お願い
>569氏

持っていた本が驚きの為に床に落ちる。
その驚かす原因の言葉を出した本人は、にこにこと笑いながら指先でスパナを回している。その手は自分の手の大きさと変わらなかったはずなに、今は随分と差ができてしまったようだ。
「何を言ってるんだウィンリィ?」
エドは再度返事を待つ。
「だから女の子のアソコ見せて欲しいって」
そんな機械鎧を見せてもらうように、簡単に言わないで欲しい。
「イヤだ」
ぷいっと横を向く。その態度にブーイングが出る。
「何回もお風呂に一緒に入った仲じゃんか」
確かに異性の幼なじみのウィンリィとは、お風呂に入ったりしていた数年前までは。
そして親とかに隠れてエロ本なんか一緒に見ている。
「知らん」
「だって本とかじゃなくて、実物見てみたいでしょ」
床に落ちた本を拾う。無視してそこから離れようとする。
「それじゃぁアルにでも頼もうかな」
ばさり。
また本が床に散らばった。
「なっ何を言ってるんだよ!!」
焦ったように詰め寄るエドに、ウィンリィはにやりと笑う。
「だってエドが見せてくれないんでしょ」
スパナが鼻先に当たる。
「アルなら見せてくれそうじゃない」
その言葉に考える。
1つ下の妹はそういうシモな事に興味がない。というよりも目に入れさせないように再三注意をしてきた。そのおかげか無垢で動物好きな姉としてひいき目で見なくても、可愛い妹だった。
年の割に大きい胸とか細い腰とか、頼まれればあまり考えずに簡単に見せてしまうだろう。
それはダメだ!!
まだ自分も触れてないのに他人、ましてや男なんかに触れさせるのはダメだ。
「…見せてやるよ…」
睨み付けながら先ほどのお願いを了解する。
「エドは優しいから好きだよ」
ウィンリィが近付きおでこにキスをする。
その身長差もむかつく。
「下着脱いでここに座って」
ぽんぽんと作業台を叩く。
エドはだまってベルトに手をかけた。






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