずかしいよ。」
「いい眺めだぜ。」
「バカ・・・っ。」

「入れるぞ。力抜いておけよ。」
痛い位に勃起したものをアルの入口に押し当てた。
「ひぅっ。」
短い悲鳴が聞こえた。
アルもつらいのだろう。
ぎゅうぎゅうに締め付けてくるが、それでも中は熱くてとろけそうな程気持ち良い。

「痛くしないで・・・って言ったのにっ。」
「初めてでそいつは無理な注文だな。」
「ヘタ!兄さんのインポ!」
「!!!」
「・・・生意気な口を叩いてると・・・。」
「うぁっ!?」
先程の言葉に少しむきになりつつ、激しく腰を打ち付ける。
「ぁっ・・・ああぁっ!」

追い撃ちをかけるようにアルの胸を揉み、固くなった乳首を吸い上げる。

為す術もなく揺さ振られるアルの秘部から、またじんわりと愛液が溢れ出てきていた。

「乱暴にされる方が感じるんだな、アル。」
「そんなことないっ・・・!」
強がっているけど体は正直とはよくいったもので、オレとアルの結合部は愛液でびしょ濡れていた。

「そろそろイクぞ。」
アルの腰を掴み上げて子宮に当たる勢いで突き動かした。

「んぁ・・!」

中を突くと同時に肉芽の皮をむき、無防備なそこを更にこねたり擦ったりと刺激を与えてみる。

「うぁっ・・・はうぅ・・・ぅんっ。」
断片的で控え目だった喘ぎが少しずつ高く、小刻みなものになっていくのがわかった。
実を言うと挿入時からアルの強い締め付けで我慢は限界に来ていた。

「もう限界かもな。」
一言呟いて、仰向けになっていたアルの体を抱き上げ、肩につかまらせる。
「ぃっ・・あぁっ!」
さっきよりずっとアルの奥深くまで入れる体勢。
腰をしっかり固定し、体を密着させた状態で下から突き動かす。

必死な表情でオレの首筋に顔を埋めて、肩越しに見える横顔に今更どきどきした。

「あっあっあぁっ!!」
目を見開いて、よがりまくっているアルを抱きしめて中を突き破る勢いで更に腰を動かした。

「ぃっ・・・っぁああああぁぁ!!」
絶叫に近い喘ぎを最後に、意識を失ったみたいだ。
それを見て気が緩んだオレは、無理矢理せき止めていた精を大量に中に放ってしまっていた。


「・・・まずいな。」
脚の間から流れだし、白い太腿を伝う血混じりの精液を見て我に返った。
我に返った後、夢中でアルの体を洗い流した。
それはもう証拠隠滅くらいの勢いで。

しかし、アルの秘部に指で精液を掻き出しているところでばれた。

「何てことしてくれたんだよ、このバカ兄!!」
「良いじゃないか。よし、こうなったらオレの子を孕むんだ。そして・・・」

どごっ。

またしても言い終わる前にみぞおちに一発くらった。キレの良い一撃だった。

「ふざけるな!!!」
そう言い捨て、肩をいからせ風呂場を出ていく。

オレは起き上がれないままその勇ましい後姿を見送ったのであった。

了。








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